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ついに日本上陸!VAN DEER ヴァンディアスキー

アルペンスキーワールドカップでも話題のオーストリア生まれのスキーメーカーであるVAN DEER ヴァンディアがついに日本上陸のニュースがありましたよ!

今回はそのVAN DEER ヴァンディアについてご紹介します!

アルペンスキーワールドカップのマテリアルについては、VAN DEER ヴァンディアも含めてこちらの記事でも紹介してるのでぜひチェックしてね!

VAN DEER ヴァンディア 日本上陸

VAN DEER Red Bull Sports の日本国内販売の決定が、2024年2月28日にリリースされました!

新潟県湯沢町にある株式会社クレブ、クレブスポーツがスキーブランド VAN DEER-Red Bull Sports ヴァンディア-レッドブルスポーツ の日本国内の正規販売店となるそうですよー!プレスリリースはこちらです!

先行予約が2024年3月9日(土)から開始で、3月9日(土)~24日(日)に苗場スキー場でプレミアム試乗会があるそうです!

こちらから予約が出来るみたいですが、もう満席の表示が出ている日がありますよ!

日本上陸を待ち望んでいた人も多いはずですから、これはうれしいニュースですー!VAN DEER ヴァンディアのスキー乗ってみたいですねー!

クレブスポーツ公式HPはこちらですよ!限定販売と書いてありますから、ほしい方はお早めに!!

またこちらから日本版のカタログが見れましたよ!

https://resort.xraeb.co.jp/brand_proposal/vandeer/vdrbs_workbook_ws24_selling_price_Japanese.pdf

スキーはもちろんですが、ビンディング、ストック、ブーツ、アパレルもあります!おばさんフーディーと帽子もほしい!!かっこいいーー!

VAN DEER ヴァンディアとは

2022-2023年シーズンに、アルペンスキーワールドカップでデビューしたVAN DEER ヴァンディアのスキー。シーズン当初から大きな話題になり、たくさんの人が注目しました。

ここまで、アルペンスキーワールドカップでもマテリアルが大きな話題になったことはないのではないでしょうか?!おばさんの過去記憶にはありません。

その大きな理由は、ワールドカップOver All 年間総合優勝8連覇の王者 Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーが創設した新しいスキーブランドということ!

ブランドデビュー前から引退したMarcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーが "スキーを作っているようだ" ということが話題になっていたほどです!

ブランド名のDEERはブランドロゴにも使われていますが、英語で「鹿」という意味で、ヒルシャーの「Hirsch」という名前に由来しているそうです。

新しいアプローチで、世界クラスのスキー板を製造するVAN DEER ヴァンディアは、レース用のスキーだけでなくバックカントリーやビッグマウンテン用のスキーもラインナップ!

大量生産ではなく小規模かつ個別で、安価な輸入部品でなく最高品質の原材料でVAN DEER ヴァンディアのスキーは作られているそうです。

VAN DEER ヴァンディア公式HPはこちらです!made in Austriaって書いてますねー!

Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーの15年間にわたるアルペンスキーワールドカップのキャリアで常にトップで戦ってきた才能、経験、技術、妥協しない精神を集約して出来ているVAN DEER ヴァンディアのスキー。

もちろんマテリアルとしても素晴らしいものなんだと思いますが、デザインもかっこいいですよね!これまでのスキーメーカーと一線を画すデザインからも新しさが際立ちますね!

VAN DEER ヴァンディア公式HPよりGSのスキー板の写真

Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャー

2019年に引退を発表したMarcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーですが、アルペンスキーワールドカップファンなら知らない人はいないスーパースターで絶対王者でした。

地元オーストリアでは、気軽に街を歩けないほどの人気で、日本で言うと大谷翔平選手や羽生結弦選手みたいな感じでしょうか?!

現役時代は、地元オーストリアのAtomic アトミックのスキーでワールドカップを戦っていました。

Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーを語るとき必ず言われるのが、ワールドカップ史上初の Over All 年間総合優勝8連覇の偉業ですが、それ以外にもとんでもない記録をたくさん作っています!

主な成績がこちらです!書ききれないので一部ですが、す、すごすぎませんか?!

