見出し画像

2023-2024 Schladming(AUT)シュラドミング 1/23 結果

ホワイトサーカスと呼ばれるアルペンスキーワールドカップは、オーストリアへ移動してきました!

Schladming(AUT)シュラドミングは、ナイトレース!連戦の初日1/23(火)は、の大回転(ジャイアントスラローム・GS)です!

Schladming(AUT)シュラドミングのコース紹介はこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてね!


欠場選手

残念ながら、欠場の選手たちを紹介します。

Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ

12/22(金)に行われたMadonna di Campiglio(ITA)マドンナディカンピリオの回転(スラローム・SL)で優勝し、Over all オーバーオールランキングで一時トップに立っていた、Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ。

残念ながら、年末Bormio(ITA)ボルミオのレースでクラッシュ。大怪我をしてしまいました。そのため、今シーズンは終了・・・。今日のレースにも出場はありません。

Bormio(ITA)ボルミオのレースとMarco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツの怪我についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデ

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデは、1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)でゴール直前に120kmものスピードでネットに激突するという、とても危険なクラッシュをしてしまいました。

ドクターヘリが出動して病院へ搬送されすぐに手術をしたようです。数日後、自身のInstagramで近況報告がありました。

肩の脱臼だけでなく靭帯が2本も切れていて、再び手術を行うそうです。また、ふくらはぎの切り傷は、神経を損傷して緊急手術が必要なほど深刻なものだったことも明かしてくれています。

交際中のMikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンが、すぐに病院へ駆けつけて看病をしていた様子も載せてくれていました。

とても深刻な怪我ですが、きっと強くなって帰ってきてくれるはず!早い回復を祈ります!

1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)のレースは、こちらの記事にまとめていますのでぜひチェックしてくださいね!

Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー

1/12(金)Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)でクラッシュしてしまったフランス代表のAlexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー。検査の結果、左膝の十字靭帯断裂。

残念ながら、今シーズンは終了となってしまいました。

Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)のレースはこちらの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね!

Mathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル

同じくフランス代表、2022年北京オリンピックの銅メダリストで、世界選手権の金メダルを2つ獲得しているMathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル。

大回転(ジャイアントスラローム・GS)のスペシャリストとしてアルペンスキーワールドカップを戦っています。

そんなマシューは新年早々に、自身のInstagramで鎖骨が折れている写真の投稿を!!

どうやら、オルシエール・メルレットでのトレーニング中に左鎖骨を骨折してしまったようです。

ユーロスポーツの記事で報じられていました。

怪我をした翌日には、手術をしてボルトで骨を繋いでいる写真をストーリーズに投稿してくれていました。

手術は成功したようですが、復帰までにはしばらくかかりそうです。1ヶ月程のちに、復帰時期について進捗がありそうだとのことですが、早くよくなって帰って来てくれることを願います!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパ

母国スロバキアのJasnaヤスナでの女子ワールドカップレースのイベントに参加していたアダムですが、左膝の外側靭帯断裂と軟骨の打撲を負ってしまったと自身のInstagramでお知らせしてくれました。

「もっと強くなってスキーに戻ってこられると信じている!僕は決して諦めないよ!」とコメントしてくれていました。

怪我をしたにもかかわらず、ポジティブなコメントや関係者への感謝の言葉で溢れていて人柄がよくわかる投稿だなぁと思いました。

ちなみに弟のアンドレアスは、怪我から復帰して今回のレースに出場予定ですよ!アダムの早い回復を祈ります!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

スタートリスト

1/23(火)Schladming(AUT)シュラドミングのスタートリストがこちらです。

  1. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ

  2. Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット

  3. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル

  4. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  5. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ

  6. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  7. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  8. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  9. Stefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー

  10. Rasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタート

  11. Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ

  12. Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス

  13. River Radamus (USA)リバー・ラダムス

  14. Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト

  15. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

1~7番のトップシード、8~15番までの第1シードは、前日のビブドローイベントでのくじ引きでスタート順が決まります。

第1シード内の選手の欠場や順位変動もあって、顔ぶれが変わりましたね。Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンがついに第1シード内に入ってきました!

Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラーは残念ながら、第1シード落ちとなっています。

Alta Badia(ITA)アルタバディアのレースで内側半月板の挫傷を負ってしまい、前回レースをスキップしていたJoan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュが戻ってきましたね!

