レート1600になるために
書いた日:2024年8月28日
書いた人:をす
X(旧Twitter):https://x.com/wosu_ssbu
使用キャラ:ホムヒカ
(参考):オフ「初スマ卒業生(第81回2位)」オン「28期.29期レート1600達成」程度
はじめに・この記事の読み方
ひとまず読んで見ようと思ってくれてありがとうございます。 レート1600を2回達成して僕の理論にちょっと自信ついたので、それを共有してみようと思います。個人的に「強さを押し付ける」「読み合いが~」とかのヒントがあるだけでありがたかったので、なんらかの一助になれたら幸いです。
記事の目的
自分が「調子悪いな」って思った時に見返せるチェックシート的役割
なんか上手くいかないなと思っている人の助けになれば! (僕も多くの人に助けられたので、少しでも恩返しを)
意見交換できるかもしれない!?(ホムヒカに限らずスマブラ全般)
この記事を通じて一番伝えたかった事
ズバリ「択の整理で判断ミスを無くす試み」です。展開や読みあいがぐるぐる変わる中でも「判断があっている事」が1500から1600に行く為必要な要素でした。
例えば、ダッシュガードでも使いどころを間違えれば自分から状況を悪くするものになってしまいます。他にも「崖でラインが入れ変わった!いける!」と思って崖に向かってダッシュ掴みして負けとかよくありました。(今はもうほとんどやらなくなりましたが、)
「思った」通りにキャラが動かせることができる状態であるならば、「思った部分」に改善点があると僕は考えます。「僕はこうゆう考えで改善してみた」を参考程度に見て行ってほしいなと思います。
目次
意識のチェックシート
※読み飛ばしても大丈夫です。
「意識する事・基本の事」をまとめたチェックシートを書きました。もしかしたら「知ってるよ」というものも多いかと思いますが、欠けたら強くなれない大事な要素なので書いておきます。(著者が試合中全部できるとは言ってない、終わって振り返っている事)
立ち回り・ニュートラル
先端は意識できたか
謎ステップ・謎ジャンプしてないか
ラインを下げない工夫はできたか
とりあえずガードしてないか
ここでダッシュガードの必要あったか
間に合う・間に合ってないの判断はできたか
お互いの%によって攻撃・防御・破壊を選べているか
攻撃面
リターンをとるのか、展開をとるのか始動技を意識したか
基本コンボはできたか
一度見せた相手の「ジャンプ・回避・暴れ」を次読めたか
用意してきたセットアップは通ったか
リターンが減ってリスクだけが増える技振りになってないか
空中技を最低空で出せたか
崖狩り・復帰阻止・着地狩り・展開維持・バーストなど展開ごとに技を選べたか
防御面
ガードから確反をとれたか
そこでガードカシャカシャ本当にいるか
なんの技に当たったのかわかっているか
暴れと回避をある程度混ぜられたか(間違った暴れはNG)
技振ったあと、当たらなかったらガードできたか
上B届く距離でジャンプしていないか
反撃意識の因果律は試せたか
判断を支える自分の技
この記事の本題です。僕が良くなった考え方としては「技を振る」↔「当てた時、当てなかった時の行動」をセットで考える事です。まずは自分の技でどんな状況を作るのか、そして次どうしようかを予め考えて試します。試合前に考えができてないと、試合中の「咄嗟に」が増えて、その結果「集中して画面を見れてない」とか「焦った~」の反省になってしまうと僕は思います。まずは自分の技の理解度を少しでも高めるフェーズです。
技の特徴から起こる状況を考える
ホムラの横強を例に考えてみます
<特徴>
・先端はクラウドの上Bも届かない
・相手が飛ぶなら落とせる
・どこで当てても威力は同じ
ここから考えて、先端をガードさせた後
→1.バックステップ読み、後ろ回避読みでホムラDAでバースト
→2.横強を釣り行動として、即ガード(→相手のガーキャン行動が来たら上Bでバースト、おすすめ)
他にも「横強は捕まれる距離くらいのダッシュガードに弱い」ので、
→1.横強を置く状況が続いた時は、こちらがダッシュ掴みを見せる(対カービィとかよくある)
→2.大ジャンプを控え、ダッシュガードで距離詰めやすい状況を抑える
といった具合に考える事ができます。
(技の振り方は他の方の記事や対戦動画を参考にしたり、「僕が考えた最強のセットアップ」を作って試すのが良いと思います)
技から立ち回りを作り、判断を楽にする
技が作る状況を理解できていると、立ち回りでの曖昧さも減ります。技と状況を考えられたなら、次は立ち回りを考えます。先ほど考えた技を試すフェーズです。
