〈本〉最新マーケティングの教科書2020
マーケティングとは..
消費者の潜在的で本質的なニーズについて正しく理解し、それに適合した製品やサービスを生み出すことで新たな需要を喚起し、消費者を「顧客」に変えて長期的で安定的な関係を構築することにある。
本雑誌の項目は以下の通りとなっている。
本記事ではKey Wordの中で気になったものを数個取り上げていく。
1. Trend分析
2.key word
3.先端技術
4.先進企業ケーススタディ
5.海外最新情報
・ファンベースマーケティング
世界観(ディズニー、apple)や人物をアイコン(指原のコンタクト)として軸に立てて、サービスを共感してくれるコアなファン層をまず獲得する。
コアなファン同士で盛り上がれる機会を作り、そこから確実に収益を獲得し、そこからの拡散を期待する。
最初にコアなファンを100人作ることが重要とされる。
・CDP/DDP
Customer Data Platform / Device Data Platformの略
CDPは個人情報を集め、格納し、活用を可能とする。 → 顧客データ
DDPはIOTデバイスからのデータを集め、格納し、管理できる。 → デバイスデータ(車など)
DMPとの違い
DMP (Data Management Platform)は広告・マーケティング施策のためのデータマネジメントツールに対し、CDPはより広範な企業活動を顧客データ起点で支援する。
・情報銀行
本人が同意した一定の範囲において、本人が信頼できる会社に個人情報の第三者提供を委任するというもの。
課題は2個ある。
1個目は訴求力のあるサービスの創出。ポイント還元とか意外で、個人情報提供の見返りとして何らかのサービスを享受できるようにする。
2個目は共通のデータフォーマットやAPIなどの構築。各企業仕様がバラバラなので共通アーキテクチャーを定められれば、情報銀行と連携する企業は情報銀行を活用しやすくなり、普及を加速させる可能性が高い。
・ネイティブ広告
Web サイトやアプリのデザインや内容、プラットフォームの動作と連動しており、ユーザーが違和感なくサイトの一部と感じる広告を実現する方法。
米国のインテラクティブ広告協会によるとネイティブ広告の手法は
#インフォード型 → Facebookやtwitterなど間に挟む方法
#レコメンドウィジェット型 → 関連記事一覧の中に入れる 日経電子版など
の6つに分けられる。
ネイティブ広告はステルスマーケティングの一種との誤解を招きかねない。
・DSP/SSP
DSPはDemand Side Platformの略 → 広告主や広告会社が広告枠を買って広告配信、ターゲティングなどを一括でできるプラットフォーム
SSPはSupply Side Platformの略 → 媒体側の収益最大化を支援するプラットフォーム
DSPとSSPはアドエクスチェンジを通じてリアルタイム入札を行い、広告の表示を行う。
・チャットボット
AIを用いた対話型ロボット。顧客サポートや情報の検索といったコミュニケーションを人間に代わって行うことができる。
導入企業 アスクルのLOHACO、ライフネット生命
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