見出し画像

2023-2024 Bansko(BUL)バンスコ 2/10 結果

ホワイトサーカスと呼ばれるアルペンスキーワールドカップは、ブルガリアへやってきました!

2/10(土)のBansko(BUL)バンスコでは、大回転(ジャイアントスラローム・GS)が開催されましたよ!

Bansko(BUL)バンスコのコース紹介はこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてね!

欠場選手

残念ながら、欠場の選手たちを紹介します。

Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ

12/22(金)に行われたMadonna di Campiglio(ITA)マドンナディカンピリオの回転(スラローム・SL)で優勝し、Over all オーバーオールランキングで一時トップに立っていた、Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ。

残念ながら、年末Bormio(ITA)ボルミオのレースでクラッシュ。大怪我をしてしまいました。そのため、今シーズンは終了・・・。今日のレースにも出場はありません。

自身のInstagramで近況報告がありました、やっと松葉杖が外れたそうです!

Bormio(ITA)ボルミオのレースとMarco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツの怪我についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデ

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデは、1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)でゴール直前に120kmものスピードでネットに激突するという、とても危険なクラッシュをしてしまいました。

ドクターヘリが出動して病院へ搬送されすぐに手術をしたようです。数日後、自身のInstagramで近況報告がありました。

肩の脱臼だけでなく靭帯が2本も切れていて、再び手術を行うそうです。また、ふくらはぎの切り傷は、神経を損傷して緊急手術が必要なほど深刻なものだったことも明かしてくれています。

交際中のMikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンが、すぐに病院へ駆けつけて看病をしていた様子も載せてくれていました。

とても深刻な怪我ですが、きっと強くなって帰ってきてくれるはず!早い回復を祈ります!

1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)のレースは、こちらの記事にまとめていますのでぜひチェックしてくださいね!

Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー

1/12(金)Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)でクラッシュしてしまったフランス代表のAlexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー。検査の結果、左膝の十字靭帯断裂。

残念ながら、今シーズンは終了となってしまいました。

続報があって「いつ復帰するか、あるいは復帰するかどうかについては現時点では考えていない」とのことでした。

skiweltcup.tvの以下報道によりますと「引退の可能性を確実に考慮している」そうです。このまま引退なんてことになったらおばさん悲しい・・・。いづれにせよ早く回復してくれることを祈っています!

Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)のレースはこちらの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね!

Mathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル

同じくフランス代表、2022年北京オリンピックの銅メダリストで、世界選手権の金メダルを2つ獲得しているMathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル。

大回転(ジャイアントスラローム・GS)のスペシャリストとしてアルペンスキーワールドカップを戦っています。

そんなマシューは新年早々に、自身のInstagramで鎖骨が折れている写真の投稿を!!

どうやら、オルシエール・メルレットでのトレーニング中に左鎖骨を骨折してしまったようです。

ユーロスポーツの記事で報じられていました。

怪我をした翌日には、手術をしてボルトで骨を繋いでいる写真をストーリーズに投稿してくれていました。

自身のInstagramで雪上へ戻ったことをお知らせしてくれていましたので、レースに復帰してくれるのもそう遠くないかもしれませんね!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパ

母国スロバキアのJasnaヤスナでの女子ワールドカップレースのイベントに参加していたアダムですが、左膝の外側靭帯断裂と軟骨の打撲を負ってしまったと自身のInstagramでお知らせしてくれました。

「もっと強くなってスキーに戻ってこられると信じている!僕は決して諦めないよ!」とコメントしてくれていました。

怪我をしたにもかかわらず、ポジティブなコメントや関係者への感謝の言葉で溢れていて人柄がよくわかる投稿だなぁと思いました。

ちなみに弟のアンドレアスは、怪我から復帰して今回のレースに出場予定ですよ!アダムの早い回復を祈ります!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

スタートリスト

2/10(土)Bansko(BUL)バンスコのスタートリストがこちらです。

  1. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  2. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ

  3. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  4. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  5. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル

  6. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  7. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ

  8. Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット

  9. Rasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタート

  10. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

  11. Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス

  12. Stefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー

  13. River Radamus (USA)リバー・ラダムス

  14. Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ

  15. Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト

1~7番のトップシード、8~15番までの第1シードは、前日のビブドローイベントでのくじ引きでスタート順が決まります。

前回のSchladming(AUT)シュラドミングのレースと第1シードの顔ぶれは同じですが、トップシードにLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードが入ってきましたよ。

また、注目は30番以内のシードに入ってきたおばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー、Leo Anguenot(FRA)レオ・アングノ!

