はじめましてで謝罪する第一回目

 
初めましての方がほとんどだと思います。以前、SA○TOさんのウェブサイトで文章を書かせて貰っていた、をさないといいます。けっこう長いこと書いていましたね、週一で7年くらいですか?文字にしたら結構な量ですよ。
お久しぶりの方もおりますでしょうか?
なぜ件のコンテンツが無くなってしまったのですか?というDMをいただいたりもいたしました。

結局理由はよく分かっておりません笑

ウェブサイトが一新され、担当者さんからは早急に移植するという話でしたが、それ以降一切連絡も来ず、“どうなりましたか?”と数ヶ月後に確認したところ、移植の件は無くなりました、忙しいのでまた別の担当者から折り返し連絡します、と言われ、それ以降いっさい連絡が無く一年が過ぎたという感じです。

社会人であれば一年間ずっとメールができないほど忙しい可能性もあるのですが、もうお終いですということしょう。
大人でもこういった自然消滅ってあるものなのですね。

良いことも悪いことも含め2019年は非常に忙しく、私自身文章を書くことから、ある程度離れざるを得ませんでしたので、良い感じのブレイクだったかもしれません。(実はひっそりと、一本だけそれも長期でお世話になっている日本の雑誌もあります。)
とりあえずまぁ、あのコンテンツ(Savile Row Calling /SRC)がどれほどSA○TOさんにとって価値があったかもわかりませんから、寧ろ良く続いたと見るべきでしょうか?
7年続いて何の連絡もなくフェードアウトするというのが普通なのか、異常なのかは、日本での社会経験の乏しい私では判断がつかないのですが、少々寂しい気持ちはありました。
中学生カップルのお付き合いが終わるような、しかしもちろん私にそんな甘酸っぱい積極的な感情がそこにあったわけではないのですが、仕事の終わりも実際はそんな感じが“今”っぽいのかなぁっとは思っております。

正直言いますと、もちろんなのですが、一筆いくらのギャラが発生していたお仕事だったわけです。
会社にとって大事なウェブサイト上のスペースをもらっていたわけですから、ある程度内容に気をつけて書いていたのですが(結構コンプラ的には疑わしい内容、またはギャラが発生していいような内容だったかは怪しかった。)、相当自由にやらせて貰っていたので、不本意な最後でしたが本心では感謝しかありません。
まだまだ、いろいろなことについて“後ほど書く”っと言って書かずに、そして何も言わずに終わったわけですから、数少ない読者にとっては、伏線だけ残し、“戦いはまだまだつづく! ご愛読ありがとうございました。” 以上に気持ちの悪い幕切れだったかも知れません。
もうしわけございません。

ここに辿り着いている過去の読者がいるか分かりませんが、いきさつはそんな感じでした。
とりわけ過去ログ等も完全に無くなっていますから、いつかどこかでフレッシュスタートしようとはおもっておりました。
実はこのまま、完全にミステリーな空気感を残すのもいいかなぁ、っとは思っていたのですが、結局、上手い下手かは別にして、自分は文章を書くことが好きなのだと思いますし、日本語も好きなんですね、きっと。
国語の成績はすこぶる悪かったわけですが。。。。。しかも言葉なんて使わないと、いざ会話するときにまぁ、出てこない。。。。

何を隠そう、今回このように書き始めた理由の一つは、一年以上も前にSRC用に書きためていた原稿が余っているからなんです。(もちろん、過去アーカイブもすべて持っております。)
どこかアップできる場所があればそうしようと思っていたときにNoteを紹介されたので使ってみようと思いました。

まだよく分かっていませんので、その辺はご理解ください。

お金が絡んでおりませんので、より自由度が高くなるとはおもいますし、乱文雑文誤字脱字etc以前以上に増えるでしょうが、気が向けばフォローしてみてください。

遅れまして、申し訳ございません、“ってか、お前誰よ?” といった感じですよね。一応簡単な自己紹介させていただきたいと思います。

ロンドンのSavile Rowという仕立屋が集まる界隈で日本語で言うと“裁縫師”というものをやらせて貰っております。ここではコートメーカーと呼ばれます(詳しくはおいおい)。見習い期も含めると10年以上になりますね。ロンドンの大学ではBespoke Tailoring科で学士を取得しております。もうロンドンを離れ田舎に工房をもっております。頻度で言えばSRへは月に数度、仕事のピックアップ、または納品で行きます。
ヴィンテージガーメント(主にハンドテーラード、サルトリアルな物が中心)の収集、テーラーリング、メンズウェアに関するヴィンテージ、アンティーク書籍も集めています。
ラジオと漫画が好きです。仕事も含めだいたい家にいます。スパーズサポ。
妻(英)もコートメーカーです。

有名どころですと、実はベネディクト・カンバーバッチがベネチア、他の映画祭で着ていたタキシード、イギリスの若手俳優がアカデミー賞を取ったときに着用していたタキシードも私たちの工房でやらせて貰いました。
同じ工賃ですが、大きなメディアで取り上げられるような仕事はやっぱりテンションもあがるものです笑

まぁ、簡単に言いますと、“アパレル関係”というやつですが、そのものすごく隅っこにいます。
人に会わないアパレル関係なんて、もうすでに皆さんの言うアパレルの意味はありませんから、見た目は単なるビール好きの中年軽肥満です。

地味にユーラシア大陸横断、アメリカ大陸縦断の旅を学生時代にしています。
SR界隈でピラニア釣らしたら右に出る者はいないと言われています。
メコン川の釣り仙人から勝ち星を得た最初の日本人(SRC過去回参照 ♯メコンの主詐欺にあった話)

“をさない”というペンネームを使っています。


                                              



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