"Z世代" はこう働きたい!ライフワークインテグレーションという考え方
こんにちは、WorkWithプロジェクトです。
タイトルにある『Z世代』と『ライフワークインテグレーション』のふたつのキーワード。 Z世代という言葉はメディアなどでも最近取り上げられつつありますが、ライフワークインテグレーションはあまり聞き馴染み無いのではないでしょうか?
今回は、Z世代間で重視されつつある働き方、ライフワークインテグレーションを解説していきたいと思います!
Z世代とは?
一般的に、Z世代とは、1990年代後半から2000年代に生まれた人のことを指し、2022年時点では20代前半から10歳前後の間の人が該当します。
Z世代と聞くと、若い世代のことなんだろうなと漠然とした印象を持つ人の方が多いかと思いますが、一般的にZ世代の特徴としては以下のものが挙げられます。
(1) インターネット環境での情報収集が当たり前
… ミドル世代以上と比べた時、情報収集の違いが特徴として真っ先に挙げられます。マスメディア離れが顕著のZ世代は、自分が興味が無い情報が入っているテレビや新聞よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用がメインとなっていて、「自分にとって必要な情報を収集する」能力が長けているそうです。
(2) 社会問題への関心が高い傾向がある
… Z世代はSNS等のインターネットで若いうちから、SDGs問題やジェンダー問題など、他の世代と比べて世界中の多種多様な価値観に触れています。このことから、バブル世代などと比べても現実的な暮らしを大事にしたり、社会問題を自分事として捉える人が多い傾向が多いそうです。
(3) ブランドに対するこだわりがあまりない
… Z世代は人から勧められた物や、昔から有名な会社の商品よりも「自分の価値観に合うかどうか」といった視点を重視する傾向があります。これはSNSの交流や情報発信の場が身近にある事が影響していると考えられます。Z世代を対象にしたブランディング戦略にも変化が必要になってきますね!
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そんなZ世代は、これから高校や大学を卒業して社会に出ていきますが、彼らは "仕事" に対してどのようなことを求めるのでしょうか?
ライフワークインテグレーションという働き方
ライフワークインテグレーションという言葉をご存知でしょうか?
「仕事に時間を費やして就業後や休日にプライベートの時間がない」
「子育てや介護など、家庭の事情で仕事を辞めざるを得ない」
など、何かを犠牲にすることがないように仕事とプライベートのバランスを取る従来の『ワークライフバランス』とは異なり、『ライフワークインテグレーション』とは、仕事とプライベートを明確に線引きせず、双方を充実させることで生活の質を上げることを指します。
慶應義塾大学教授の高橋 俊介氏によって提唱されたもので、個人におけるメンタルヘルスの維持や生活の質を高める効果や、社員の生産性の向上、企業の業績アップが期待されています。
これから社会に出ていくZ世代は、仕事とプライベートの連動させ、個人に適した働き方が可能になるライフワークインテグレーションを重視していく傾向があるそうです。
仕事と暮らしが混ざりあう、働く場所
仕事と暮らしは昔よりも近くなり、混ざり合う関係になってきています。
これから社会に出ていく世代の人もそのような環境を求める傾向にあり、ライフワークインテグレーションはそのうちのひとつと言えるでしょう。
ライフワークインテグレーションのメリットには
などが挙げられます。
経営陣のマネジメント力も必要とされる『ライフワークインテグレーション』の働き方ですが、これからの時代、多種多様の働き方に柔軟に対応できることは企業として大きな魅力になるのではないでしょうか?
WorkWithでは、仕事と暮らしが混ざりあう、働く場を用意しております。
気になる方はぜひHPをチェックしてみてください!