今シーズン好調だけにどんな滑りをしてくれるのか楽しみです!

出場選手は全部で66人!日本代表は、加藤聖五 選手が54番スタートです!応援しましょう!!

1本目結果

今日のBansko(BUL)バンスコは、コース以外は青々していて雪不足を感じます。気温もスタート地点で0℃と暖かいです。

J SPORTSの解説陣によると、序盤と終盤が水分が多いアグレッシブな雪質で、急斜面は前日に水を撒いたことで、硬くしまったコンディションとのこと。コースのセクション毎の雪質の違いが、マテリアルセッティングも含めて難しそうです。

FIS Alpine公式Instagramで当日朝のコンディションを投稿してくれています。

今シーズン暖かいヨーロッパは雪が少なくてコンディションが心配でしたが、その中でもBansko(BUL)バンスコのコースしっかり作ってくれていますね。

まず登場したのが、Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー!序盤からいいリズムで入ります!斜面変化で少し浮いてしまうシーンがありましたが、その後も大きなミスなくゴール!タイムは1:10.56!これが基準のタイムになります。

2番スタートは、Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ!今シーズンは、すべてのレースでトップ5に入っています。序盤で腕がポールに引っかかり、バランスを崩すミスがありましたが、持ち直します。前日に水を撒いた急斜面でエッジがすべってしまって滑りにくそうです。ゴールして+0.27差の暫定2位です。

3番スタートは、Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)が登場!序盤からリラックスしていいリズムで滑ってきます。急斜面もスキーにキレがあります!中盤でわずかに遅れましたが、終盤で大きくタイムを伸ばし、-0.47差の暫定トップに立ちます!

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

4番スタートは、Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!今シーズンはまだ優勝がなく本領が発揮できていません。序盤から大きなミスはありませんが、タイムは少しずつ遅れてきます。中盤からもタイムを伸ばせず、ゴールして+1.35差の暫定4位です。

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いてスイスのGino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル!序盤から遅れてしまいます。大きなミスは無いのですが、中盤からもタイムは伸ばせず+2.27差の暫定5位です。

同じくスイス、6番スタートはLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード!序盤からいいリズムで入っていきます。すごくリラックスして滑れているように見えます!中盤の急斜面もうまくこなし、+0.89差の暫定4位です。

Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードは、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

7番スタートは、Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ!序盤から持ち前の攻めの滑りでリズムをつかみます。序盤で少し遅れますが、中盤の得意の急斜面でタイムを縮めます。ゴールして+0.87差の暫定4位です。

8番スタートで登場したのが、Alexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミット。いつものように内脚をうまく使いながらきれいなターンをしてきます。しかし中盤で遅れてしまい、ゴールして+1.25差の暫定6位です。

Alexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミットは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

続く9番スタートのRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタートが登場!いつも大きな声を出しながら滑るラスムスですが、今日も声を出して気合の滑り!大きなミスはありませんでしたが、+1.70 差の暫定8位です。

10番スタートは、数レース前から第1シードに入ってきたノルウェーの若手、Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

序盤からしっかりリズムを掴み、いいターンで第1チェックポイントはラップタイムで通過します!中盤でわずかに遅れますが、終盤にかけてまたタイムを伸ばしてきます!最後の難所のウェーブでミスがありましたが、+0.35差の暫定2位!かなりいい滑りを見せました!

11番スタートは、Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス!怪我をしてから、ちょうど1年!ここまで復活してくれてうれしいです!今日は、中盤でタイムをロスしてしまい+2.03差の暫定10位です。

Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラスのInstagramでは「人生で最も辛く最高だった昨年を振り返ると、私はこれまでやってきたことを誇りに思います。」とコメント。シーズン後半の活躍も期待したいです!

12番スタートのStefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナーは、ここBansko(BUL)バンスコで表彰台を経験していて、相性がいいコース!今日もするすると難所なんてありました?!という感じで滑ってきて+0.85差の暫定5位です!2本目楽しみな位置につけました!

13番スタートで登場したのが、River Radamus (USA)リバー・ラダムス!今シーズンキャリアベストを更新して調子をあげています!今日も序盤から雪面とケンカしないスムーズな滑りでゴールし+1.16差の暫定8位です!

Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュは、14番スタートで登場!序盤からラップタイムで通過していましたが、中盤で小さなウェーブに足をとられて、バランスを崩しコースアウト!ラップタイムで来ていただけに残念ーーー!

第1シード最後は、Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイトが登場!序盤からいいリズムで入っていきますが、中盤から終盤にかけてのウェーブでことごとくミス!+1.96差の暫定12位です。このミスがなければいいタイムだったのに残念です。

第2シードの18番で登場したのがおばさんの推し、Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー!序盤でミスがあって遅れてしまいます!中盤以降もラインどりがやや攻めきれなかったのか?!ゴールして+3.03差の暫定17位と沈みました。2本目に残れるか心配です・・・。

Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーは、こちらの記事でも紹介してるのでぜひチェックしてください!

23番スタートで登場したのが、おばさんの推しAlex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー!大きなミスはありませんでしたが、タイムは伸ばせず+3.09差の暫定21位です。

Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

29番スタートは、またまたおばさんの推しLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノ!序盤はいいタイムで入ります!急斜面で小さなミスが重なりましたが、+1.94差の暫定15位に入ってきました!

一番大きなビブから2本目に残ってきたのが、スイスのFadri Janutin(SUI) ファドリ・ヤヌティン!暫定18位に入ってきました!ゴールしてガッツポーズ!

そしてワールドカップ初ポイントを獲得して、調子をあげている、加藤聖五 選手が54番で登場!

しかし、序盤からどうも加藤選手らしくない滑り。マテリアルがコースにマッチしてない様子で、リズムに乗れず終盤でコースアウト!残念な結果となりました。

FIS Alpine公式Instagramとworldcupadelboden公式Instagramに1本目トップ3を紹介する投稿がありました。

Bansko(BUL)バンスコの1本目のリザルトはこちらです!

  1. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  2. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン +0.35

  3. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー +0.47

  4. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ +0.74

  5. Stefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー +0.85

  6. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ +0.87

  7. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード +0.89

  8. River Radamus (USA)リバー・ラダムス +1.16

  9. Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット +1.25

  10. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン +1.35

前回レースで12レースぶりに1本目ラップタイムでなかったMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットですが、今日はしっかり1本目ラップタイムです。

2本目進出のラインであるトップ30番以内は、トップから+3.12秒差!タイム差がつくレース展開です。しかしトップ7、とくに4~7位のタイム差がないので2本目で順位変動がありそうですよ!

2本目結果

2本目は、スタート地点4℃と気温が上がりました!2本目のカメラ前走はミスターGSことTed Ligety(USA)テッド・リゲティ!ゲストで来るとのことだったので楽しみにしてました!

おばさんの願いが叶って?!テッドが前走で登場しましたよー!自身のInstagramで動画をアップしてくれました!テッドの楽しそうな声が入ってますのでぜひチェックしてください!

2本目のセットは1本目よりやや細かいセットのようです。終盤のウェーブも1本目より難易度低そうです。

まず登場したのが、兄弟でワールドカップを戦っているLivio Simonet(SUI)リヴィオ・シモネット!大きなミスなくゴールし、タイムは 2:18.19 !これが基準のタイムとなります。

Livio Simonet(SUI)リヴィオ・シモネットはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いておばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー登場!このセットはアレックスに合っているような気がします!しかし、中盤でやや上に伸び上がるターンがあり、タイムをロス!ゴールして+0.52差の暫定2位です!

自身のInstagramでは、「コンディションが難しかった」とコメント!でも大回転(ジャイアントスラローム・GS)で確実にポイント獲得しています!

推しが続きます!Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーが登場!1本目の滑りはやや元気がありませんでしたので、巻き返してほしい!序盤はリズムが掴めず遅れてしまいますが、ゴール前でタイムを取り戻し、-0.33差の暫定トップに立ちます!

42番から2本目に残ってきたAndreas Zampa(SVO)アンドレアス・ザンパ!いいリズムで攻めますが、タイム差は僅差!ゴールして+0.25差の暫定2位です!

