英語を話せるようになりたいすべての人へ。海外生活・留学未経験の WOVN メンバー流・英語勉強法
こんにちは!HR Yuka です。
突然ですが、皆さんは英語が話せますか?
WOVN では、外国籍メンバーの割合が全体の約40%、エンジニアに限っていえば約80%ということもあり、英語を話せるメンバーが多く在籍しています。
日本人で英語が話せる人といえば、海外生活や長期留学をしていた人というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
幼少期や学生時代に海外経験を積んだ人がうらやましい…とはいえ、大人になってからでも英語を話せるようになりたいですよね。
そこで今回、業務上のやり取りや会議はほとんど英語であるエンジニアチームから、海外生活や留学は未経験の日本人メンバー3名に、どうやって英語を話せるようになったかを聞いてみました!
社内会議の理解を目指して、バラエティ豊かに勉強 ー Hiroshi さんの場合 ー
昔から英語は得意だったんですか?
いえ、かなり苦手でした。
英語を勉強した方が便利だと頭では分かっているものの、勉強しては続かず、を繰り返していました。
勉強しよう!と思ったキッカケがあれば教えてください。
入社して最初のミーティングは理解できたのが5%くらいで、これはまずいと思いました。
毎日のミーティングは下がりがちな勉強へのモチベーションを維持する大変良いキッカケになっています。
英語習得にあたって、具体的にどんな勉強をしましたか?(期間、勉強に費やした時間、勉強方法など)
DMM英会話を毎日50分(25分×2回)、スタディサプリENGLISH、ELSA (発音矯正アプリ)、iKnow! (単語学習)、TOEIC 試験勉強など、色々試しました。それぞれオススメですが、個人的にスタディサプリENGLISH は一番良かったです!
入社直後は、仕事終わりに毎日2時間程度勉強していました。今は ELSA を10分程度と、英語の YouTube や Podcast を20分くらい聞いています。
WOVN には英語学習制度があり、月1万円まで補助が貰えたので、それが使えたのは有難いですね。
Hiroshi さんオススメの Podcast。
テンション高めで聞き取りやすかったです💃
音声は忙しくても取り組みやすいのが◎
上記の勉強を経て、どんなことができるようになりましたか?
英語で相手の言いたいことを理解し、自分の考えを伝えられるようになりました。
一方で改善点もまだまだありますので、勉強に終わりはないと感じています。
英語学習に対するアドバイスをお願いします!
目的と学習方法が合っているか、見直してみるのも良いと思います。
僕の場合は同僚とのビジネス会話が目的でしたので、オンラインの日常会話や資格試験よりも、実際に同僚とたくさん話す方が早く目的に近づけました。
★Yuka の一言コメント
今回インタビューしたメンバーの中で、一番色んな方法をトライしていた H さん。あれもこれもやりたくなるタイプの人も、真似しやすいのではないでしょうか?がむしゃらにやっていると見落としがちですが、目的と学習方法が合ってるかを定期的に見直すのは大事ですよね。
エンジニアとしての競争力向上を目指して、ストイックに勉強 ー Taiga さんの場合 ー
昔から英語は得意だったんですか?
英語を28歳のときに学習し始めたのですが、それまでは一般的な日本人の英語力という感じで、簡単な文章は読めるけれど会話は聞き取れない、話せないというレベルでした。海外に滞在するようなこともなく、英語を必要とする機会がなかったのが主な理由です。
勉強しよう!と思ったキッカケがあれば教えてください。
近年はデジタル庁が立ち上がったり、トヨタ自動車がソフトウェアエンジニアを大量採用するなど、日本でもソフトウェアの重要性が認知されていますが、ほんの数年前まで日本が競争力で劣っていることも業界以外では全く認知されていませんでした。一エンジニアとして日本の現状に危機感を覚えていて、まずは自分自身が英語圏の情報をキャッチしたり、国際的な環境で働けるように準備する必要性を感じたのがキッカケです。
英語習得にあたって、具体的にどんな勉強をしましたか?(期間、勉強に費やした時間、勉強方法など)
現在までに2年半ほど学習をしています。当初は平日に4時間、休日に12時間ほどは学習していたと思います。まずは語彙力や文法を重点的にトレーニングし、徐々にリスニングやスピーキングにフォーカスを移し始めました。資格としては TOEIC 880点、英検1級を取得しましたが、明確な目標があることで地味な座学でもモチベーションを保てるのは利点だと思います。
自分はオンライン英会話を除いてほぼ全てを座学で行いました。アプリでの学習は紙と比べると効率が悪く感じ、本の内容を繰り返し反復し、無意識に語彙や文法を使えるまで学習しました。
現在は、ありがたいことに WOVN の業務はほぼ全てを英語で行うので、リーディングやリスニングに時間を割く必要はさほどありません。以前と比較して、学習時間はだいぶ減りました。
Taiga さんが英検一級の勉強で使用した英作文テキスト📚
怒涛の赤字に目を凝らすと、単語、熟語の意味だけでなく、
間違えやすいポイントや関連したことも載っています。
上記の勉強を経て、どんなことができるようになりましたか?
