Bansko(BUL)バンスコってどんなとこ?
アルペンスキーワールドカップの開催地紹介!今回はブルガリアのバンスコです!
日本では、あまり馴染みのない国でブルガリアってどこ?という方も多いかもしれませんが、どんなところなのかご紹介したいと思います!
2023-2024シーズンは、以下日程でレース開催予定が組まれていますよ!
2024年2月10日(土)大回転(ジャイアントスラローム・GS)
2024年2月11日(日)回転(スラローム・SL)
2023-2024シーズンのスケジュールはこちらの記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。
どんな場所?
ブルガリア共和国は、東南ヨーロッパにあります。北にルーマニア、西にセルビア、北マケドニア、南にギリシャ、トルコと隣接し、東は黒海に面している国です。
ブルガリアの北緯は、北海道と同じくらいで、日本の3分の1の広さと日本よりも小さな国です。公用語はブルガリア語です!ブルガリア語ってロシア語となんだか似てますねー。
そんなブルガリア共和国の南西部、ブラゴエヴグラト州にあるバンスコは、ピリン山脈の麓に位置します。首都ソフィアから車で南へ約2時間くらいの場所です。
昔は、オスマン帝国の一部だったらしいですよ!地図はこちらです!
バンスコには、ピリン国立公園というユネスコ世界遺産に登録されている国立公園が有名みたいです!おばさん知りませんでした。
東ヨーロッパ随一のスノーリゾートで、今は夏も冬も観光で有名な街なんだとか!北海道と北緯が同じくらいと考えると納得ですねー!
バンスコジャズフェスティバルや有名アーティストのコンサートも開催されていて国際的に知名度が高いそうで、ヨーロッパ中から一年中観光客が訪れるそうです。
バンスコから5kmくらいのところにバーニャという村があるそうで、そこは温泉地として有名らしいので、温泉大好きな日本人はスキーとともに楽しめそうですね。
とはいえ、遥か遠い日本では「ブルガリアヨーグルト」は有名ですが、ブルガリアという国についてはあまり知られていないのが現状ですよね。
おばさんもアルペンスキーワールドカップが開催される場所ということくらいしか知りませんでしたので、調べてみるととても興味深い場所でした。
ちなみにブルガリアヨーグルトは、ヨーグルトの本場であるブルガリアのブルガリア菌を使って作られていて、国の名前を使うことを許可してもらって商品名にしてるらしいですよー!
ブルガリアでは、経済大国日本へのブルガリア菌の輸出量が多いことで日本は有名なんだとか!なんだかヨーグルトを通じて勝手に親近感がわいてもっとブルガリアについて知りたくなってきました。
明治ブルガリアヨーグルト倶楽部のHPでブルガリアについて紹介してる記事がたくさんあって面白かったので、興味がある人はチェックしてみてください。
バンスコ公式HP
Bansko(BUL)バンスコ公式HPを見つけました。とてもわかりやすいHPですねー。ブルガリア語と英語バージョンがありますが、こちらは英語バージョンのHPです。
15リフト&ゴンドラ&Tバーと18コースを有するバンスコスキー場。
アルペンスキーワールドカップが開催されている他のヨーロッパの巨大リゾートに比べると小さく感じますが、2003年にゴンドラ&リフトが設置されたり、スキー場を中心に近年開発が進んでいる成長中のリゾートのようですよ。
リフト券は、半日券・1日~13日券など種類が豊富で長期滞在者向けのリフト券も用意されていました。大人1日券は、96レフ。日本円で約7,900円くらいです。(2024年1月現在)
ブルガリアはEU加盟国ですが、ユーロを導入していない国のひとつでもあります。ですからブルガリアの通貨はユーロでなく、レフなんですねー。知りませんでしたー。
ユーロが導入されていないこともあってか、ヨーロッパの他のリゾートに比べてお手頃価格で楽しめるということで、近年人気のリゾート地になっているようですよ。
また、2017-2018シーズンからバンスコロイヤリティプログラムというのが始まったそうで、プラチナ・ゴールド・シルバーとランクごとの条件をクリアするとさまざまな特典があります!