自身のInstagramでは、怪我をしてしまった同じスロバキア代表の兄とPetra Vlhova(SVO)ペトラ・ブルフォヴァへの想いやチームへの感謝をコメントしてくれてました。仲間想いの人柄がよくわかります。

Andreas Zampa(SVO)アンドレアス・ザンパはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

先輩のTed Ligety(USA)テッド・リゲティがみているところでいい滑りをしたい、Tommy Ford(USA)トミー・フォード!序盤からリズムをつかんでラップタイムで通過していきます!しかし、終盤でタイムをロスしてしまい+0.44差の暫定4位です。

43番から2本目に残ってきたHarry Laidlaw(AUS)ハリー・レイドローは、ラップタイムで来ていたのですが、中盤で転倒しコースアウト!ポイント獲得のチャンスだっただけに残念です。オーストラリア人として初の2本目進出でした。

自身のInstagramで、滑りを投稿してくれているのでぜひチェックしてくださいね!途中まですごくいい滑りだったんです!

1本目21位とふるわなかったGino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル!序盤からタイムを伸ばし1秒以上の大きなリード!中盤でバランスを崩しタイムロスします!終盤でタイムを戻しますが、ゴール前でミス!コースアウトしちゃうかと思いましたが、持ち直しゴール!−0.62差の暫定トップです!

Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェルについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

1本目20位はGiovanni Borsotti(ITA)ジョバンニ・ボルソッティ!中盤でタイムが遅れてしまいます。ゴールして+0.28差の暫定2位です。惜しい!

大回転(ジャイアントスラローム・GS)でもついにシード入りしてきたTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガンが登場!いいリズムで入りますが、中盤でタイムをロスしてしまいます。ゴール前にタイムを伸ばし+0.04差の暫定2位です!

続いて、44番と一番大きなビブから2本目に残ったFadri Janutin(SUI) ファドリ・ヤヌティンが登場!序盤はラップタイムで通過しますが、中盤から大きくタイムが遅れてしまいます。終盤はタイムを伸ばしてきますが、+0.37左の暫定4位です。しっかりポイント獲得です!

1本目17位だったAtleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラスが登場!序盤からタイムを伸ばし、ラップタイムでチェックポイントを通過していきます!中盤は遅れますが、終盤にタイムを戻してきました!

しかし、ゴール前でポールに腕が引っかかり、バランスを崩し転倒してネットに突っ込んでしまいました!!自力でゴールエリアに来ましたが、腕を抑えています。怪我から復帰したシーズンだったので、また怪我がないか心配です。

自身のInstagramでも転倒の様子を投稿してくれました。「怖かったけどラッキーだった。明日は期待できないけど朝になればわかる。」とコメントしていますが、左腕負傷の詳細はわかりません。。。

Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラスについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

1本目16位は、Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト!序盤から積極的な滑りを見せますが、中盤はわずかに遅れます。しかし、タイムを取り戻しながら僅差でゴールへ− 0.20差の算定トップに立ちました!

おばさんの推し、1本目15位のLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノが登場です!序盤からタイムを伸ばして行きます!中盤わずかに遅れますが、タイム差はどうか!?ゴールして+0.31差の暫定4位です!惜しいーーー!でもキャリアベストの更新です!!

自身のInstagramでも、キャリアベストの喜びのコメントがありました!写真2枚目は、子供の頃のアイドル Ted Ligety(USA)テッド・リゲティとの2ショット!うれしそうですねー!かわいいw

後続のLuca de Aliprandini(ITA)ルカ・デ・アリプランティーニ!いつものアグレッシブな滑りで攻めてきます!しかし、タイムは振るわず+0.90差の暫定10位と沈みました。

自身のInstagramでは、「今日は調子が良くない」と怒りマークとともにコメントしてくれてました。

1本目13位のRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタートが登場!序盤からいいリズムで入ってきますが、中盤で細かいミスがありタイムをロス!+0.07差と惜しくも暫定2位です!

フランスのThibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロットが続きます!しかし細かいミスが続きタイムは伸びません。ゴールして+0.79差の暫定8位です。

自身のInstagramでは、「諦めずに前へ進む」とコメント!調子は悪くないと思うので次戦に期待です!

1本目11位のThomas Tumler(SUI)トーマス・タンラーが登場!序盤で1本目のマージンを使ってしまいますが、中盤でタイムを伸ばしてきます!リードをキープしてゴール!−0.42差の暫定トップに立ちます!

自身のInstagramでは、結果に満足しているような絵文字が使われてましたよ!

