診断されたからといって。
おはようございます。
晴れたり、ぐずついたり。
そろそろ梅雨かなと思ったら、夏かなとも思うし
この時期は我が家にとって少し厳しいシーズンです。
なぜなら、うーちゃんは季節の変わり目や気圧の変化にとても弱いので
頭痛やけだるさに襲われることが多くなります。
顔はむくんで丸くなるし、口内炎ができたり目が腫れたり(結膜炎もち)
最悪、喘息の発作がでることも。
大きな発作からもう3年経っているのでそこまで心配はしていないですが、油断ができないのもまた然り。
食物アレルギーも27品目中14品目。
普段ならこれくらい食べても平気なのにって量で
耳や喉がかゆくなってしまいます。
早く季節が落ち着いてほしいね。
「やっぱりね」という診断を受けてから
わかりやすく言うと、「病気だから」「障害だから」
だから仕方ない。
なんて割り切ることは無理でした。
最初こそ、これがうーちゃんの個性だから
右利きのことをさせるのはやめよう。
左利きでできることをやっていこうって思って頑張ったけど
一緒に生活していれば、
なんで!?って怒っちゃうことが多くて。
診断されたら、うーちゃんに対して自分もある程度工夫ができるというか、
対応を変えることができて、怒ることが減って穏やかに暮らせるなんて思ってたけど、全然無理だった!
今までできてなかったのに、診断をもらったらできるなんてそんなのあり得ないのにね。
診断をもらって安堵しちゃったのかな。なんだろう。
なんでこんなにうまくいかないんだろうって気持ちは、
なくなることはなかったんだよね。
冷静に考えれば、そりゃ当たり前でしょう!って話なんだけど
わかっているのにできない自分にイライラしちゃうというか。
思うようにいかないのが当たり前なのに、
思うようにいかないことがしんどくて。
ついつい、「なんでできないの!?」「何度もいってるよね!?」
「ちゃんと話聞いてる?」と言ってしまう。
言った後にひどく後悔する。
でもそういう子だからって「できないのは仕方ない」とすることもできなくて。
できるようになってほしいという親としての気持ちと
できないことを無理にさせたらいけない、アプローチを変えなきゃという気持ちと
ごちゃまぜな状態。
にっちもさっちもいかない?どっちつかず?あっちにこっち?
たまに会って、支援してだったらできたのかな。
一緒にいて24時間365日支援って考えたら無理だ…苦笑
私、無理。
きっと変に難しく考えすぎなんだろう。
あーしなきゃこうしなきゃって頑張りすぎなのかもしれない。
急ぎすぎ?慌てすぎ?
診断をもらっても何かが劇的に変わる事はないなんてわかってたけど、診断をもらうことでほっとしたのに、日常がかわることがないという事実は結構しんどいのかもしれない。
この日常が変わるのはもっと先で、いつになるかわからなくて
ゴールが見えないわけだけど、それは診断がなくても同じ。
それでも今より楽になりたかったという気持ちがあったから
思いのほか楽になれなくて残念?なのか?
障害があるにしてもないにしても、ゴールが見えないことには変わりないのにね。
今日の天気みたいに、どんよりした道を必死に歩いてるみたい。
晴れていて、気持ちのいい風が吹いていて
あれもきれいね、これも素敵ねって歩いていきたいけど
まだ少し時間がかかりそう。
これが、保護者の気持ちだったんだなあ。
わかってた気になってただけだったんだなあって痛感
いくら仕事でADHDや支援について学んでいたって
当事者の気持ちを知ることはできない。難しい。
親育て、ありがとうね。うーちゃん。
あなたと同じ左利きの、出来の悪い母ですけど
いつかきれいなお花畑を歩きたいね。
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