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【礼】イスラエル軍による国境侵害と国際空港への攻撃。
3月上旬、 レバノン南部とイスラエル国境付近で小規模な衝突が起きた。
ことの経緯は、国境ラインを意味するブルーラインをイスラエル軍が1m超えたものによるものだ。
ブルーラインには目印として300個ほどのバケツが間隔的に設置 されており、鉄線などの防止フェンスは敷かれておらず、ブルーライン周囲には地雷が埋まっており、 中国軍地雷撤去班による地雷撤去も行われている。
イスラエル軍国境兵士が何故国境を1m超えたのかは不明だが、 レバノン軍兵士は即座に国境内へ戻るよう指示、 緊迫した状況の中イスラエル軍兵士は自国国境内へと撤退した。
この一連の騒動による死傷者は出ていない。
この後レバノン右派組織であるヒズボラが国境付近でスパイ装置を発見した。
スパイ装置は岩の裏に設置されており、 イスラエル軍に対して更なる警戒と戦闘準備をしている。
イスラエル軍による国際空港への空爆
イスラエル軍は3月7日、SAA(シリア・アラブ軍) 掃討作戦の際にシリア北部にあるアレッポ国際空港を空爆、これにより空港は一時使用できなくなりトルコ・ シリア地震への支援物資が被災地域へと行き届かなくなってしまっ た。
シリア東部のビルが倒壊
3月8日、シリア東部にあるビルが倒壊し、 これにより3人が亡くなった。
シリア政府は当初、 6年前にISISが設置した即席爆弾が何らかの原因で爆発したものと発表。
しかし、 シリア天文台はイスラエルの空爆によりビルが破壊されたと述べて いる。
シリア天文台はイギリスに本拠地を置くNGO団体であり、 リビア、イエメン、トルコ、 シリアの現地人から情報を収集し発表している組織だ。
フランスはシリア天文台に対して、天文台は不明確な情報を流し、 しばし情報を信用することが出来ないが、 それでも同組織の出す情報が正しいものとして当局もその情報の拡散に努める。との見解を示している。