
#109 最強の凡人!
総理大臣まで会いに来るという日本一の便利屋・右近勝吉さんと言う方がいます。どんな雑用も快く引き受ける元祖便利屋の右近さん。多い月は、4000万円以上の売り上げになることもあったと言っています。
そこで、便利屋をやってみたいという見習い希望者があとを絶たず、右近さんは今まで5000人以上お世話したそうです。弟子入りしてくるのは、俳優やミュージシャンといった才能がなければ生き残っていけない世界から転身してきた人たちが多いそうです。しかし、残念ながらそのような人たちに中から成功する人はなかなかいなかったそうです。
右近さんは便利屋として成功する人には特徴があると言っています。
その特徴はどんなものだと思いますか?
みなさんの想像を超えたかなりぶっ飛んだ答えが待っていますよ。
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それは、
「自分に才能がないと、気づいた人が成功します」
と右近さんは言っています。
「本当の自分はこんなものじゃない」
「私はもっとすごい人間であるはずだ」
「私はこんなつまらない仕事に満足しているような人間ではない」
と、思っている人は、成功しなかったそうです。
右近さんは言っています。
「才能がある人は放っておいても才能を発揮していくし、才能がない人はどんなにがんばっても、才能そのものが生まれ出ることはない。しかし、その道に才能がなかったからといって、人生がだめになるわけでもないし、自分に価値がないわけでもないのです。才能があるから価値があるのではない。生きているだけで価値があるのです。」
「自分は凡人だ」と、等身大の自分を認められるようになると、自己幻想の呪縛から解放され、どんな仕事でも心からニッコリ引き受けられるようになるのだそうです。そして、目の前の仕事に誠実に向き合えるようになった瞬間、道が開け仕事がどんどん舞い込んでくるようになったと言っています。
まず、ありのままの自分を受け入れることから、自分の幸せなサクセスストーリーは始まるのかもしれません。
プライドというのは人間にとって大切なものであることはたしかです。けれども、プライドばかり高くて何もできずにいる人や余計なプライドのせいで
自らの成長を阻んでしまっている人を私は何人も見てきました。余計なプライドに縛られて止まっているより、そんなものは捨てて前に進んだほうが人間は強くなれます。
自分が凡人だということから始めれば、現状を肯定することができます。
そして、いま目の前にある仕事に誠実に向き合うことが出来るようになります。それだけでも、 いい仕事ができるようになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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