マイナンバーカードのM1チップ製Mac使用注意喚起について一言

時代は、常に動いているのに、
何故SIer(かどうか知らんが、所謂日本IT全体を指して)は、
時代についていけないの?

今日、こんな注意喚起が出ていたのご存知でしょうか?

(国税庁)https://www.keisan.nta.go.jp/oshirase/r2info/info004.html
(ITMedia)https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2101/07/news058.html
(PC Watch)https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1298624.html

国税庁のe-TAXシステムではなく、マイナンバー読み取りリーダーのドライバが合わないので注意してねと言っているのですが、
「M1出るのわかってたし、買おうとしている人いっぱいいたよね?解ってて、何もしなかったの?💢」
と言いたい。
(と言いつつ、私はMac使いではない(笑)。憧れではあるけど。。。)

マイナンバーも、出た当初の番号だけー、ではなくJPKI認証局(どこまで頼りになるのか知らんが。ベリサインの方がいんじゃね?)の秘密鍵が導入されたので、公開鍵暗号方式で所謂偽装がほぼできなくなりました。
(ほぼ、と書いているのは、秘密鍵を盗まれたらできないよねー、ってことで)

マイナンバーの利用方法についての是非は、色々議論されていますが、個人的には賛成ですが方式は台湾の事例を参考にして欲しいです。紐付けは認めるが、それは国民本人に委ねられていると言う事です。今回、この仕組みでCOVID-19を早々に抑制し、既往症も電子カルテ(ここを参照するには、個人の許可が必要)で閲覧可能、マスク手配もCOVID-19の感染状況を見ながら適宜国がどれくらい送れば良いか計画して、適正な配分がされたおかけで、総感染者数が東京都の1日の感染者数を下まわっています。政府が上手にITを駆使した結果ですよね。

これって、日本でもできるのでは?と思われた方が沢山いるかもしれません(この記事が、そんなに見られていないので何とも。。。汗)。そう、できるのですが、政府(自民党・公明党・維新と言った方が良いか?(笑))は、口座と紐付けだとか本質論から外れたことばかり。要は、税金をもっと取りたいだけなんですよ。そんなもん、誰が教えるか!!ですよねーw
(デジタル庁長官は、そんなことないと仰っていました、が(笑)がつきますね)

でも、政府がここまで短絡な考え方しかできないのは、日本IT全体にも原因の一端があると思っています。ちょっと前まで、金持ちステータスだったカード決済、実は日本ではNTTデータが独占しているCAFISでしか決裁できません(Visa、Masterは知らんけど。そもそも、あの2社はPCI-DSSを考えようとした人達だし)。つい最近まで、金額毎の従量課金に加えて1回毎の課金も加わる2重課金でした(文句言いたい人はいるでしょうが、海外からはこう言われている)。こんなので、小さなお店がカード決済すると思いますか?初期投資も殆ど不要だし、手数料は0、入金がほぼ即なので、キャシュフロー(資金繰り)考えればカードよりPaypay使うでしょ(笑)中国では、屋台の軒先にQRコードが張ってあり、それで決済できます。海外では、現金を大量に持ち歩くことは「私殺してみ~」と言っているのと同じことです(言い過ぎたかw)

M1チップの件からかなり脱線しましたが、こうやってやれることを予測できているにも関わらず、他に金儲けのネタないかと愚策を考えている管理職は日本のためになりません。経営者も同じことです。直ぐに、そこから居なくなってください。

部長と言われる以上の方、会計公準を部下の前で説明できないなら、辞めた方が会社のため、部下のため、もっと大きく言うと社会のために良いですよ。企業は、動き始めた瞬間から社会的存在であり、貴方たち自己満足の為にあるのではないですから。


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