昔は私もよく年上の人とぶつかっていましたが、今はなくなりました。ある雑誌にこんなどこの会社や学校にもある上司と部下のやりとりが載っていました。
「Aっていいですよね。こんなところもいいところですね。(A案のよさを認める)あー、でも、こんなデメリットもあるか。いや、それでもあの値段ならベストチョイスかもしれないですね。あ!Aって案のおかげで思いついたんですけど(一旦A案に恩を着せる)、Bの方がいいかもしれません。(B案のよさを主張する)だってBって…….」
「そうだなぁーたしかになぁーやるねぇ」
「いやいや、Aって案がなかったら思いつかなかったですよ。一緒に編み出したみたいなもんじゃないですかー!みんなでやっていきましょう!」
人間はどんなに高尚な理由を言って相手を論破しても、結局最終的に感情で判断してしまうものです。相手が気に食わないと思ったら、どんなにその人がいいことを提案しても素直にそのよさを認める気にはなりませんよね。だから、まずは相手の言い分を認め、そこから自分の土俵に引きずり込んでいき、相手を納得させる。それだけじゃあなく、相手の意見があったから、自分は思いつけたと、相手を立てることを忘れなければ、自分の意見はみんなの意見となり、感情的なしこりがなくなり、丸く収まるのかもしれませんね。
もちろん、方法はyes,but・・・だけではありません。これはあくまで一つの方法に過ぎないのです。いろいろ考えてみるとよいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。