ホムヒカを使う僕の考えです。
基本は「攻め」です。どうやって崩すのか、どうやって自分の択を当てるかを最初に考えます。先ほど考えた自分の択を当てるため、結果的に相手の攻撃をかわす、ガードするを理想として普段はやってます。
(例)
「まずはヒカリで空後当てて40%欲しいなあ」
「相手に技当てられた、、ジャンプ読まれた!?横強にするか、」
「横強は通った、相手小ジャンプ多いから、下り空後間に合わんのかな」
「横強嫌がってくれて、ラインが下がるなら上げちゃお」
「横強ガードされ始めてるなあ、、掴む?いや、横強を釣りにしよう」
「間合い遠めの横強からガード上Bバーストでセットアップ決まった~」
全部これくらいうまくいけばいいのになこの上の考え方やこの判断において「自分の集中力」とか「出なかった~」とかはまた別の問題として考えると良いと思います。僕はこうゆう考え方が甘かったので、「なんか知らんけど勝てた」が多く、立ち回りも安定しなかったのだと思います。とにかく「自分の技を基準に立ち回りも考える」が大事。判断ミスをしない事や自分の反応速度に頼り切りにならない為には前準備もしっかりする必要がありそうです。
ありがちな状況で判断を振り返る
「ラインを下げすぎ」「掴み狙いすぎ」「ガードしすぎ」「ジャンプしすぎ」「前出過ぎ」等のアドバイスで悩んだ時期が僕はあります。でもあんまりうまくいかない。これらを解決するために「自分の択の整理不足を洗い出す事」で結構改善したので共有です。
崖での攻防編
一番わかりやすい事から行きます。これ系を整理しようっていう話です。
崖背負ってて辛い~、めっちゃ技置かれてる~
ラッキー横回避通った!
後隙で掴んで投げて崖外に出せた!
まだ考えがなかった僕ですね。3で「崖に行くのではなくてステップにしよう」とか「ラインをとりあえずキープしよう」と判断できるのは、自分で整理できているからだと思います。
<ステップ>→ガード・回避・ジャンプにあいこは取れる。暴れは負け。
<棒立ち>→ステップ入力がないのですぐガードできる。暴れに勝ち。
<掴み>(乱用注意)→ガードに勝ち。リスクは高め。
2の「横回避通った!」も整理はできて
<2段ジャンプで大きく逃げる>→空中技以外に勝ち。
<暴れ>(乱用注意)→状況が一番良くなるハイリターン。
<ガード継続>→掴み以外あいこや勝ち。無難。
こんな感じで気になった状況を書く事です。もう一例出します。
着地狩り編
ホムヒカで着地を狩るとき、ホムラで空上振る事は確かにありますが、ヒカリの方が良いことが多いです。
<ホムラ>
空上→120%ならバースト、ダメージは10%
<ヒカリ>
空上→バーストするには戦場くらい台が欲しい、ダメージは6%
言いたい事は空上だけのダメージに注目すれば、たったの4%しか変わらないわけです。足が速いヒカリを使う方が、10%も取れず展開も取れず終わる事を防げます。
それでも足がヒカリより遅いホムラを使う時はメインは空上ではなく、セットアップです。こうなると話が変わります。
<ホムラ>
空上(回避読み)→空下上スマ 90%あたりからバースト
空上(回避読み)→着地横スマ合わせ 50%あたりからバースト
<ヒカリ>
空上(回避読み)→空Nコンボ 30%前後は期待
ここでも択の整理です。自分が展開を取るのか、バーストを狙っているのかを意識しているだけで動きは変わります。空上の着地隙が出ない高度も自分で感覚的にわかっている必要があり、これも技の理解度だと思います。
「着地狩りは下りの空中攻撃が良い」のはそうなんですが、バースト択があるとわかっているなら序盤は上りの高い位置で技を振って回避させる必要は間違いなくあると僕は思います。「今外すのは布石」くらいで択を試せる状況を何度も作る事が重要です。
「この崖狩り曖昧だったな」という所「この差し合い何を待ってるのか曖昧」という所、そういった所でミスは起こるので一つずつ整理するとグッと自分の行動に自信がつくと思います。
最後に
え、これだけ??いや、その、記事って書くの疲れるんすね、、、。もっと無限に書けると思ってました、、、。
僕は1600を達成した時に「集中力に頼り切りにならない立ち回り」としてツイートしましたが、記事を書いているうちにそれは「択の整理で判断ミスを無くす」だと気づきました。(実際そんな目を凝らして画面を見ているというよりは、冷静に考えられている時の方が強い感覚でした)他にも達成するために意識した点はチェックシートにできる限り書きましたので、ご参考になれば幸いです。