トビタテ！留学Japan x スロベニア代表Stella🇸🇮
今回は、トビタテ留学×World Road 研修事業で、メンターとして参加していただいたStellaさんのイベントレポートをご紹介します。（以下、Stelllaさんのレポートを元に和訳した文章が続きます。）
皆さん、こんにちは！短い間でしたが、私の人生におけるとても素晴らしいひと時を振り返ってみると、感謝と満足感で溢れています。トビタテ生のメンターとして今回の研修に参加できたことは、言葉では言い表せないほど光栄なことです。このレポートを通して、私の経験、考え、そしてYoung leaderであるトビタテ生との交流から得たかけがえのない教訓を紹介したいと思います。
今回のようなメンターと学生で行う研修は、メンターから学生への一方向の知識の共有にとどまらず、双方向の交流が生まれるものだと思っています。今回の研修をするにあたって、私は自身を単なるメンターではなく、トビタテ生の仲間であるかのように思い、彼らの熱意と個性ある面白い視点から様々なことを学びたいと思っていました。海外に羽ばたくという夢を語るトビタテ生の目には、ワクワクが広がっていました。自分にとって快適な場所からあえて一歩踏み出し、未知の領域への冒険を始めようとする彼らの揺るぎない決意に、とても刺激を受けました。
今回の研修の素晴らしさは、活発な意見交換にあると思います。私たちは、異文化への対応や言語的な課題、個人の成長、そしてもちろん夢をどのように実現するかなど、さまざまなトピックを掘り下げました。異文化を理解し、多様な環境に適応しようとする彼らの熱意には、本当に感動しましたし、自分の今までの旅のことも思い出しました。
最も感動的だったのは、トビタテ生が自分の夢を英語で表現する機会をとても大切に思っているということを知った時でした。文化の架け橋である言語は、無限の可能性への扉を開いてくれます。英語で自分の夢を表現しようとする彼らの姿勢は、困難に正面から立ち向かおうとする意志の表れでした。今回の英語を使っての研修は、単に語学力を磨くということだけでなく、自分に自信を持ち、実りあるコミュニケーションへの情熱を持つためのものでした。
生徒たちを指導する中で、私はよく自分自身の青春時代や、その過程で学んだ教訓を思い出していました。自分探しと成長のための旅は普遍的なものです。旅に出ることへの恐怖を克服するということから、不慣れな土地に足を踏み入れるということまで、私は彼らの気持ちに強く共感しました。そして、この繋がりがメンターとトビタテ生との間に絆を育んでくれました。
このようなプロジェクトは、Young leaderが翼を広げて羽ばたくための舞台を提供してくれています。Young leaderは新たな困難を受け入れることで、急速に変化するこの世の中において、必要不可欠な資質である回復力（レジリエンス）と適応能力を養うことができます。このような経験は、単に地理的な『境界』を越えるだけでなく、内面的なバリアを打ち破り、視野を広げ、一人の人間として成長するということなのです。
今回の研修を通して私は、トビタテ生の夢の実現に微力ながらも貢献できたことに誇りを感じています。トビタテ生は単に私から何かを学んだだけでなく、逆に私に夢を追いかけることの素晴らしさの本質を教えてくれました。この経験を通して、このような研修の素晴らしさ、文化交流の意義、そしてYoung leaderひとりひとりの中にある無限の可能性を改めて感じました。
みなさん、覚えていてください。私たちは皆、世界のモザイクアートの１ピース１ピースです。自分にとって快適な環境からあえて一歩踏み出すことで、人生という壮大な傑作に自分だけの彩りを加えることができるのです。
Young Dreamer、メンターたち、そして世界を私たち全員にとってより活気に満ちた包括的な場所にするための、成長と発見に満ちた美しい旅を祝して。
原文：Stella V. Grahek
翻訳：星若奈
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