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約束のネバーランドの大好きなところ3つ

「Faye Websterが約束のネバーランド好き」っていうのを知ってめちゃめちゃびっくりした...!!"大好きな人が自分の大好きなものを大好き"ってすごくすごくいい。笑

ということで、ざっくりめちゃ簡単に私的約束のネバーランドの大好きポイント3つを述べる。(※途中ネタバレあり)





あらすじ(ネタバレなし)

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メインの登場人物は、頭にぴょんと飛び出た髪が特徴的な活発系ガールのエマ(通称 : 触覚)と、胎児の頃から記憶を持っているという特殊能力所持系の知識派レイ(目つき鋭い右)、そしてめちゃんこ頭脳派のノーマン(髪白い左)の3人。それらによるジャンプ的冒険ファンタジー。最初は孤児院でわちゃわちゃしながら問題なく過ごしているんだけど、実は孤児院には秘密があって....っていうやつ。世界観が果てしなくて恐ろしさすらある、けど冒険一つ一つの感動も本当に大きくて強い。私が尊敬する人からのオススメで内容知らずに漫画全巻買ったのだけど、本当に大当たりなおもしろさだった。現在は完結(20巻)、単行本揃えるなら約500円×20冊分で10,000円くらいで買える。今後のお盆休みのダラダラタイムにぴったりですね...!笑


※ここからはネタバレあり

【大好きポイント1】ワクワク感を常に大きくアップデート

約ネバを20巻全部読み終えたときの充実感・満足感は本当にヤバかった。。。それは何と言っても、ストーリーのワクワク感がずっと大きくアップデートされていくというとこにあると思う。具体的には「GFハウス」→「人間の世界」→「人間と鬼の約束」というところ。簡単に図示すると下記のようなイメージ。

プレゼンテーション1

最初は外の世界を全く知らない閉ざされた孤児院(GFハウス)から始まり、そこから鬼の世界と人間の世界を知り、さらにそこの二世界を結びつける約束の存在を知って...という風に、世界や話のテーマがどんどん広くなっていくような構造。ただでさえ序盤のGFハウスの脱出パートだけでもめちゃめちゃ興奮するのに、そこからまだまだワクワクの持続が止まらない。冒険ものとしてワールドをもっと果てしなく繰り広げるような見せ方を持ってると思うのだけど、この"見せ方"の部分が本当に素晴らしいと思った。そんな風にして世界はどんどん広がっていくのに対し、作品の造り手側が用意している物語のコンセプトの部分はとてもシンプルで分かりやすく、一切ブレがない。だから最後まで世界が広がって広がって、ラストでストンと落ちたとき、ものすごく刺さりまくる仕様になってる。ラストは自分でも引くくらい泣いた。読み返すならつまみ食いではなく、やっぱり全巻一気に通して読むのが理想だなと思う。


【大好きポイント2】メインキャラ3人の連携

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エマ、ノーマン、レイ、個としてももちろん魅力的なキャラ達なのだけど、それぞれの個性が連携するGPハウスの"寝返り"の部分は本当に私がテンション上がりまくったところ。

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なんとしても施設の家族を全員助けたいエマ、そのエマに憧れと尊敬を持つノーマン、そしてGFハウス脱出の最強のカードであるレイ...。「エマの優しい心 → ノーマンの頭脳(見破り)&説得 → GFハウス側のスパイであるレイの寝返り」という風に作用していくこの連携プレー、、、本当に素晴らしすぎる...!!泣。

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"実は敵だった"のレイのキャラの位置づけもストーリーの中ですごく刺激的でめちゃいいのだけど、施設でずっと一緒に育ってきた仲間ですら疑うというノーマンならではの頭脳プレイの演出も本当に見事。敵のスパイを味方にするのは本当に心強いし、GFの最悪な状況から脱出する展開としても猛烈に上がるパート。そんなレイを説得するノーマンの原動力を生み出した、キラキラしててピュアなエマの心が美しくて...。この寝返りの連携プレーの一部始終はどこを切り取っても最高だと思う。

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そうやって3人の絆がもっとリアルなものとして出来上がって、それが物語最後の"再会"の部分まで活きるという、、、泣。どう考えも素晴らしすぎると思う。キャラ達を育てるという点でも、この連携プレーは特に約ネバの大きな見所だったと思う。


【大好きポイント3】ファンタジーとしてのおもしろさ

私はファンタジーが本当にたまらなく大好き。というか神秘的なものは全般大好き。約束のネバーランドの大好きポイントとして、人間と鬼の二世界を舞台としたファンタジー要素というところもでかい。代表的なところだと、ミネルヴァさんのヒントをもとに辿り着いたGPのエレベーターのところとかそう。

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『かつては人間と鬼の世界の行き来に使われていたけど、今はもう使えない』というこの設定の感じ、ミステリアスさを抜群に引き立てるような要素になってて、最初読んだときずっとずっと心惹かれた。私はこういう永遠の謎を持ってるみたいなものに触れているときの感覚が本当に大好きなんだと思う。ずっと遠い過去の世界に想い馳せるような、そんな美しさと切なさが入り混じる最高に魅力的なシーン。

また、「約束」に接近する七つの壁のところとかも大好きだった。

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人間と鬼の世界の約束を結ぶ〇〇に会うため、時空を超えた世界を潜入していくあの絵の本気が炸裂してる感じの世界観。物語のクライマックス的にもとても美味しい部分だと思うし、最初のGFハウスの狭い空間と比較してもワールドがめちゃめちゃ大規模でゾクゾクがヤバい。"常識を覆すようなありえない概念で神と出会う"という神聖なコンセプトもツボりまくる。GPポンド編での、いかにもジャンプらしいバトルアクションのところとかももちろんハラハラしまくってたけど、プラスでこういうファンタジー要素も含んでる約ネバはより一層大好き。ほんと、改めて全巻買ってよかったってマジで思った。



Faye Websterの新作 I Know I'm Funny hahaは、約束のネバーランドのエマにインスパイアされたらしい。私もエマ大好き。Faye Websterも好き。

......今すごく満たされてる 笑笑


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