フルマラソン 【No.6/9】
※この記事は、この企画の第6弾です。
10/30に横浜にてフルマラソン完走しました。嬉しいね。
初めてやったことだったのでスリークォーターに書いてみます。
1. 準備する
・申し込み
やろうと思った5月にエントリー可能だったものが10/30に実施される横浜マラソンでした。
前回は倍率3倍程度だったのでこの時は当たったらやるくらいのテンションだったのですが、参加費用の値上げとコロナでのランナー減少によりなんと今年は倍率1.1倍でした。心の中にあったやりたくない気持ちが頑張ることなく無事当選します。
ちなみに東京マラソン以外は軒並み都心部マラソンの人気は落ちているみたいです。これは大体値上げが原因で横浜マラソンも参加費22000円でした。
・当選～やる気になるまで
初マラソンについて調べてみたら大体3か月の準備があれば問題なく完走できるみたいです。とはいえ3か月前は8月、夏は暑いのでたまにリングフィットやる程度に落ち着きます。
9月初旬にそろそろまずいかなってことでアウトレットに行きシューズやらウェアやらランニングタイツやら揃えます。そして買ったこと自体に満足したり、タイツが冬用だったことに萎えたりしながら、さらに1か月寝かせます。
10月に入り流石に危機感が芽生え始めランニングを始めます。20代だし何とかなるやろ。
・練習
学生時代長距離走はいじるネタにもならない程度に遅く、クラスで下から5番目ぐらい。そのため今回の目標は完走としました。横浜マラソンの制限時間は6時間なのでキロ8:00(時速8km/h弱)で走れば問題なく完走できます。
そこで週2回深夜24:00から7km-10kmのランニング、週3回リングフィットアドベンチャーを青色中心に行いました。
初ランニングが7km45分、その後も10km65分と、キロ6:30で走れたのでとりあえず仮に完走できなかったとしても最低限形になりそうと安心します。
また、多分高校時代はこのペースで走れなかったと思うので大学時代のフェンシングにマジ感謝します。マジ感謝。
最後にハーフマラソンやってみようと1週間前に朝10:00から走ったのですが、初めての直射日光と20℃越えの環境に急激に体力が持っていかれてしまい、キロ7:30ペースの15kmでリタイアします。とても不安が残りますがもう休むしかやることがないので休みます。
・前日～家出発
前日は大学同期の結婚式だったのでおいしいご飯を食べました。
2週間前から禁酒しておりこの日も最初はペリエを頼んだのですが、ワインを勧められて沢山飲みました、アホ。
新郎新婦や同席した友人に「マラソン頑張ってね！」と激励をもらい19:30に帰宅。22:00にベッドに入りましたが遠足前日の小学生になり24:00ごろにようやく就寝。
・当日朝～スタートまで
4:30に起床。
おにぎり3個食べながら荷物の準備をします。
また本来はパシフィコ横浜にて着替えと荷物預けが可能だったのですが、何を血迷ったかエントリー時に【荷物預け不要】を選択していたらしく横浜駅のロッカーで着替えようと考えます。
6:30に出発。横浜に向かう電車が参加者で超満員だったので5%ぐらい体力を削られます。人々がみなとみらい駅まで乗車するなか横浜駅で降車。ロッカーで数名の同志とともに着替えと準備を行います。
そしてスタート地点まで移動するのですがこれが遠い、そして寒い。
ランニング用の恰好で日の出直後の横浜を20分くらいかけて歩きます。
8:00に整列完了。スタートは8:30なのですが参加者約20000人を走るのが早い人からスタートさせていく形式のためここから更に1時間待ちます。
寒い、トイレに行きたい。
2. 42.195km走る
9:00ちょうどにスタート。コースは以下の通り。
ざっくりとした作戦としては
・基本は自分が気持ちいいと思う速度で走る
・後半は完走できるようにペース調整
というのを考えていました。
【3km地点】
20個くらいトイレが並んでいるポイントがあったのでトイレに行きます。
ちょうど空いているタイミングだったらしく3分ほどのロスですみました。
【7km地点】
これまで練習含めずっとマスクをして走ってきたのですが満を持して外します。呼吸が楽すぎてテンションが上がります。
【9km地点】
道路でカラスが轢かれておりみんなでテンションが下がります。
【11km地点】
少ししんどくなってきたので人々のゼッケン番号を利用しMake10をすることで気を紛らわせます。1xxxx番の人が周りに多かったので10が作りやすくありがたい。
【13km地点】
いわゆるランナーズハイになっていきます。ペースもキロ6:10ぐらいで走れておりウキウキでサブ5ワンチャンある？とか考えちゃいます。
【20km地点】
そんなことはなく給水所で一度休んだ瞬間、一気に足に来てペースがガクッと落ちます。ここからのコースが
→往路→
折り返し(偽1)
←2km戻る←
折り返し(偽2)
→2km進む→
折り返し(真)
←復路←
で進んでいる感が出ません。
加えて高速道路に乗る為の坂道で更に心身が削られ、この辺りから歩きが混じり始めます。
【25km地点】
ようやく折り返し(偽2)まで戻ってきましたがまだまだ先は長い。高速はぱっと見の景色が変わらず精神にキます。
残り17km地点で制限時間まで180分強だったので、ここからキロ10:00で繋げば完走できそうなことを確認し積極的に歩きを導入していきます。
【30km地点】
走りたくなくなります。全部歩きだとキロ11:00ぐらいになってしまうのでキロ10:00を切る為だけに最低限走ります。
【37km地点】
走りたくない。高速を降りる坂がえぐい。走りたくない。でもこれまで少しずつ貯金したおかげで全部歩きでも完走できそう。ということでここから全部歩きます。俺は山下公園沿いを散歩しているだけの人間。走りたくない。
【42km地点】
後195m、ゴールも間近となったその時、沿道を歩いていた幸せそうな家族連れのガキが
「……ラソンだ！でも走ってない人もいるよー！！」とのたまいます。
これにブチ切れた私は全力ダッシュ……は行わず、その場で立ち止まり冷静にストレッチを始めます。
そして結局全力ダッシュしてゴールしました。本当に煽られるのに弱い。
3. まとめ
結果
完走した感想
・運営とボランティアスタッフに感謝。
・ゴールした時の達成感は今まで経験したことのないものでしたが、完走できた安心感の方が大きかった気がします。
・完走が目標ならば持久力(心肺機能の強化)はほぼ不要で足の耐久力を上げるのが第一。サブ5くらいから持久力も必要になるイメージでした。
・年齢層のボリュームゾーンが40代だったので同世代の人でこれから趣味にしていくのは結構ありだと感じました。
ランニングサークルもたくさんあって沿道でメンバーが応援に来ていたり同じTシャツを着ていたりと健全な活動でした。
・基本的に単独行動が好きなのですが、完全孤独初マラソンは辞めた方がいいです。友人やパートナーの協力の上チャレンジしましょう。
私はゴール地点に迎えに行くと言ってくれた人がいたのにも関わらず完走できなかった時を恐れて断りました。愚か。
・そのせいで着替えもできずにみなとみらいのショッピングモールを人々に変な目で見られながら歩いて横浜駅まで帰ることになりました。
しんどすぎて誇張抜きで1時間かかった。愚か。
Twitter をわ@wowa_ 2022/10/30 16:38
中身スカスカ大学生がやりそうなことを黙々とアラサーでやってる
【次回予告】
???
最近プライベートで自己肯定感上がるイベントが立て続けに起こっているのですが、気持ちは落ち込む一方なのでどうしたもんかなと考えています。
一旦は更新止まっておりましたがなんだかんだあと3回まで来ました。頑張りましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？