こちらのページに詳しく載っていましたよ!
ロイヤリティプログラムのメンバーは、アルペンスキーワールドカップの観戦ができる特典がついてますよー!これはうれしい!リピーターにやさしいシステムになってるんですねー。
スキー場マップ
スキー場マップを見つけましたよ。とってもわかりやすいスキー場マップですね。
また、バンスコ360°というページがあって、コースごとに動画で紹介してくれています。これは珍しい気がします。この動画、コースがとってもわかりやすいですねー。9番のスロープがレース開催コースですよ。
どんなコース?
Bansko(BUL)バンスコでは、アルペンスキーワールドカップだけでなくスノーボードワールドカップ、アルペンスキージュニア世界選手権、スノーボードジュニア世界選手権も開催されたことがあるFIS公認コースです。
どんなコースなのか見ていきたいと思います。
バンスコ大会公式HP
バンスコ大会公式HPがこちらです。
Bansko(BUL)バンスコでの男子アルペンスキーワールドカップ初開催は、2011年でこれまで4回開催されています。
これまで、ここBansko(BUL)バンスコで開催された種目は、大回転(ジャイアントスラローム・GS)、アルペン複合(アルペンコンバインド・AC)、回転(スラローム・SL)です。
バンスコ公式HPにこんなニュースがありました。2021年に惜しまれつつ引退したアメリカのワールドカップ25勝、ミスターGSことTed Ligety(USA)テッド・リゲティがゲストで登場するらしいですよー。
現地の国際映像に映ってくるでしょうねー。よく自身のInstagramでは、ポールを滑っている動画を投稿してくれているので、前走したりしないかなー。これも楽しみですねー。
レース開催コース
スキー場マップでいうと、Banderitsa 1 バンデリッツァ1 というリフトのところがレース開催コースです。
大会公式HPにレース開催コースが詳しく載っていましたよ。
大回転(ジャイアントスラローム・GS)コース概要
スタート地点:標高2,060m
ゴール地点:標高1,610m
全長:1,230m
回転(スラローム・SL)コース概要
スタート地点:標高1,830m
ゴール地点:標高1,610m
全長:656m
banskoworldcup公式Instagramでもコースを紹介している投稿がありました。こちらは2021年のときの様子。
全体的に中・緩斜面のBansko(BUL)バンスコのコース。超急斜面は多くなく、クラシックレースが開催されるコースに比べると難易度はそれほど高くない印象です。
とはいえ、ワールドカップが開催されるコースですから、斜面変化やウェーブもあって簡単ではありません。
スタート直後は緩斜面!セットによって、この緩斜面で振り幅があるセットがたつとスピードが出てない状況で正確なターンが求められ、リズムに乗れないとタイムが伸ばせないコースですね。
中盤の急斜面からは、左下りの片斜面!セットによって難易度が変わって来ます。
過去レース
直近のここBansko(BUL)バンスコでのワールドカップ開催は、2021年です!
このときのレースの動画が、FIS Alpine公式YouTubeに投稿されていました!開催された種目は、大回転(ジャイアントスラローム・GS)です!
2021年は連戦でしたので、動画も2本ありましたよ!初日に優勝したのが、Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ!
2日目に優勝したのが、Mathieu Faivre(FRA)マシュー・フェイブルでした!
ここBansko(BUL)バンスコでのレースの注目はなんといっても、地元ブルガリアのAlbert Popov(BUL)アルベルト・ポポフ!
Albert Popov(BUL)アルベルト・ポポフがシード内に入ってから初めて主戦場である回転(スラローム・SL)のレースが開催されるのが、2023-2024シーズンのレースです。
地元ブルガリアで2回目の表彰台&初優勝を狙ってくるでしょうね!地元の応援を背にどんな滑りを見せてくれるのかも注目ですよ!
Albert Popov(BUL)アルベルト・ポポフについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!
この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!