割と噂になっていたので

これ、とりあえず貧乏神の所だけ読んでみました。
まず大前提に、これ、創作ですよね………?
いやまぁプラトン社に行ったとか映画始めたとか、そらまあ事実を踏襲はしていると思うしちゃんと事実調査はされてるとは思うんですが。
感情面の所、創作ですよね……………?
本当にそう思っていたかもしれませんし、本当の所は何とも言えませんが、創作…かな…厳密に史実ではないよな……と思って読みました。

で、まぁ、感想ですが。
あくまで個人の感想であることと、内容にも触れているので楽しみにされてる方はネタバレ注意です。

いやーーーーーーーーーーーーーーこう思ってたらものすごく良いなぁああああああああああああああああああ(ごろんごろん)(テンションの差)
でも番付表で「(これは、来るな)苦情がである。」に吹いた。どうしても外から見てやんややんや楽しむ民衆の目で見てしまうので、面白いと思ってしまうんですが、当事者はもちろん、面白くないと思う人も多いというのも理解は出来ます。出来ますとも笑。
勉強不足なんだろうな、と思ったんですが、ここで横光さんが激怒したのは知ってるんですが、絶交宣言に近い原稿を他社に送ろうとしたってのは知らなかったですね。
あとこれ、関東大震災前の話だったんですね……?時系列がまだ全然把握できてません。

なんだかんだとずっと直木さんを気に掛ける菊池さんが個人的に大変ありがとうございますって感じです。
関係性もすごく良いなぁと。完全に菊池さん視点なので直木さんの考えについての描写はありませんが、それでも対人で考えるときってこういうの考えま………いや、こいつを制御できるのは俺だけだとか考えたこともないから思考は違うんですけど!笑。
でも、きっとこういう事なんだろうなとか、それなりに解釈しながら相手と向き合うっていう姿勢というか、考えはしますよね!私だけかな!まぁこう考えるよねって思ったので!笑。
あと、経営とかせず小説一本で行けば貧乏も何とかなるんじゃないかと思うというのは、それは私もそう思う……などと思ってみたりしました。
飲みに行く(※本当は原稿を取りに来ている)のに待ちきれずにソワソワしてるっぽいのとか、良いですね。ニコニコしちゃう。

あ、そうだ。講演の件も知らなかったんですが、あれですかね。
これが実際あったことであれば、直木さんが無口なのは喋るのが苦手なわけではなく、対人の会話をポンポンするタイプではないだけって事なのかなとも。
喋るの苦手なのかなぁと思ったんですけど、これを読むと借金取りにさんざん圧かけられ続けてるので主張するべき場があれば喋るけど、そうでなく雑談というか、自由会話の場合は静かに聞くって感じだったんですかね。わからん、何を書いてるんだろ。

ふわふわな感じですが、個人的には大変興味深く、確かに理解解像度が上がるとは思うんですが私の場合都合の良い所を拾う癖があるので、こう、好きな部分拾ってニコニコしてます(?)
これは何度か読み返しながら噛み砕きたいな……良いもの読ませていただきました……(にこっ)

ただこのオール読物、あ、菊池さんが作ったんですね、それで継続して発行してるってすごいなと思ったんですが。
今回のこれ、600P近いんですよ。厚いんですよ、本が。辞書かな?鈍器というには軽いんですが!笑。
これ「諸葛亮」ってのもあるんですよね。三国志!私三国志に興味ある!!!
なので、こちらもまた時間取って読みたいなと思っています。
直木賞受賞作品の冒頭も載ってるので、こちらも読んでみたいなと……気にはなってたんですよね。
他も読み切り小説があるので、少しずつ読んでみたいと思っています。ちょっと楽しみ。

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