8 Over all Champion ワールドカップ年間総合優勝 8連続優勝
67 World Cup Victory ワールドカップ67勝
138 World Cup podiums ワールドカップ138表彰台
5 World Championships 世界選手権5勝
9  World Championships podiums 世界選手権 9表彰台
2 Gold Olympic medal オリンピック 2金メダル
1 Silver Olympic medal オリンピック銀メダル

自身のInstagramでもOver All 年間総合優勝したときの写真を投稿してくれていましたが、年間タイトル獲得者に与えられるクリスタルグローブが持ちきれないほど!

Over All 年間総合だけじゃなく、種目別年間タイトルもたくさん獲得してるのでほんとに歴史に残る偉業!

獲得したクリスタルグローブの写真を投稿してくれてますが、圧巻です!これ全部じゃないはずです。大小合わせたらもっとあるはずですー。

ちなみに余談ですが、ジュニア時代に来日した際、ホームシックになってしまったことがあるMarcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャー

日本のスタッフが、ホームシックになったマルセルのためにゲームを買ってきてあげたというエピソードを関係者に聞いたことがあります。

世界のトップに君臨する絶対王者でもそんな時代があったんですねー。なんだか親近感が湧きます!

現役時代のオフにも日本でバケーションを楽しんでる様子を自身のInstagramで投稿してくれていたこともあったので、日本嫌いにはなってなかったみたい!よかったー!

日本上陸記念とかでまた来日してくれないかなー?!

VAN DEER ヴァンディア契約選手

2022-2023年シーズンにアルペンスキーワールドカップで、デビューしたVAN DEER ヴァンディアですが、話題の理由のひとつに契約選手があげられます。

VAN DEER ヴァンディアの契約選手たちを紹介していきますよー!

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

なんといっても、Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーの長年のライバルであったノルウェーのHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンが長年契約していたRossignol ロシニョールからVAN DEER ヴァンディアにマテリアルチェンジしたことが、大きな話題となりました。

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンのワールドカップの初優勝は2014年で、当時18歳!ワールドカップは通算30勝!29歳のいまでもトップシードでワールドカップを戦っています。

Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーが現役時代も二人のデットヒートがワールドカップを沸かせてくれていて、いつもどっちが勝つのか?!が注目されていましたね!他の選手たちを寄せつけない無類の強さを誇っていました。

自身のInstagramでも契約発表してくれていましたが、Marcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーとの2ショット!

長年のライバルであり親友がタッグを組んで、ワールドカップを戦いますよ!

2022-2023シーズン、1月のGarmisch-Partenkirchen(GER)ガルミッシュ・パルテンキルヘンの回転(スラローム・SL)では、VAN DEER ヴァンディアのスキーで初優勝したことも大きな話題となりました。

マテリアルチェンジしてすぐ勝てるところが、さすがHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!

自身のInstagramでMarcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャーへコメントをしていましたよ!

しかし、このときはまだロゴ問題があってスキーに黒いテープが貼ってあります。公式には認められてなかったため、この状態でレースに参戦していたんですねー。

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガン

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンと同じシーズンにHEAD ヘッドからVAN DEER ヴァンディアへマテリアルチェンジしたのが、同じくノルウェーのTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガン

自身のInstagramでも契約発表をしてくれていました!

ワールドカップデビューは2017年で、現在27歳。これまで4回の表彰台に上がっているTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガンは、大回転(ジャイアントスラローム・GS)、回転(スラローム・SL)が主戦場です。

VAN DEER ヴァンディアのスキーでの初表彰は、2022-2023シーズンのPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホでの回転(スラローム・SL)のレースでした。

こちらもマテリアルチェンジしてすぐに結果に繋がってますから、VAN DEER ヴァンディアのスキーのすごさを証明してますよね?!

自身のInstagramでもそのときの写真を投稿してくれていますよ!一番左がシモンです!VAN DEER ヴァンディアのスキー持ってますね!

さらに、Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガンは、2023-2024シーズンに大躍進!

元々、回転(スラローム・SL)のスペシャリストのイメージでしたが、大回転(ジャイアントスラローム・GS)でもシーズン当初は50番台のスタート順だったにもかかわらず好成績を重ね、ついには表彰台に上るなどキャリアベストのシーズンを送っています。

Aspen(USA)アスペンの大回転(ジャイアントスラローム・GS)で表彰台に乗っている写真を自身のInstagramでも投稿してくれていましたよ!うーん!VAN DEER ヴァンディアのスキーかっこいいなー!

