美術という教科

美術の先生になりたいな。

私にとっての美術という教科は、
変であること、異質であることが許される場所。
不登校や保健室登校の子が美術の授業になら出る子が多い、と教育実習で言われたことがある。
対人コミュニケーションが苦手な子は絵が得意な子が多い印象もあった。私がそのうちの1人。

いろんな価値観が認め合っている場所。
苦しくない場所。
広い世界があることを教えてくれる場所。
ほんとのことを伝えてもいい場所。
嘘をつかなくていい場所。
息ができる場所。
ただ、ユートピアではない。

子供と対等に話したい。
私が嘘をついていたら見抜いてほしい。

美術の先生になったら、
てきとうなカンケイ(ボードゲーム)をしたい。
作品について話したい。
苦しい子がいたら別の世界を見せたい。
別の世界に関心を持つという手段を提案したい。

と、眠れない夜にふと思った。

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