1本目10位のHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!序盤から大きくタイムを伸ばしてきます!中盤でそのリードを使ってしまいますが、僅差でゴールへ!−0.10差の暫定トップに立ちます。

少し風が強くなってきたところで登場したのが、1本目9位のAlexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミット!序盤でリードを使い果たしてしまい、中盤からタイムは遅れます。ゴールして+0.85差の暫定8位と今日はふるいませんでした。

Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミットについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

1本目8位といい位置につけたRiver Radamus (USA)リバー・ラダムスが登場!序盤は遅れます。急斜面で遅れが広がってしまいます。ゴールして+0.67差の暫定5位となりました。

自身のInstagramでは、「2本目のフィーリングがよかったけど、ときどき気持ちはうそになる」とコメント。このあと母国アメリカシリーズが待っているので期待したいですね!

1本目7位は、Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード!序盤で1本目のマージンを使ってしまいます。中盤も遅れますが、何とかタイムをキープし、ゴールへ向かいます。+0.02差の暫定2位!惜しーーー!

自身のInstagramでは、「今日は鍵が見つからなかった」とコメント。そんな中でもしっかり上位にはいるので、底力感じますねー。

続いて1本目6位のZan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ登場!序盤から1本目のマージンを使ってしまいます。わずかなリードをキープしながら終盤へ!ゴール前でスピードを繋げ、-0.02差で暫定トップに立ちます!さすがです!

そしてここBansko(BUL)バンスコで表彰台を経験しているStefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナーが登場!序盤で大きくタイムを伸ばしますが、中盤で遅れてしまいます。タイム差をキープし僅差でゴール前へ!−0.18差の暫定トップに立ちます!やっぱりこのコース相性いいですねー!!

続いて今シーズンTOP5を外していない、1本目5位のFilip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチが登場!序盤から1本目のマージンを使ってしまいます。中盤も攻めますが、タイムは遅れてしまいます。ゴールして+0.46差の暫定6位です。今シーズン初めてトップ5を外してしまいました。

自身のInstagramの写真からも満足できる結果ではなかったことが伺えますね。とはいえ、それでも上位にいるのでレベルが高いです!

いよいよ、トップ3の登場です!!

1本目3位のManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー!序盤から1本目のマージンを使ってしまいますが、中盤で大きくタイムを伸ばします。ゴールして-0.21差の暫定トップ!これで表彰台を確定させました!!

2本揃えることが出来るか?!1本目2位のAlexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンが登場です!

序盤からタイムを伸ばします!中盤もリードをキープ!ゴール前でバランスを崩しあわや転倒かと思われましたが、-0.17差の暫定トップ表彰台確定です!キャリアベスト更新です!!

そして、1本目トップのMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが登場です!序盤からリードを使ってしまいます!しかし、中盤からタイムを伸ばしていきます!終盤もスピードを繋げタイムを伸ばし−0.91差と、今日もぶっちぎり優勝です!これで出場9レース連続優勝です!!!すごい!

FIS Alpine公式InstagramもTOP3の紹介です!

最終結果

FIS Alpine公式Instagramに表彰台メンバーの写真が投稿されました!

Bansko(BUL)バンスコの最終リザルトはこちらです!

  1. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  2. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

  3. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  4. Stefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー

  5. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ

  6. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  7. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  8. Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラー

  9. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ

  10. Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットは、これで大回転(ジャイアントスラローム・GS)で20勝!9レース連続優勝は、Alberto Tomba(ITA)アルベルト・トンバが1994-1995シーズンの回転(スラローム・SL)以来なんだとか!

FIS Alpine公式Instagramでもお祝いです!ウィニングランもチェックしてください!2023-2024シーズンは、大回転(ジャイアントスラローム・GS)6戦で全勝ですよ!

そして何といっても、大回転(ジャイアントスラローム・GS)で初めての表彰台!Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンがついにやりました!!

今シーズンは、調子がいいのになかなか2本揃わないレースが多かったのですが、22歳の若手がやってくれました!FIS Alpine公式Instagramでも雄叫びをばっちり紹介してくれてます!

チームメイトで先輩のRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタートも自身のInstagramでこの投稿を!#lillegutten とついてますが、ノルウェー語で"ちびっこたち"って意味みたいです。

この投稿にAlexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンが、「Thank you daddy」とコメントw ライバルではありますが、親子?!家族のように仲良しなのが伝わってきますね!

FIS Alpine公式YouTubeにハイライト動画がアップされていました!見逃した方はぜひ!

2/11(日)もBansko(BUL)バンスコで回転(スラローム・SL)のレースが開催されます。小山陽平 選手が登場予定です!活躍に期待しましょう!

日本でも放送がありますから、要チェックですよ!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。


いいなと思ったら応援しよう!