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早期に就活を始めた私が現在まで内定がない理由。

 こんにちは。カツカツマンと申します。マンとついておりますが、性別は女です。
こちらのページにたどり着き、読んでいただきありがとうございます。この度、私は就活をする中で、現在就活を行なっている就活生やその他の方々にも伝えたいことがありまして、このような文章を書いております。

 以後、拙い文章ではございますが、お付き合いくだされば幸いです。

 さて、これより自己紹介です。

 私は現在“絶賛“就職活動中の大学4年生です。内定は今のところございません! 大学は地元ではある程度名が知れている、可もなく不可もない大学に所属しております。そのため、勉強はほどほどにできます。学力でいえば、全国の大学生の平均値=私と考えてください。

 続いて、私という人間についてです。(以下、ありのままを書かせていただきます。なお実際の面接ではこのようなことは言いません。短所が決定打で即落ちします。)

 長所は、自分でいうのもなんですが、人に優しくできる・アイデアマン・文章を書くことが得意(?)…etc。

 短所は、ネガティブ・プレッシャーに滅法弱い・要領が悪い…etc。

 話が逸れましたが、早速本題に参ります。なぜ、私は早期就活を始めたのにも関わらず内定が出ないのか。

 それは私が4ヶ月途中で就活を休んだ

 からです。

 

 タイトルにある通り、私は早期に就活を始めました。

 具体的には3年春頃から就活セミナーや合説などに参加。夏期の説明会、インターンシップに関しては数十社参加していました。このように早めに就活を始めた理由は、“私のような社会不適合者は人より先に行動しなければ、就職できない“と考えていたからです。

 まあそんなこんなで、ついに3年生の冬、早期選考を受けることになりました。

 そこで、私は就活の大きな壁にぶち当たります。

 面接がズタボロだったのです。

 今思えば、その企業と合っていなかったのです。しかし、その当時の私は自分の力不足に感じました。また加えてそこで受けたフィードバックでの言葉にも、心が折れました。

「カツカツマンさんは、すごく優しい人なんだね。だけど、お仕事をする上では優しいだけじゃダメなんだよね」

 私の“唯一他人に誇れること=優しさ“である。生まれてこのかたそう考えていた私にとって、私はまるで社会に必要とされていない、社会不適合者であるそんな気持ちになりました。

 そして、それからの面接もうまくいくことはありませんでした。

 また私の悩みは自分の長所に関することだけでなく、就活の軸に関してもでした。

 キャリアプラン 

 その言葉に苛まれておりました。

 今まで、順調に大学まで敷かれていたのに、レールがいきなり途切れ、自分でレールを作らなければならなくなる。そのことは大学入学前からわかっていたことにも関わらず、就活をするとなった時にやっと初めて現実味を帯びてきました。

 また元々、金銭欲もそれほどない、やりたいこともない、地位や名誉も興味のない私にとって、働くこと=命を繋ぐ方法としか思っていませんでした。

 その中で、何がしたいのといわれれば、正直何もしたくないですし、とりあえず“働かなければならないから働くのだ“としか言いようがありませんでした。そのため就活の軸は一向に固まらなかったのです。

 そのような状態で、うまくいかない面接を繰り返すうちに精神的に限界を迎えていました。精神的にもズタボロになった私は、鬱状態になっていきました。

 もはや自分の存在価値が分からなくなり、明日生きることも辛くなった私には、将来どうしたいかなんてことを考える余裕はありませんでした。そしてそのまま就活を続け、うまくいかない。負のループでした。

 しかし、現在はこのように、客観的に自分の状態をこのように文章にすることができるまでに回復しました。それはなぜかといったとき、先に書いた通り

 一旦就活をお休みしたからです。

 四ヶ月間、食っちゃ寝て、食っちゃ寝て、時に友人と電話して。そんな就活生とは思えない生活をずっと続けていました。また余計な不安が入らないように、SNSはアンインストールしました。

 そんな生活をしていた私は、ある時、ふと、

「就活するか!」 

と初めて自発的に思いました。

 そしてその発起から現在まで、マイペースに就活を行なっています。

 しかし、その休むという決断は非常に私にとっては重い決断でした。早く内定が欲しい、このままでは将来真っ暗だ。そんな不安に毎日苛まれていた私に、その選択肢を選ぶのはさらに不安の増すことに感じられました。

 ただ、その決断は今も間違っていなかった、とそう感じています。


 ここからの話は私の就活遍歴から変わります。

 就活自殺という言葉を皆さまは耳にしたことがありますか。私はその言葉を自分が就活をする中で初めて知りました。ネットでは年間で100名以上の大学生が就活で命を絶っているそんな記事も目にしました。

 「就活で命を絶つなんて…」と就活前の私なら思っていたでしょう。しかし、就活で鬱状態を経験した現在の私には、その気持ちがわからなくはありません。もしかしたら、あの時、就活を休むという決断を私はしていなければ、就活を終えることなく命を絶っていたかもしれません。

 本来、明るい未来を切り開くために行う就活のはずなのに、なぜ若い命が絶たれてしまうのか。そのことを考えるたびに、非常に心が苦しくなり、やるせない気持ちになります。

 私は今就活をしている、辛い気持ちのわかる時だからこそ、他の就活生の方たちに言いたいのは、「限界まで自分を追い込んではいけない」ということです。

 就活で人生は変わると思います。だけど就活で人生を終えてはいけないと思います。就活のせいで未来が見えないのなら、そのまま就活を続けても、明るい未来を想像することは難しいです。ならば一旦、就活から離れるという選択肢はあります。就活から離れることにより、就活中には見えなかった本当の自分や将来が見えてくるかもしれません。

 だから、辛くなったら就活を忘れてきちんと休むという方法がある、ということを皆さまに伝えたいです。

 現在、世情により様々な行動が制限されているストレスの中での就活は“しんどい“その一言に尽きます。社会が激変し、これからどうなっていくのかもわからないのに、自分の将来がどうなるか、なんて正直考えられないです。

 しかし、未来はきっとあるのです。だから、ここで終わらせる必要はないと思います。だから、休むことを厭わないでください。休むことは現実から離れることです。でも後退することではありません。今まで自分がした経験が全てリセットされるわけではありません。前進するための準備運動だと思うのです。


後書き

 内定もない冴えない大学生のくせに、偉そうなことを書きました。失礼いたしました。それでも、少しでも、私の言葉が1人でも誰かに届いたなら、それ以上に嬉しいことはありません。

 ここまで私の文章を読んでいただきありがとうございました。

 私は内定取得に向けて、これからも前進していきます。



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