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海外からのリモートワークって実際どう?注意すべきこと3選

皆さん元気ですか?まいど、SREチームのTAIです。
昔「ワーケーション、やってみました」、「外国人の働き方改革実験:台湾からリモートワークしてみました」など、遊びか仕事かちょっと怪しい記事を出しました。最近は仕事でシンガポールに行く機会があったり、旧正月で台湾に帰国するなど、海外でのリモートワーク機会が昔より増えた印象があります。

まだ試行錯誤段階だけど、自分の中で「もし海外に行く時は必ずここをチェック!」というマイルールがなんとなく出来上がった。現地の法律、検疫に関する最新情報は基本として、この記事では、海外からリモートワークを実施する時に、僕が必ずチェックするポイントを3つ紹介します。

1. 飛行機に全ての荷物を載せられるか


飛行機に乗る時にどれぐらいの荷物をもって行けるか気になったことはありますか?LCC(Low-cost carrier、格安航空会社)を利用したことがある方なら、預かり荷物の件数・重量によって課金されるので、必ずチェックするのではないかと勝手に想像していますが、実はLCCだけではなく、一般の航空会社でも会社によって預かり可能な荷物のサイズ・件数・重量が異なります。

僕の経験上、アジア圏内の国際線なら大体この2つのパターンが多い印象。

1. 件数問わず重量で計算(例:エコノミークラスは23kgまで)
2. 件数と重量両方で計算(例:エコノミークラスは1件かつ23kgまで)

同じエコノミークラスでも、航空会社によって計算方式が違うし、1件あたりのサイズ制限も異なる。日本の航空会社はOKだったけど、外資の航空会社はNGのケースがある。

リモートワークを想定した時は大体長期滞在になる場合が多く、もしうっかりオーバーサイズのスーツケースを持って空港のカウンターでいきなり「追加料金を払って下さい」と言われてしまったら、せっかく海外に行くのに悲しい気持ちになりますね。下手したら往復で追加料金払わないといけない可能性がある、その場合はダブルパンチです。

飛行機のチケットを探す時は、必ず荷物に関する説明を確認しましょう!

2. ホテルのチョイスに失敗していないか


結論から言うと:日本のホテル選びの感覚は海外で通用しないです!
最近ACALLの社内制度を利用して、東京に1泊してチームで東京オフィスに集まってディスカッションしたり、プライベートでもなんだかんだ毎月ホテルに泊まる生活をしている。そこで感じるのは「日本のビジネスホテルは素晴らしい!金額に関わらず基本は綺麗に清掃されたり、安全性にも問題ない、どの食事も美味しい!」ということです。

が、これは日本の強み。他の国は必ずしもそうではないです。

海外からのリモートワークとはいえ、本質は仕事だから求められる成果を出さないといけないので、仕事環境を整えることが最優先ではなくても、必ずTop 3まで考えていきましょう。

個人的にはグローバル展開のホテルブランドをチョイスするのもオススメです。何故かというと、グローバルに展開するホテルチェーンは大体どの国も同じ基準でサービス提供している。清掃とか部屋の備品など、もし生活に欠かせないものに時間と集中力が取られてしまうと本末転倒です。

あんまり大きな声で言えないけど、たまに高級感満載のホテルが長期滞在で結構お得な値段で予約を取れる場合がある。せっかく海外に行くし仕事もするので、必要経費として自分の財布と相談しながら人生経験を買うのもありじゃないかと思います。1つの考え方としてオススメです。

3. 仕事用のツールが揃っているか


当たり前の話だが、仕事に必要なツールが揃っていないとリモートワークができないです。行き先の国にもよるけど、個人的には事前準備として以下のポイントに気をつけている。

  1. 現地の電圧とプラグ。ACALLはMacBook ProとWindows PCを選べるが、僕はMac派。アダプターの汎用性が高いから基本プラグさえ間違っていなければ困らない。

  2. 現地時間と日本時間を事前に各デバイスに設定。僕は海外に行くとき専用のApple Watchレイアウトを事前に用意している。現地についたらスワイプでApple Watchのレイアウトを変えるだけで、現地時間と日本時間を同時に表示できる。一方でMacBook ProとGoogleカレンダーは日本時間のままにする。こうすることで、今まで時差で会議時間に間違ったりとかは発生していない(のはず)。

  3. 海外で通信可能なスマホ、もしくはモバイルWiFi。昔モバイルWiFi機器をレンタルしていたけど、最近は追加料金なしで同じスマホで海外にネット通信可能なキャリアプランも登場したので、基本は日本のスマホをそのまま海外で使っている。テザリングも使えるからMacBook ProからiPhoneに1日繋ぎっぱなしで仕事していて、ZoomとかのWeb会議も快適。容量が足りないならその場でチャージすればOK。

  4. Googleカレンダーで海外にいることを事前に登録するか、チーム内で事前に共有、移動時間も事前にGoogleカレンダーで予定をブロックする。ACALL社内は色んなチームが非同期で物事が進んでいるため、誰かに相談したい時はすぐにDiscordに突撃したり、Googleカレンダーで相談したい相手の予定を押さえたりするので、自分のGoogleカレンダーにちゃんと予定を登録したほうがやり取りの手間が減る。万が一、時差で会議の時間をうっかり忘れた時は、どなたかが呼んで頂けると信じている!

  5. オプションとして空港ラウンジのアクセス方法も事前に把握した方がベスト。海外だと日本のように、予定通りに物事が進むのはそんなに多くないという前提を頭に入れて、万が一飛行機が遅延したり、何かしらの理由で空港に長く滞在することが必要になった場合のことを想定して、ラウンジの場所などのアクセス方法を事前に把握したほうが安心。ACALLは日曜日・祝日・深夜時間帯以外の勤務時間は基本自由なので、僕はなるべく早めに保安検査とイミグレーション手続きを終わらせて、ラウンジで作業したり、資料確認したりするルーティンになっている。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
意外と基本的な所かもしれないけど、自分的にはどれも外せない、むしろ揃っていないと仕事にならないかもしれないです。

他にも現地の言語をどれぐらい理解できるか、自分はシンガポール初上陸の時に英語・中国語・日本語の切り替えが頭の中で結構カオスでしたが、最後はなんとなく感覚が追いついて、ちょっとずつ現地の方とコミュニケーションが取れるようになった。いくら事前準備しても最後に「えいや!」「なんとかなるでしょう!」と、思い切って動くことは大切ですね。

余談ですが、海外で仕事する時に現地のカレンダーに合わせて生活するのは非常に重要です。自分は台湾出身だけど、普段は日本で生活している。旧正月だと日本は普通に仕事をするので、そのなかで実家に帰ったり家族と友人に会ったりと、なかなか難しい話ですが、ACALLはリモートワークOK、勤務時間も自由に設定できるので、最近は休日で台湾に移動して週の前半は仕事、後半は有給休暇を使う、次の週末に日本に帰るという1週間のスケジュールが自分の中で1つのモデルケースになっています。

ACALLでは各ポジション募集しています。自分に合った働き方のデザインにチャレンジしたい方は各ポジションの採用情報をご参考下さい。
https://herp.careers/v1/acall

参考記事:
海外からのリモートワークのメリットや成功させるポイントとは?
https://weworkjpn.com/contents/knowledge/case160/