もちろん得意種目である回転(スラローム・SL)でも表彰台に乗り、キャリアベストのランキング4位につけています。

VAN DEER ヴァンディアにマテリアルチェンジしてからかなりの上り調子ですから、これからの活躍にも期待したいですね!

Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガンが表彰台に上がったレースは、こちらの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね!

Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツ

スェーデンの新生、20歳になったばかりのFabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツもVAN DEER ヴァンディアの契約選手ですよ!

今シーズンにワールドカップデビューしたばかりで、まだ出場したレースも10レースちょっとという若手で、回転(スラローム・SL)が主戦場です。

ワールドカップポイント獲得は、まだ1回だけなのですが出場したどのレースもすごく惜しいレースばかり!

常にフルアタックしていく攻めの滑りが、スウェーデンの先輩で第1シードで戦っているKristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセンを思わせる期待の若手です!

ヨーロッパカップの回転(スラローム・SL)でも今シーズンは、優勝、3位が2回と上り調子で、ジュニア世界選手権の大回転(ジャイアントスラローム・GS)でも3位表彰台に上がっていますよ!

自身のInstagramでも、VAN DEER ヴァンディアとの契約発表をしてくれていました!

こちらの投稿では、VAN DEER ヴァンディアのフーディを着ていますね!

ロングヘアーがトレードマークのFabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツ。ヘルメット&ゴーグルをしていてもすぐにわかりますから応援しやすいと思いますよ!

これからの活躍が期待できる20歳!ぜひ注目してくださいね!

ちなみにFIS Alpine公式InstagramでもFabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツの滑りを取り上げてくれてたんですー!

このときはアクシデントがあったにもかかわらず、このフルアタック!すごいレースでした!

Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツは、こちらの記事の番外編でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

Charlie Raposo(GBR)チャーリー・ラポソ

28歳、イギリス代表のCharlie Raposo(GBR)チャーリー・ラポソもVAN DEER ヴァンディアのスキーでワールドカップを戦っています。

主戦場は、大回転(ジャイアントスラローム・GS)です!

2016年のワールドカップデビュー以来、ポイント獲得できたレースはまだ数レースですが、VAN DEER ヴァンディアのスキーで躍進したいCharlie Raposo(GBR)チャーリー・ラポソ!

28歳の誕生日に自身のInstagramにファッショナブルな写真を投稿してくれてましたが、スタイリストは衝撃の引退発表があったLucas Braathen(NOR)ルーカス・ブラーテンだそうですw 仲良しなんですねー!

Lucas Braathen(NOR)ルーカス・ブラーテンについては、こちらの記事で紹介してるのでぜひチェックしてください。引退したあとの動向も気になるところです。

また、チャーリーも自身のInstagramで、VAN DEER ヴァンディアへのマテリアルチェンジを発表してくれていました。左がMarcel Hirscher(AUT)マルセル・ヒルシャー、右がマルセルのお父さんですね。

躍進を期待していたCharlie Raposo(GBR)チャーリー・ラポソですが、2023-2024シーズンは、Aspen(USA)アスペンのレースで前十字靭帯断裂の怪我をしてしまいました。

こちらも自身のInstagramでお知らせしてくれていました。早くよくなって帰ってきてほしいですね。

今回は、アルペンスキーワールドカップでも注目のスキーブランドであるVAN DEER ヴァンディアが日本上陸という嬉しいニュースのご紹介でしたー!

いまは円安ですから、カタログをみるとなかなかのお値段・・・。さすが最高品質で少量生産なだけあるなーという感じですが、同時に憧れのスキーブランドでもありますね。

VAN DEER ヴァンディアのスキーやウェアでHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン気分でスキーを楽しみたいものです!

安い買い物ではないので欲しいなーと思っている方は、まずは試乗会に行ってみてどんな乗り心地かたしかめてから購入するのがいいかもしれませんね!試乗した人の感想もぜひ聞いてみたいでーす!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめていますので、こちらもぜひ読んでみてね!



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