また、注目は前回レースから30番以内のシードに入ってきたおばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノ

今シーズン好調だけにどんな滑りをしてくれるのか楽しみです!

出場選手は全部で69人!日本代表は、加藤聖五 選手が52番スタート、若月隼太 選手が66番スタートです!応援しましょう!!

1本目結果

今日のSchladming(AUT)シュラドミングのコースは青光りするほどカッチカチ!硬いコンディションです!

FIS Alpine公式Instagramで当日朝のコンディションを投稿してくれています。さすがのSchladming(AUT)シュラドミング!コンディションばっちりです!

まず登場したのが、Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ!序盤からいいリズム!斜面変化で少し浮いてしまうシーンがありましたが、その後も大きなミスなくゴール!タイムは1:05.40!これが基準のタイムになります。

2番スタートは、Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット!第1チェックポイントはラップタイムで通過しますが、中盤でタイムが遅れます。大きなミスなくゴールし、+0.26差の暫定2位です。

3番スタートは、昨シーズンここSchladming(AUT)シュラドミングで2位表彰台のGino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル!序盤のチェックポイントは全てラップタイムで通過します。しかし終盤でバランスを崩し、コースアウト!悔しいーーーー!

Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット、Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェルはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

4番スタートで登場したのが、レッドビブのMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット

序盤はいつも通りラップタイムでしたが、中盤の緩斜面で内倒してバランスを崩す大きなミス!えっ!!珍しいーーー!

緩斜面のミスだったので、その後のチェックポイントは+0.81とかなり遅れました。しかし終盤でタイムを取り戻し+0.59差の暫定3位です。これは2本目どうなるのか?!

続いて硬いバーンが得意なZan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ!序盤は遅れますが、中盤でタイムを取り戻し−0.09差で暫定トップに立ちます!やはり硬いバーンはいいですね!

6番スタートは、昨シーズンここで大回転(ジャイアントスラローム・GS)での初優勝をあげたLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

序盤からかなりのリードでラップタイムです!中盤でそのリードを使ってしまいますが、序盤のリードを守り切り−0.20差!暫定トップに立ちます!

Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードは、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

7番スタートは、Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!序盤は少し遅れますが、中盤でタイムを取り戻していきます。ゴールして+0.09差!暫定2位!惜しいーー!

地元オーストリア、ひときわ応援が大きいなかで8番スタートで登場したManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

序盤はわずかに遅れますが、中盤でタイムを取り戻します。ゴールして−0.10差!暫定トップに立ちます。

続く9番スタート、同じく地元オーストリアのStefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナーが登場!

序盤から遅れてしまい、中盤でもタイムを取り戻しません。大きなミスはありませんでしたが、+1.19差の暫定8位です。

10番スタートは、Rasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタート!いつもの攻めの滑りで+1.32差、暫定9位です。

12番スタートは、Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス!序盤はいいリズムで入りますが、中盤でタイミングが合わずタイムが遅れます。ゴールして+1.59差、暫定11位です。

Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラスについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

13番スタートは、River Radamus (USA)リバー・ラダムス!今シーズンは調子がいいです!序盤から僅差で通過し、ゴールして+1.07差!暫定8位です!

続くFilippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイトは、14番スタート!今シーズンは完走率が低く頑張りたい今日のレース!序盤から攻めたラインどりで僅差で通過します!+0.89差、暫定7位です!

初の第1シードで登場したのが、Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン!序盤から僅差で通過します。大きなミスなく攻めきり+0.41差!暫定6位です!

19番スタートで登場したのが、おばさんの推しRaphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー!序盤から僅差で通過します!大きなミスなく流れるようにゴールし、+0.93差の暫定9位に入ってきました!

Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーは、こちらの記事でも紹介してるのでぜひチェックしてください!

そして、今日は兄弟で同じ種目にエントリーしてきたリード兄弟!まずはお兄ちゃんErik Read(CAN)エリック・リードが24番で登場!

中盤で大きなミスもあり+2.52差、暫定22位。今シーズンは、いつもの安定感がみられません。兄弟そろって2本目に残れるか注目です!

また、おばさんの推しAlex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーは、+2.07差の暫定21位。Leo Anguenot(FRA)レオ・アングノが+1.62差の暫定20位としっかり2本目に残ってくれました!

