中学生で原宿のジャニーズショップに並んだ私をなめるなよ
明けましておめでとうございます。
2022を無事に迎えられたことを心より感謝申し上げます。
日頃「本日の満足度」をつぶやきにつぶやいている私ですが、さすがに書ききれない感動を2022年幕開けに味わいました。
その瞬間、まさに「エンジンがかかった」のでここに書き連ねさせていただきます。
ジャニーズカウントダウンを見ましたか。
ジャニーズカウントダウンの年明けを見ましたか。
風間くん、風間俊介さんが歌って踊っていました。
ジャニーズカウントダウンで風間くんが歌って踊っていたんです。
こんなに嬉しいことはありません。
こんなに嬉しいことはありません。
(大切なことは2回言ってしまいますね。)
風間くんの最初の衝撃は、金八先生の1999年の第5シリーズでの兼末健次郎役でした。
いまだに鮮明に覚えているシーンの数々と、あの水門のシーンで流れたアメイジング・グレースが、いまもうすぐ30歳を迎える私を作り支え続けてくれたものです。(重い。重いけどこのあともこの調子で参ります。)
1999年は小学生でした。
健次郎の両親と同じく、私の両親も、性質は違うものの癖の強いふたりで、
小学生心になかなかハードな現実があったのですが、
そのハードさをバネに”優等生”になることができるんだなと感じたものでした。
私の外面に見る”優等生”というポジションの取り方は健次郎に学んだものと思われます。
そして、両親に感じるハードさと、両親に感じる可愛がって欲しいという気持ちを抱くことの致し方なさと、両親の不器用さを受け入れる器の形も、健次郎から学んでいました。
その後中学生になって、私はいじめられました。
最初はいじられていただけだったと思うのですが、私が打たれ強いせいか、泣いたりもしないでにこにこしてるから本当に気持ち悪ぃと思われたんだと思います。
そこで助けられたのが、やっぱり健次郎という存在でした。
ひとに嫌がらせをする人間の”そこ”だけを見ないというスタンスを取ることができたのです。
家で嫌な思いしてるのかな、
部活で嫌な思いしてるのかな、
塾で嫌な思いしてるのかな、
なんか知らないけどこいつも大変なんだろうな、
と、実際どんな生活をその子らが送っているかは知りませんでしたが、
その背景を想像するだけでこの子らもなにかしょうがなさがあるんだろうな、
って思えました。
なんでこんなことするの!!!!
やめて!!!!不愉快!!!!!
とか単純明快にその嫌さを自分の心に発見して拒否する爽やかさがあれば、
もしかしたらもっとなにか爽やかに避けることができたりしたのだろうか、
とかもたまに思うけど。
その子らのしんどさを見た(想像した)ときにじゃあやりたきゃやればいいと許容していたのも私なんですね。
だって、作品のなかにいる健次郎という存在の苦しさと、
健次郎という役をやる仕事をする風間くんを見ていたから、
総合してこの人間社会でこれら
(いじめる・いじめられる)
という立場は誰かが担う仕事なんだという結論に至っていたんですね。
こわい。自分。
結局その程度の差や発生源の違いはあるものの(クラスだったり先生だったり部活だったり)、不愉快な思いをするという中学生生活は卒業まで続いたんだけれど、それはもう覚悟の上だったし、なんなら、あと2年耐えれば、あと1年耐えれば、あと数ヶ月耐えれば終わるという中学生生活のクランクアップを待ちながら日々通っていたわけですね。
卒業式で大地讃頌を歌ったとき「やっと終わった」と思って涙が止まらなかったですね。はい。
それから先、長らく風間くんは風間くんとして、そして健次郎としても、私の中に色濃く存在し続けているのです。
『それでも、生きてゆく』のお仕事にもその”役割”を感じて、
そして気付いたらディズニー大好きなひととしてテレビにどんどん出ていて。
アナザースカイで風間くんが本当に楽しそうに嬉しそうに、
ディズニーのなかに見るひとつひとつの魔法は誰かのなせる技だ
と興奮ぎみに語る姿を見て、それもまた私にとってもディズニーに見る大好きな部分だからそれがまた嬉しくて。
結婚してお子さんがいてパパさんとしての役割もする上でダスキンのお仕事をしていたり、朝番組、大河ドラマに出たり、転職エージェントの広告の顔になっていたり、
キャッチーに振り切るでもなく、なにかに寄せていくでもなく、
なんとなくずっとそこにいてくれてそこにいることに違和感のない人で、安心してひとがそこに寄っていける感じ。
いい人でもそうでなくともいい人。というすごさ。
けれども正直私はすべての作品を追えている訳でなく、
自分は風間くんのファンです!とは正直自信を持って言えたことがないです。
でも確実に自分の人生に、自分の人格形成に、影響を与えてくれた人であることは間違いないのです。
だから、そんな風間くんがですね。
ずっとジャニーズカウントダウンは家で見てて、
出演してもカウントダウンからサッと出てハッピーニューイヤー!!!と言ってサッとハケるって哀愁を笑いに変えていた風間くんがですね、
あんな風に歌って踊って、ステージに立って「東京ドームに似合う男が帰ってきました!」って冗談言って笑っているのはほんとに感動した。
いやー。
ほんとにいい年の幕開けでした。
題名回収すると、中学生の頃に行ったジャニーズショップで買っていたのは関ジャニ∞とHeysay山田くんの写真でした。
そこは風間くんじゃないんだけどね。
ジャニーズカウントダウンをフルスロットルで楽しむ私が、それを見て引いてる姉に放った言葉でした。
風間くんが歌って踊っていた。
これほどに新しい時代を感じて今年は面白くなる!!!!と思えることはありません。
noteで初めて2400文字を超えました。
エンジン全開ですね。
最後までありがとうございます。
今年も楽しい。
PS,
中学3年で引っ越してきて諸々事情を知らずに仲良くしてくれた子が、ジャニーズの世界観とショップを教えてくれたんです。今改めてそのことにめちゃくちゃ感謝してます。