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のぞき見!夢中教室vo.13~土偶ベスト10〜

こんにちは、すみちゃんです。
伴走先生、パクチーより素敵なニュースが飛び込んできました!


こちらが伴走先生、パクチーの紹介です。

<プロフィール>
榎戸 有以子(えのきど ゆいこ)  ニックネーム:パクチー
早稲田大学第二文学部卒。2003年、大学3年の夏に戦禍のイラクへ赴き、被害を受けた現地の子どもたちとともに音楽のワークショップなどを行う。2008年にタイに単身移住。ジャズ歌手として活動。子ども3人の母で、子どもたちは不登校を経験。現在はHSP(生まれつきの繊細特性)を広める活動をしながら、「PAKCHI WORLD」という名の「自分を表現する場」を運営して、「心」「アート」「教育」の3本軸で表現サポートのお仕事中。歌手・弾き語り・作曲・絵を中心としたアートを行うとともに、ラジオや新聞などにも登壇。


そしてこちらが、今回の生徒さんです。

今回の生徒:ぐうさん(仮名)
現在小学5年生。
夢中教室をはじめて、もうすぐ1年がたつ。
歴史大好き。特に、縄文時代の「土偶」に夢中。



ーーーーー以下、パクチーより

今回ご紹介したいのは、ぐうさん(小5)。
歴史が大好きなぐうさんが、その中でも特に詳しく興味を深く抱いているのが「縄文時代」です。

縄文土器を実際にデザインし、製作、焼き付けまでを自ら行う程の研究家で、とりわけ愛情を持って見ているのが、縄文文化の大きな象徴である「土偶」。
実際に日本中の博物館を巡って、専門家とともにその魅力について対話をするほどの知識を持っています。

自らを「土偶女子」と表現するぐうさん。
ぐうさん曰く、「土偶」の魅力とは、歴史的遺物としての魅力を超えたところにある「萌え」こそが推しポイントであるとのこと。
「土偶」を「かわいい」や「かっこいい」という観点で捉えることって、なかなかないですよね?
ひとたび、ぐうさんの「土偶観」に触れると、そこに見えるのは土偶のキュートさ、深さ、そしてそこから漂ってくる独特の味わいそのものです。

そこで、今回は。
ぐうさんが愛する数多ある土偶の中で、厳選された「土偶ベスト10」をお届けしたいと思います!




*******<以下、ぐうさんインタビュー>*******
※ぐうさんの言葉をそのまま掲載させて頂いています。

【第10位】観音寺本馬遺跡土偶
めずらしい男の人の土偶。
(実は男の土偶はあんまりない!)



【第9位】縄文の女神
他の土偶が美しすぎて、比べてしまうとあまりオーラを感じないかな。
でも、国宝土偶の中で一番でっかい!



【第8位】ラヴィ
正中線(妊娠の際にお腹にできる線)が女性であることの証。
お腹のふくらみも見られる。
そうそう。
そもそも土偶はたいてい女性なの。



【第7位】おやゆび姫
かわいい。
正中線があるから女性とみなされてる。



【第6位】中空土偶
正中線があるから女性とみなされる
実はこの土偶、ジャガイモ農家さんが畑の中から発見。
頭がボコボコしているから、当初ジャガイモだと思われて、収穫されたらしい。



【第5位】合掌土偶
合掌というのは今なら「願う」という意味だけど、当時は違ったかも。
なぜ合掌かというと「赤ちゃんを産むときの格好に似ているから」と言われている。
安産系土偶。
お守りとして使われていたと言われているが、果たして本当か?
現代の解釈は正しいのか?
正中線があると女性と判断される。
ちなみに私はお守りにしてして持ち歩いている!かわいすぎる~!



【第4位】遮光器土偶
誰もが知っている土偶
明治20年に発掘された以来、「土偶といえばコレ」という地位を確立!
好きポイントは、ズバリ目!
ハートの鼻がついている遮光器土偶もある。



【第3位】縄文のビーナス
惹かれポイントはズバリ「国宝」だから、それからつり目の形。
27cmくらい。
国宝は全体的にわりと大きいことが多い。
中には40cmのもある。
焦げポイントがなぞ。
胸に「雲母(花崗岩の中に含まれる板状結晶)」が散りばめられている。



【第2位】しゃかちゃん
釈迦堂博物館(山梨)にある土偶。
2022年の夏くらいに、三十三土偶箇所巡りをここで見つけた。 



【第1位】仮面の女神
お腹のふくらみや、女性器があるから女性と判断される。
「こんなにかわいい、こんなに奥深い土偶があるなんて!」
とはじて見たときに思った。
これを昔の人が作ったっていうのがすごいなあと思ってじっくり気づいたら1時間経ってたことも。
現代の人では表現しづらい魅力。
「プリンセス」とか「猫」とか、そういう意味でのかわいさとは違う種類のかわいさがたまらない。「人気もの」、「かわいいもの」としてのオーラがある。
そう、 土偶にもオーラがある!



*******************<以上>*******************


山梨・長野をはじめ、日本各地に土偶を展示する博物館があるそうです。
ぐうさんは、「推し土偶」や興味を持った土偶たちに会うために足を延ばし、土偶に触れてはそこで数時間の時を過ごすという楽しみ方をしていると言います。「土偶に会いに行ってきた!」という話をしてくれるぐうさんの口調は、さながら「推しアイドルの握手会に行ってきた!」という雰囲気に近い温度感があります。
同時に、深い歴史への敬意と趣きへのリスペクトを持っています。彼女は言います。
「縄文は未知なことが多すぎて、それゆえに奥深い。その奥深さこそが味わいなんです。」
と。歴史的な貴重遺産でもある土偶ですが、むつかしい顔をしてかしこまって鑑賞しなくてはならないわけではない。むしろこうやって、かわいがったりおもしろがったりすることで育つ「究極の土偶愛」のなんと真実的で尊いことよ、としみじみ思うわけです。ぐうさんの土偶のお話をききながら私はいつもウキウキとした気持ちで学ばせていただいています。


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そうだったのか、縄文!!
知らなかった、土偶!!
じっとみていたら、その奥深さを追求したくなってきました✨


好きなことを追求していくこと。
そして
それをアウトプットし、自己表現の場を作っていくことは、とても大切なことだと私自身、感じています。

これからも、縄文や土偶の魅力をどんどん広めていってね〜〜!


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