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共感と交流の場を創出!らくさいっこ主催まちづくり勉強会の舞台裏

自分たちがありのままでいられるように。そして多くの人がありのままの姿を追い求めることができる場所をつくるために。
地域活性化やまちづくりにとどまらない『らくさいっこ』の活動を紹介する「まちづくり勉強会」の第1回オリエンテーションを開催しました。準備から当日の様子、参加者の反応や学びをお届けします。



イベントの準備と計画

私たちの企画「まちづくり勉強会」は長い時間をかけて準備してきたものです。洛西の団地内にコミュニティスペースをつくるために始めたクラウドファンディングのリターンとして行うもので、非常に豪華な講師をお呼びしています。

最初のオリエンテーションは、私たち「らくさいっこ」にとって非常に重要なもので、その分プレッシャーもありました。多くの時間をかけて何度も内容を練り直し、担当決めや細かいタイムスケジュールを作成するなど、万全の準備で挑みました。

準備の様子

大切にしていたこと

このまちづくり勉強会で大事にしていたのは、

  1. 参加者が主体的に参加できるような場にすること(=自分事としてかんがえること)

  2. 私たちの活動をオーディエンスを意識しながらも「ありのまま」にまとめること

  3. そして何より、フラットで気軽に参加できる楽しい場にすること

この3つでした。

取り入れた具体的な要素

1つめのポイントに関して、私がこれまで参加してきたイベントで感じた、「これよかったな、もっとこうだったらな」という思いをこのイベントで消化させました。

実際に取り入れたのは、以下の3つです。

  • イベントの半分の時間を参加者との交流や参加者同士の交流の時間に充てること。

  • イベントの冒頭で、マインドセットを行うこと。

  • 失敗談や自分たちでも理解しきれていない部分を積極的に出すこと。
    (なぜそうしたのか、より具体的な運用方法に関しては、またnote記事で出せたらなと思います)


最大の課題とその対処

2つ目のポイント「ありのままにまとめること」は、私たちにとって最大の課題でした。活動の方針はある程度決まっていたものの、活動を進める中で考えが変わった部分や、それでも曲げられない部分がありました。

これまで感じてきた気づきやもやもや、そのどれもが大切だったからこそ、
今に至る過程を丁寧に描きたかったし、なるべくフルでお伝えしたいと思っていました。

しかし、まちづくり勉強会に向けて改めて私たちのグランドルールや活動のコンセプトを練り直した結果、現代社会からは理解されにくいものであることがわかりました。笑

活動のコンセプトと思い

私たちのコンセプトは、「ありのままで生きれる社会」をつくること。
方法は、「答えや正解はない。再現可能性はわからない。けど活動を通して体現していく」こと。
そして長期的なビジョンは「無計画計画」です。笑
(ここも説明が必要なので、詳細はまた後日)

私たちはこのコンセプトを非常に気に入っていて、世紀の大発見だと思っています。今の社会にはないけれど、絶対に必要なものであると確信しています。

当日の様子

過去の経験から

私には、「すごそうな人のすごい話」は刺さらなかったという経験があります。
完璧なものってなくて、ないというか全部これまでの中の現時点での価値でしかない気がしていて。すごい話で終わってしまう感じ、自分ごとにならない感じが嫌でした。

だからこそ、私たちがやるイベントではそう思う人が少しでも減ればいいなと思っています(意外と失敗談の方がためになったりしますよね)。

せっかく私たちの活動をお話しできる機会があるのだから、いろんな人に共感してほしいし、いいなって思ってほしいです。
ただ、受け入れられなくても自分がやりたいことをできている方が良いのかなと思っています。
もやもやを与えられるイベントの方が、ただいいなあで終わるよりインパクトを残せるのかな、とも思っていて。

なるべくみんなにわかるように伝える努力はするけれど、受け入れられないこと自体は全力で受け止めさせていただきます!と思っています。笑

「フラットな場」にかける思い

3つ目のポイントについて、さっき価値の話をしましたが、誰に何が刺さるかなんて本当に予測不能で、意図的に造り出せる部分は限られています。

多様でフラットな場にすることで、対話がしやすくなり、すべての人が、ほかの誰かにインパクトを与えられる存在になれるのではないかと思います。
(グラフ1:多様な年代に参加していただけました!)

普段は肩書きや所属、責任に縛られて本心を話すことが難しいですが、(もそも自分の本音がどこにあるのかを忘れてしまっているような気がする…)
私たちが開催するイベントぐらい、それができてもいいのではと思っています。

グラフ1:参加者の年代

イベントの成果と感想

参加者からは多くのポジティブなフィードバックをいただきました。特に、参加者同士の交流が好評で、非常に嬉しかったです(グラフ2)。事後アンケートでは、全員が「満足」または「非常に満足」を選んでくれました。(グラフ3)

グラフ3:イベントの良かった点
グラフ3:イベント満足度

意図的に生み出された価値ももちろんですが、意図せず生まれる多くの価値もあり、
やはりフラットで多様なことの重要性を再認識しました。
私たちにとってもなまびのある勉強会になりました。

最後に

「まちづくり勉強会」はまだ始まったばかりです。今後も引き続き、参加者が主体的に関わり、楽しく学べる場を提供していきたいと考えています。次回のイベントでは、さらに多くの人々と共に、より深い学びと交流を実現していきたいと思います。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。そして、これからも「らくさいっこ」の活動を応援よろしくお願いします!

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