50番と大きなビブからいい滑りをしたのが、Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガン!序盤からいいリズムで入ってきます!多くの選手がラインが落とされていた終盤の難所も上手くこなし、ゴールして+1.29差、暫定16位に入りました!

そしてワールドカップ初ポイントを獲得して、調子をあげている、加藤聖五 選手が53番で登場!

序盤から大きなミスなく、いいタイム差で通過していきます!中盤で少しミスがありましたが、終盤の難所をうまくこなしました!いい流れ!!ゴールして+2.34差の暫定28位!やりましたーーー!2本目進出です!!

続いて65番スタートは、兄弟で2本目に残れるか、注目の弟Jeffrey Read(CAN)ジェフリー・リード!しかし、中盤で内倒しコースアウト!残念ながら兄弟で2本目進出とはなりませんでした。

リード兄弟はこちらの記事でも紹介してるのでぜひチェックしてね!

66番スタートの日本代表、若月隼太 選手は、中盤で内倒しコースアウトしてしまいました。残念!次のレースに期待です!

また、67番スタートからAlbert Ortega(ESP)アルバート・オルテガが29位と2本目に残ってきましたよ!会場を沸かせてくれました!

FIS Alpine公式Instagramとworldcupadelboden公式Instagramに1本目トップ3を紹介する投稿がありました。

Schladming(AUT)シュラドミングの1本目のリザルトはこちらです!

  1. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  2. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード +0.10

  3. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン +0.19

  4. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ +0.30

  5. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ +0.39

  6. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン +0.41

  7. Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット +0.65

  8. Thibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロット +0.84

  9. Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト +0.89

  10. Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー +0.93

  11. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット +0.98

なんとMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが11位!かなり珍しい大きなミスがあったので仕方ないのですが、びっくりです。

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが1本目ラップタイムじゃなかったのは、なんと2022年12月以来12レースぶりなんだとか!!信じられない強さ・・・。2本目でどのくらいまで順位を上げる滑りをしてくるのか注目ですね。

2本目進出のラインであるトップ30番以内は、トップから+2.52秒差!とくにトップ11まではタイム差が少ないレース展開です。

なんといっても!Wengen(SUI)ウェンゲンの回転に続いて加藤聖五 選手が28位で2本目に残りましたーーーー!やってくれました!日本は深夜ですが、目が覚めました!!2本目めっちゃ楽しみです!

2本目結果

Schladming(AUT)シュラドミングの2本目は、気温が下がってきたのか、さらに光って硬そうなコンディション!コースセットは、1本目と難易度は変わらない印象です。

最も大きなビブ67番から2本目に残ったAlbert Ortega(ESP)アルバート・オルテガ。序盤、中盤で大きなタイム差でラップタイム!ゴールして−0.85差の暫定トップ!

1本目28位で2本目に登場!我らが日本代表!加藤聖五 選手です!序盤から大きなリード!落ち着いて攻めています。終盤も完璧なラインどりで、なんと−2.00差!大きなタイム差で暫定トップです!

すごすぎます!なんてレースなんでしょう!今回は2本目もしっかり自分のパフォーマンスを発揮してくれましたーーー!

自身のInstagramでも、「こっからまだまだ上に行くぞ!」と力強いコメントが!!今後のさらなる活躍に期待しましょう!!

続く1本目27位の元第1シードTommy Ford(USA)トミー・フォード、ワールドカップデビューイヤーの若手Sandro Zurbruegg(SUI)サンドロ・ツルブルックが続きますが、加藤選手を上回ることは出来ませんでした!

加藤聖五選手がリーダーシートに座ってます!!なんだか見てたら涙出てきました。こんなシーンが見れるなんて起きててよかった!!

Sandro Zurbruegg(SUI)サンドロ・ツルブルックのデビューレースはこちら!注目選手として紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いておばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー登場!どうしよう!応援したいけど、加藤聖五選手を上回ってほしくないし、どうしたらいいのでしょうか?

おばさんがあわあわしているうちにアレックスは、中盤から大きくタイムを伸ばします!ゴール前へもスピードを繋げ−0.59差!ここまでで2本目ラップタイム!暫定トップに立ちました!やっぱり力ありますねー!

後続のLuca de Aliprandini(ITA)ルカ・デ・アリプランティーニ、サム少年ことSam Maes(BEL)サム・マースLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノは、アレックスを上回れません!アレックスは順位をあげます!

