僕は叫んだ。「あっ!sue君と約束の時間だ!」
「今年の風邪はマジでヤベェ!」
今年は事件の多い年明けだったけれど、年明け早々ばっちり風邪を引いてしまった。
昨年末に友人のポ系が風邪をひいた。
(あだ名の由来はポケーっとしてる系男子、略してポ系)
滅多に風邪をひかないし、風邪を引いてもすぐ治るような男だったので、珍しいな。と思った。そのときはそのくらいにしか思っていませんでした。
ところが!
年が明けてすぐに僕も風邪を引いてしまった。
僕も滅多に風邪を引かないので、コロナでもインフルエンザでもないと診断されたときはビックリ。
しかもこの風邪、ホントにキツい!!
39度の高熱だよ!?
慌てるな。僕にはまだ麻黄湯がある。
なんたって僕は医薬品の資格を持ってるしね。
漢方の扱いには自信があります。
……
…………
麻黄湯が、効かない……だと!
そして寝込んでしまう。
会社もお休み。
思い返せば職場でも風邪が蔓延していました。
もうちょっと注意すべきだった、と思っても後の祭り。
ポ系にしばらくコンビニ弁当を届けてもらいながら凌ぐ日々。
高熱が続くうえになかなか治る気配がしない。
意識が朦朧としながら、ずっと布団から出られない。
今年のお正月はどこにも出掛けられず、誰とも会っていない。
こんなお正月も珍しい。
そうやって寝込んでいると……
ふっ、っと。
2年前のお正月を思い出す。
たしか1月4日だった。
友人、知人に年明けの挨拶回りをしていたとき。
お昼過ぎ。
RIKAさんと、年明けの挨拶がてらちょっとお茶でもしましょう、って約束をして、某デパートの入り口で待ち合わせ。
僕は午後3時には別個で友人sue君のトコロに挨拶にいく予定でした。
RIKAさんと2人で、位置的にデパートとsue君のトコロのあいだにある喫茶店でお茶をしながら、ちょっとお話し。
そのとき開幕、RIKAさんに、
今、ノートパソコン持ち歩いている。
noteを始めたので記事を読んで欲しい。と言われて快諾。
自分では、とりあえずはお茶を飲みながら、ジャブのように軽い話題を交わしているつもりでしたが……
僕の悪い癖だ。
しゃべる。とにかく僕はしゃべる。
聞く1:話す9
では足りないくらいしゃべる。
しかもRIKAさんはかなり聞き上手なんだ。これも良くない。
(RIKAさんが悪いというわけではなく)
もう、年明け一発目から舌好調でずっとしゃべる僕。
しばらくして。
午後3時15分くらい。
時計を見て僕は叫ぶ。
あっ!sue君と約束の時間だ!!
そしてRIKAさんとそそくさと別れてsue君のトコロに向かう僕。
おい、お前、noteはどうしたよ?
最低である。
まあ、また会うからそのときでいいんじゃないかな?
そう思って幾星霜。
今年のお正月に寝込んでいると、今更そのことを思い出すといふ始末。
ホントスミマセンデシタ……
そうして……
僕のこのnoteは始まります。
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