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「恋人がいる」という優越感に浸るために私は恋人と過ごしたいのか?

恋人がいることがステータスのような雰囲気に呑まれるようになったのはいつからだろうか。
高校の時は、恋人がいることを自慢もしなかったしする気もなかったし、仮にいなかったとしても別に気にしてなかったと思う。
誰にひけらかす必要性も感じず、ただ嬉しく楽しく心地良かったからそれだけで良かった。

恋人がいる。
同棲している。
結婚した。
そういう優越感のために、マウントを取るために、周りに置いていかれないように、周りの話についていくために、私は恋人と過ごしたいわけではない。
一緒にいたいから一緒にいるのだ、というのは綺麗事だろうか。

「恋人がいる」という優越感を得るために恋人と過ごすのだとしたら、払う代償が大きすぎやしないか。
恋人と一緒にいることが、本来「一緒にいて幸せだから」なのに「恋人が居ないと惨めだと感じるから」が何度もすり替わりそうになって最近ずっと微かに怖い。

どっちが惨めか。

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