上回る滑りをみせたのが、1本目20位とふるわなかったAtleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス!序盤は1本目のマージンを保ちます!終盤で、少しタイムをロスしてしまいますが、−0.08差で第1シードの意地をみせ暫定トップです!

続いて1本目19位のHannes Zingerle(ITA)ハンネス・ジンゲーレが登場!見た目は速そうに見えないのですが、スムーズにターンを繋げチェックポイントをラップタイムで通過します!大きなミスなく攻めきり−0.49差と大きなリードで暫定トップに立ちます!ここまで2本目ラップタイムです!

自身のInstagramでこのときの滑りを投稿してくれていますので、ぜひチェックしてくださいね!

1本目18位だったJoan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュが登場!序盤からリードを広げます!途中でポールに腕を引っかけ肘あてがぶっ飛びますが、リードを保ったままゴールし−0.76差!大きなタイム差で暫定トップに立ちます!ここまで2本目ラップタイム!ジョアンも第1シードの意地を見せました!

自身のInstagramでは、復帰レースでこの結果に満足しているコメントをしてくれていました!最終結果で、2本目は2位のタイムでした!自身でも納得の滑りだったようですね!

続くRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタートは、ポールに腕を引っ掛けてしまい、コースアウト!肩を痛そうに抑えています。かなりの衝撃にみえましたから心配です。。

そして50番スタートから2本目に残ったTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガンが登場!大きなミスなく攻めますが、+0.66差の暫定2位です。回転(スラローム・SL)では第1シードですが、大回転(ジャイアントスラローム・GS)も結果残してきましたね!

後続のThomas Tumler(SUI)トーマス・タンラーStefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナーRiver Radamus (USA)リバー・ラダムスは、攻めの滑りを見せますがジョアンを上回ることができません!

Giovanni Borsotti(ITA)ジョバンニ・ボルソッティは、途中で内倒してコースアウトしてしまいました!ポイント獲得のチャンスだっただけに残念です。

そして、早々に登場!Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット!1本目11位と大きなミスがあり、ふるわなかったのでどんな滑りを見せるのか注目です!

序盤からタイムを伸ばしていきます!しかし、1本目ミスがあった中盤はタイムを伸ばすことができません。上位を狙うには、もっとリードが欲しい!しかしさすがのマルコ。終盤はタイムを伸ばし−0.82差の暫定トップ!

ここまで2本目ラップタイムです!さすがの滑りです!さぁ、これで何人まくれるでしょうか?1本目トップ10が滑りってくるのをリーダーシートに座って待ちます!

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

1本目10位のおばさんの推し、Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーが登場!しかし、今日はいつもよりスキーが斬れていません!チェックポイントを遅れながら通過し+1.77差、暫定5位と沈みました。残念・・・。

1本目9位のFilippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト!いいときの滑りに戻ってきた感があります!攻めのラインどりで+0.87差の暫定3位に入りました。ゴールして頷いてましたから、自分でも納得の滑りが出来たんでしょうね!

自身のInstagramでも滑りを投稿してくれていますのでぜひチェックしてくださいね!

続く、1本目8位のThibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロット!1本目7位のAlexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミットは、攻めの滑りを見せますがMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットを上回ることが出来ません!

Thibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロット、Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミットについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

いい滑りをしたのが、1本目6位のAlexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン!序盤は少しマージンを使ってしまいますが、中盤までラップタイムで通過!最後はわずかに遅れ+0.33差の暫定2位です!

続いて今シーズンTOP5を外していない、1本目5位のFilip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチが登場!序盤から少しずつマージンを使ってしまいます!相変わらずの攻めの滑りですが、終盤で遅れてしまい+0.56差の暫定3位です!

自身のInstagramでも結果に満足しているようなコメントをしてくれていました!

1本目4位のZan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ登場!序盤から少しマージンを使ってしまいます。大きなミスなくいい滑りですが、マージンは減り僅差でゴール前へ。+ 0.29差!暫定2位です!

いよいよ、1本目のトップ3が登場します。Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットを上回ることが出来るでしょうか?!

1本目3位のHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!ここSchladming(AUT)シュラドミングでもヘンリックは大人気!ゴールエリアは他の選手たちより大きな歓声です!