技術記事や技術書をチェックするときに、英語情報にアクセスする障壁が下がったので、それが結果的にエンジニアとしての競争力につながり始めていると感じます。
また日々の業務で英語を使っていると、母語では絶対にしないような勘違いや、表現のミスをすることが多々ありつつも、毎回落ち込んでいるわけにもいかないので精神的にタフになったと思います。
英語学習に対するアドバイスをお願いします!
情報はあちこちにあるので、情報を取捨選択して自分に合った方法で継続してみてください。
★Yuka の一言コメント
社内でもストイックと呼び名の高い T さん、勉強法もかなりストイックなものでした!
コミュニケーションだけでなく、日本語に比べて技術的な情報の絶対量が多い英語圏の情報をキャッチするために英語を習得されたという背景は、業務で英語を使わないという方の英語学習のキッカケやモチベーションにも繋がりそうですね。
技術へのアクセス向上を目指して、シンプルに勉強 ー Masahiro さんの場合 ー
昔から英語は得意だったんですか?
どちらかというと不得意でした。実は海外の文化にもあまり接点がなかったからか、興味がありませんでした。
勉強しよう!と思ったキッカケがあれば教えてください。
プログラマーとして OSS 開発に関わったのがきっかけです。
簡単にいうと、OSS(Open Source Software)というのは、ソースコードが公開されている修正・拡張・再配布などを認められたソフトウェアのことです。普段仕事で開発しているクローズドなソフトウェア、例えば WOVN.io のプロダクトも多くの OSS を用いて開発されています。世界中のプログラマーが自由に参加し、日々いろいろな OSS を改善していますが、コミュニケーションは英語でとることが多く、英語が苦手な僕は苦戦することが多かったんです。
英語習得にあたって、具体的にどんな勉強をしましたか?(期間、勉強に費やした時間、勉強方法など)
最初に勉強したのは TOEIC でした。2ヶ月間、毎日2時間 TOEIC の公式問題集のリスニングをシャドーイングして800点超えたあたりから、どんどん英語が理解できるようになったのを覚えています。
それ以降は、オンライン英会話でスピーキング中心の勉強をのほほんと続けてます。
Masahiro さんがシャドーイングに使用されていた問題集📚
なんと、今回インタビューした全員が使っていました!
「問題集=問題を解く」だけのものではないんですね…
上記の勉強を経て、どんなことができるようになりましたか?
WOVN の開発チームではほとんど英語でコミュニケーションを取るのですが、前と比べたら間違いなくうまくコミュニケーションできるようになりました!
開発チームではほとんど英語でコミュニケーションを取るので、勉強してできるようになったことがすぐ次の日仕事で実践できますね。英語学習者にとってはとてもいい環境だと思います。
英語学習に対するアドバイスをお願いします!
毎日コツコツ10分から!
★Yuka の一言コメント
技術に関する情報収集に苦戦したことから英語の必要性を感じたという、エンジニアらしいきっかけの M さん。
今回紹介した方の中では、一番シンプルな勉強法ですね。シャドーイングは、独学で英語を習得した人が口を揃えてオススメする勉強法なので、まず何をするか悩んだら、シャドーイングから始めてみても良さそうです!
まとめ
三種三様の英語学習について、勝手にタイプを名付けてまとめてみました。
今回の記事は以上です。
英語習得されたい皆さん、ぜひご自身のタイプや目的に合った方の勉強法を参考にしてみてください!
そして、英語環境でエンジニアとして働きたい方、エンジニアではないけど、WOVN の環境が気になる!という方、WOVN では一緒に働く仲間を募集中です!
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