トビタテ！留学JAPAN × World Road第1回渡航前事前研修
今年度から新たに始まった、トビタテ留学×World Road 研修事業。260名超えの奨学生に向けて全4回にわたって開催された事前研修のうち、今回は７月２３日（日）に行われた第1回の様子をインターン生として参加した野口満理奈がレポートさせていただきます。
「トビタテ！留学JAPAN」とは
「トビタテ！留学JAPAN」とは、意欲と能力のある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に、2013年からこれまでに8000人を越える若者の120カ国以上の留学を支援し、帰国後には、日本最大級の多様な若者を繋ぐコミュニティを作ってきた、 文部科学省主催で官民協働のもと社会総掛かりで取り組む 「留学促進キャンペーン」です。
今年度も第15期生として大学生108校261人が、それぞれ熱い想いを持って、世界中へと羽ばたきます。
トビタテ！留学JAPAN × World Road
トビタテ奨学生には、留学の前後に研修の機会が設けられており、
今年度より事前研修内での「トビタテ!留学JAPAN」とWorld Roadのコラボレーションが始動しました。
「世界のリーダーとの出会いから、実践知を身につける」
このことを目的として行った、今回の研修。
奨学生一人ひとりには自分の夢についてのエッセイを準備してもらい、世界中で活躍しているドリーマーたちと「夢」というひとつの共通のテーマを持って、オンライン上での交流、メンタリングを行っていただきました。
世界と繋がる
第1回である７月23日（日）には、以下の１５カ国のリーダーとZOOMを通して繋がり、グループに分かれて交流を行いました。
アジア：インドネシア🇮🇩パキスタン🇵🇰 ブータン🇧🇹 香港🇭🇰
アフリカ：エジプト🇪🇬ルワンダ🇷🇼セーシェル🇸🇨
ヨーロッパ：ギリシャ🇬🇷スロバキア🇸🇰ブルガリア🇧🇬
中東：オマーン🇴🇲レバノン🇱🇧
オセアニア：パプアニューギニア🇵🇬ソロモン諸島🇸🇧
それぞれの国のドリーマーは、普段行っていることもそれぞれバラバラ。
国際NGOワーカーや社会起業家、最年少大学設立者など。
様々な角度から社会に変革をもたらしている世界各地のドリーマーたちと、全国各地から集まった奨学生たちをZOOMを通して繋ぎ、交流を行いました。
「自分の夢について改めて考えるきっかけになった」
「世界のドリーマーさんと繋がることができて楽しかったし、すごく良い刺激になった」
「英語で自分の夢とか想いについて話すのってすごく難しい」
日本の学生だけでなく、これまでにはなかった海外のリーダーたちも含めた交流の場を通して、奨学生はそれぞれの気づきや発見に出会うことができていました。
世界へ飛び立つ学生たち
日本全国から、それぞれの想いを持って世界へと羽ばたくことを決意し、研修で集まったトビタテ留学生の皆さん。
２日間の研修の間に互いの想いにたくさん刺激されている様子が伝わってきていて研修2日目の最後には、「みんなで世界のどこかで集まろう！」と熱く話している学生の方もいました。
「こんなことしてみたいな」「こんな社会になったらいいな」
そのような想い、すなわち「夢」を一人ひとりが心に抱き、
それぞれのもつ夢がかけ合わさっていくことで、社会は少しずつ良い方向へと変わっていくのではないかと私は思っています。
自分の夢と向き合って、他の人が持つ夢を知って。
今回の世界各地で活躍するドリーマーとの交流の場は、奨学生一人ひとりの心に残る時間となったのではないかなと思います。
トビタテ留学奨学生の皆さんが無事に、そしてそれぞれが自分らしく、世界へと飛び立てることを願っています。
野口満理奈
World Road
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