序盤から1本目のマージンを使ってしまいます!攻めていますが、中盤でタイムをロスしてしまい、ゴールして+1.26差!暫定7位と沈みました!残念・・・。

これでMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットの表彰台が確定です!どんどん順位あげますね!どこまで行くのでしょうか?!

1本目2位は、マルコのチームメイトのLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード!昨シーズンの優勝者ですが、序盤で1本目のマージンを全部使ってしまいました!

中盤からまたタイムを伸ばし、勝負は終盤へ!しかしゴールして+0.56差!暫定4位!惜しくも表彰台を逃してしまいましたーーー!悔しい!!

自身のInstagramでは、「hungry for more」とコメント。1本目がよかっただけにもっと上位に行きたかったですよね!次のレースも応援します!

いよいよ登場!1本目トップのManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー!1秒近くのマージンがあります!地元オーストリア大歓声です!

序盤からめちゃくちゃ攻めてます!中盤もラップタイムで通過します!しかしマージンはどんどん減っていき僅差で最後の急斜面へ!ゴールして+0.05差!2位ーーーー!

なんてことでしょう!!結局、誰もMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットを上回ることが出来ませんでした!1本目11位から優勝です!すごいレース!!!

FIS Alpine公式InstagramもTOP3の紹介です!これだけみるとなんかいつも通りっぽく見えますが、レース展開が全然違いました!この投稿にも「A•L•I•E•N」宇宙人とコメントが!そのくらいすごいレースでした!

最終結果

FIS Alpine公式InstagramにSchladming(AUT)シュラドミングの表彰台メンバーの写真が投稿されました!

Schladming(AUT)シュラドミングの大回転(ジャイアントスラローム・GS)、最終リザルトはこちらです!

1.Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット
2.Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー
3.Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ
4.Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン
5.Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード
5.Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ
7.Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ
8.Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト
9.Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン
10.Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガン

Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードFilip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチは、2本滑って同タイム!すごいですねー。

Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチは、これで全レーストップ5!安定した強さをみせていますね!

Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンも昨シーズンに続きここSchladming(AUT)シュラドミングで大回転(ジャイアントスラローム・GS)のキャリアベストタイ!おばさん注目していただけにうれしい!!

それにしてもMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットは、何秒リードがあれば勝てるんでしょうかね・・・。さすがに今日は、表彰台くらいまでは来るだろうと思いましたが、優勝までしてしまうとは!すごいですねー。

そして何といっても我らが日本代表!加藤聖五 選手!最終結果は、20位です!

日本人史上2人目となる大回転(ジャイアントスラローム・GS)のポイント獲得なんだとか!たしかにおばさんも記憶にありません。

japanalpineskiteam公式Instagramでも快挙のお知らせがありましたよ!ナイトレースって写真もなんか雰囲気あっていいですよね。加藤聖五 選手かっこいい!!

Alpsport公式YouTubeにレース動画がアップされていました!見逃した方はぜひ!1本目の動画はこちらです!

2本目の動画がこちらです!加藤聖五 選手がゴールしたときの会場の大歓声をぜひ聞いてもらいたい!!めちゃくちゃ盛り上がりました!!

番外編

今回レース中に事件?!がありました。44番スタートのFadri Janutin(SUI)ファドリ・ヤヌティンが1本目を滑っているときに、コース係りの方がレースを妨害するかたちになってしまいました。

これって再レースでは?こういう場合どうなるの?と思っていたら、JSPORTSでしっかり解説してくだってました。

再レースの申請は出来るようで許可されるかは、ジュリー判断となるそう。今回の場合は再レース出来た状況だったようです。しかし、ゴールしてしまうとその権利は失われてしまうとのことでした。

滑り切らず途中でやめてたら再レース出来た可能性が高かっただけに、ファドリ残念・・・。

そのときの様子が、servustv.sport公式Instagramで投稿されています。

それにしても、Schladming(AUT)シュラドミングの観衆は今年もすごいですねー。映像でみてるだけでわくわくしてきます。いつか行ってみたいなー!

1/24(水)もSchladming(AUT)シュラドミングで回転(スラローム・SL)のレースが開催されます。今回も加藤聖五 選手、小山陽平 選手の活躍に期待しましょう!

日本でも放送がありますから、要チェックですよ!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。


いいなと思ったら応援しよう!