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結局のところ、【港区女子】 は何を提供していたのか

どんな流行語にも流行り廃りがあるように、【港区女子】という言葉も徐々に退廃へと傾いているように思う。ただ春の夜の夢のごとし。

ところで、この前、ふと目についた【港区女子】とは何か!みたいな記事を読んでいたら、「男の金で生きることに微塵の罪悪感もない女」的な記述があった。

筆者は男性。そこそこ社会的地位もあり、収入もあり、日常から港区界隈で食事したり飲み会したりしている、いわゆる“港区おじさん”である。港区女子からターゲットにされ、パパ活のお誘いを受けたことも数多くあるようだ。

つまりリアルな港区女子の生態を日々目にしているおじさんである。
そして実際彼女たちに相当額を課金してきたわけだ。

そんなおじさんが、彼女たちを「男の金で生きることに微塵の罪悪感もない女」と酷評する。これはなかなか、面白いアンビバレンスである。

そんな彼は、一体、【港区女子】の何に金を払っていたのだろうか?


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