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生き急がなくて良い。❝基礎❞ を固める道を社会人5年目で選んだ理由。 - Ayami #HelloWOVN

こんにちは、マーケティング部門の鈴木彩実と申します。マーケティングの中でも、リードナーチャリングという、各施策を横串で連携させ、長期的に商談獲得を目指す役割を期待されて入社しました。

今でこそ自分の役割に納得していますが、転職活動中は今後数年間どんな仕事をしたいか、そのためにどのような環境を選ぶべきか自信を持てずにいました。そんな中で救いになったのが、先人マーケターたちのキャリアインタビュー記事です。

だからこそ今度は私が誰かにヒントを提供できたら嬉しいと考えて筆を取りました。

この記事を通して、新人や若手と呼ばれる年次を過ぎ、これからのキャリアに迷っている方、特に B2B マーケターのキャリアプランに関心がある方に、何かヒントを提供できれば嬉しいです。

マーケティングの組織立ち上げをしたいと考えて始めた転職活動

皆さんは20代最後や社会人5年目と聞いて何を感じるでしょうか。まだまだ若手と感じるでしょうか。 それともそろそろマネジメントに回りたいと考えるでしょうか。ベンチャー企業だとマネージャーを任される人も出てくる年齢であり、早くリーダーポジションに就きたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

私も同じようなことを考えていました。リーダーを務めることを前提に、B2B マーケティングの立ち上げを行えるスタートアップを探して転職活動を始めました。実際に応募した企業も、WOVN 以外はマーケティングチームをこれから作る企業のみでした。

元々1を10にするより、自分で試行錯誤して0から何かを作ることが好きだったので、上記のような転職活動の軸を定めていました。新卒で入社したベンチャー企業でも、自分なりに B2B マーケティングの施策を運用し、成功方法を模索してきた経験があり、スタートアップでもこの経験を活かせると考えていました。


元々何かを作り出すこと、表現することが好きで、中学から社会人になっても続けているバンド活動。

志望企業中で唯一性質が異なっていた WOVN

これからマーケティングの体制作りを行いたい企業に多く応募していた中で、偶然 Wantedly のオファーを通して WOVN と出会いました。応募した企業の中で、WOVN は当初から少し毛色が異なる企業でした。

マーケティング部門が組織化されており(応募当時は5名+マネージャーの組織)、自社単独のオフラインイベントでエンタープライズ企業中心に1000名以上を集客することも珍しくないなど、施策の規模が大きく手法も多様でした。

すでに安定した成果を出している施策もあるので、目先の数字にとらわれず安心して業務に取り組める点は応募当初から魅力でした。選考過程で何度も会話する中、目指すマーケティングの理想像が近いこともわかり、確かにここに入れば成長できそうだということも感じていました。

一方で、本当にここで良いのか、他社に入社し、30代前半でマーケティング組織の立ち上げを成功させた経験を積みに行くべきではないのかと迷い続けました。0から1を生み出して仕組み化することが好きな自分の性格を WOVN で活かせるのか不安が大きく、志望企業の順位を定めずに最終面接まで至りました。

今はまだ修行した方が良い、それに気づかされた先人マーケターの教え

そんな迷いが大きかった私が納得して決断するきっかけを与えてくれたのは、実はマーケターのキャリアインタビュー記事でした。

色々な人のインタビューを読む中で、そんなに生き急ぐ必要はなく、今はまだ教育を受け、真のマーケティングスキル(顧客の潜在的な課題を見つけて、欲しい時に解決策を提示できるスキルをイメージしています)を身につけるべき段階なのではないかということに気づきました。むしろこのまま顧客を理解する力もなくマーケティングの仕組み化に取り組んだら、きっとどこかで行き詰まるとさえ思いました。

WOVN との面談の中で、「立ち上げはもっと先でもできる」「勘所を掴まずに仕組み化効率化してもうわべだけで終わってしまう」「本質的なマーケティングスキルを今身につけておいた方が今後の成果が大きくなる」と言われたことも、最終的に自分のキャリアを決める後押しになりました。

真のマーケティングスキルを持った唯一無二の B2B マーケターへ

現在(入社3ヶ月目)は、期待されているリードナーチャリング施策を実現するため、まずはメールマガジンの企画運用業務を中心に担当しています。マーケターであっても想定以上に顧客理解が求められ、顧客理解のために顧客と会話する機会も多くあります。当初抱いていた理想のマーケターに近づいていると自信を持っていえます。

一方で、選考中に抱いていた、自分の価値を発揮できるのかという懸念は良い意味で裏切られ、むしろ自分の弱みを補い克服するために部門立場関係なく力を貸してもらえる環境がありました。

まだまだ真のマーケティングスキルを身につけるまでの道のりは長いですが、目標に向かって日々業務にあたっています。

顧客に向き合う B2B マーケティングをしたい方、協力しながら自己を高めたい方、ぜひ WOVN で一緒に働きましょう。



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