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【宇】カフカスダム破壊を企てた裏幕は??
カフカスダム破壊に関し、両国の主張は食い違っている。
そんな中で、今回のダム破壊によって既に被害を受けた、又はこれから受けるであろう人、場所の観点からどちらが嘘をついているのか検証したい。
主にフォーカスを当てるのは
「軍」
「ザポリージャ原子力発電」
「使用されたミサイル」
「水供給不足による民間人、農業への影響」
この4つである。
(下記、カフカスダム破壊時の様子)
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ロシア軍とウクライナ軍のダム崩壊前と崩壊後の動き
・ロシア軍
ダム破壊前、ヘルソン州東部、南部、西部に軍を配備してたが、ダム破壊後、各部隊は分断され孤立化が起こっている。
同州での装甲車や戦車、戦闘系小型車両、ミサイル搭載型トラック、大砲などの移動が困難になり東部西部南部にてロシア軍の分断が起こり戦略的に不味い状態になっている。
・ウクライナ軍
ダム破壊の数週間前からヘルソン州からドネツク南部やザポリージャに軍を移しており、ダム破壊による軍事的ダメージをそれほど受けていない。
(これはダム破壊を未然に知っており、ウクライナ軍部隊に被害が出ないようにドネツク南部等へ移動させた。というキエフ政権によるダム破壊の裏付けとも取れる。)
↓は過去にウクライナ軍がカフカスダム奪取作戦を試みた記事である
ザポリージャ原子力発電の影響
ダム破壊により、ザポリージャ原子力発電の冷却水が不足するという懸念があり、同時に過去6回ウクライナ軍は原子力発電に向けてミサイル攻撃を行なっているが全てロシア軍により撃墜されている。
この点からロシアの支配下にあるザポリージャ原子力発電を破壊することにより、併合四州を死の地に変え、ロシア軍の侵攻を更に遅れさせ、弱体化をはかるキエフ政権の意図があるとも考えられる。
国連は??
ダムに関しては2022年、ロシア政府は国連に対しウクライナ軍のダム攻撃の非難決議案を提出しているが、無視されている模様。
国連傘下なIEAEは「原子炉の冷却に必要な水量がダム破壊により不足しており、ダムの修復を急ぐことが必要だ」と述べている。
ダム破壊に使用されたミサイル
これはロシア政府の主張になるが、ハイマースとヴァルカの二つのミサイルが使用されていると述べている。
ハイマースは米国陸軍が開発したミサイルであり、ロシア軍及び、民間へのソフトターゲットとして多用に使用されているものである。
ヴァルカは全世界でウクライナ軍のみが使用している地対地ミサイルであり、
上記二つの使用が真実なのであれば、キエフ政権による自作自演の可能性が高くなる。
ダム破壊による民間人及び農産業への影響
ダム破壊により、北部クリミア川の必要水量が不足しクリミアで第ニ次飢饉が発生する可能性が高い。
ロシア政府はクリミア半島の住民の水道インフラ、工業水、農業水などの供給の維持を行い、第二次飢饉を防ぐ必要がある。
ロシア政府は「現在、クリミアで必要とされる水の80%は維持できているが、将来的に不足する可能性が高く、水供給の代替案を考えている」と述べている。
・何故、第二次飢饉なのか?
2014年から2022年のドンバス戦争において、キエフ政権によるダム独占化により最も被害を受けたのはクリミア半島の住民だからである。
ダム独占化によりクリミア半島に必要な水が供給されなくなり、主に農産業が多大なるダメージを受け、農民の多くが職を失い、クリミア住民は飢饉状態に長年瀕していた。
これを2022年2月24日のSMO軍事作戦以降、すぐにダムの奪取を行い、クリミア半島に水を流し長年続いた飢饉状態を阻止したのがロシア政府である。
・ダムの氾濫による被害
既にダム破壊により東部地域(ロシア派住民)は氾濫により50000人以上が居住地から避難しており、ロシア軍は取り残された人々の救助に当たっているが、救助などの遅れなどにより数名の民間人が亡くなっている模様。
結論
上記で述べた四つのことから
まあ、なんとなく答えは分かるでしょう。