【宇】キエフ政権がドニエプル川西岸に15000人の兵士を配備、その多くが新兵の模様。(閲覧注意画像有)
3月19日、ウクライナ軍によるザポリージャ州とヘルソン州に隣接するドニエプル川のカホカス貯水池の制圧攻撃が行われた。
クリミア偵察部隊によると、ウクライナ軍特殊部隊がヘルソン地域にある島に上陸後、拠点設立を行っていた模様。
この報告を受け、ロシア軍は同組織を制圧後、全ての隊員を拘束。死者は出ていない模様。
同日、ロシア軍のミサイルがドニエプル川右岸に位置するミサイル格納庫を攻撃、格納庫には米国製のハイマース用ミサイルや装甲車両などが多数保管されており、ロシア軍はこの攻撃により、格納庫内のほぼ全ての機能を無力化したと述べた。
同日、ウクライナ軍はドニエプル川東岸への上陸中、ロシア軍と交戦。この結果、ウクライナ軍兵士4人が死亡、5人が拘束された。
ヘルソン州のロシア軍司令官は「上陸作戦失敗はウクライナ軍にとって、ここ最近の中で大きな損失である」と述べた。
キエフ政権はザポリージャ州への大規模な攻撃を想定しており、予備役を招集。最大1万5人の兵士がドニエプル川西部に配備されているが兵士の多くが、新兵や訓練課程中の兵士であること模様。
ドニエプル川は両国にとって重要な場所になるが、キエフ政権がヘルソン、ザポリージャ州奪還のためドニエプル川を渡り1万5人の兵士を動員するとなると両軍共に多くの兵士が亡くなるであろう。
2014年以前のようにドニエプル川を共同管理することは不可能などであろうか・・・?
アブハジア自治区とジョージア政府は対立しながらもダム及び水力発電所の共同管理を行っている。この共同管理を裏から支持したのはロシア政府である。
夢物語であるが、アブハジアとジョージアの水力発電所共同管理を支持し、実現に至らせたロシア政府なら、ドニエプル川を死者を出さずに共同管理することも可能なのではないか・・・
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