【観劇】星空ロック
なんか劇場って縁があると、トントンと続いて訪れることがあったりするので面白いなぁと思う所。今回のザムザ阿佐ヶ谷もそんな感じ。なんかジブリのアニメに出てきそうな建物の地下にある縦に長い劇場。
今回、そこまで強い引きがあったわけじゃないんだけどノリでチケット確保した作品。
話は、家族でスイスに引っ越す少年が、日本で住んでいた家の大家さんからあるレコードを預かって、スイスに行く途中でドイツに立ち寄ってある人に届ける話。その中に、友情なり恋なり青春なりがギュッと詰まったお話。
タイトルに「ロック」が付いているだけあって、音楽も有り。生演奏&生歌がとっても小気味いい舞台でした。
今回、話のメインは二人の少年で回るんだけども、役を演じるのはどちらも女性。1人はさんみゅ~ってアイドルグループの西園みすずという子、もう一人は関谷春子さんという舞台でゴリゴリやってる女優さん。まーなんだ、中途半端じゃなくちゃんと少年を演じられてて話に入ることが出来ました。
今、ドラマとかマンガって設定が複雑になっていて、それはそれで面白いんだけど、こういう昔ながらの要素を散りばめた幕の内弁当みたいな舞台もいいなぁって思いました。変な伏線とか無く、最後は感動話に落ち着くっていうね。
西園みすずは前に観た「ヒストリージャパン」という舞台にも出てたんで、どこに出てんのかなぁと思ったら、その少年役で正直けっこうきづけなかった(笑)という意味では演じきってたって話だね。 終演後、出てきた彼女は女のコに戻っていてちょっと変な感じでした。
個人的には、舞台冒頭で弾き語りをした斉藤茉優という子がとっても引っかかりました。まだ音楽短大を出たばっかりみたいなんだけど、ちょっといい感じです。
今回、もう1本観たのでそっちも書かないと。そっちも実はMが生演奏でした。