フィンランド教育視察ツアーのリアル!現地の先生に学んだ大切なこと
今年の6月
フィンランドのヘルシンキ中央駅
ここに日本から
フィンランドの
スタディツアーに参加する
仲間が集まった
「本当に来てくれるだろうか…」
ずっと事前ミーティングでオンライン越しに
顔合わせをしていたので
初めましてではない
でも本当に本当に
フィンランドまで来てくれるのか?
30%の心配と
70%の楽しみな気分で
待ち合わせ場所に向かった
最初からフィンランドの洗礼を受ける!
さすがというべきか
集合時間の5分前には
もう全員が集まっていた
早速みんなで近くの大学のカフェに向かい
ランチを食べながら開始ミーティングを
する予定だったが
ゲストが来てくれた
フィンランド人で
現役の小学校の先生をしている
日本語ペラペラのロバート先生だ
のんびりスタートと思いきや
ランチを食べ終わると
早速彼の講座が始まった
参加者の人たちも急な展開にも
関わらず
早速質問!とばかりに
「保育園と小学校の連携はどうなってる?」
「どんな保護者がいる?」
「授業の進め方のポイントは?」
と興味津々
実際に使っている教材を
見せてもらいながら
話を聞いていた
でも話をしているうちに
そうした細かいポイントの話ではなく
「教師として、大人として
日々どう子どもと接しているか」
という話になってきて
私はここに
オンラインではなく
実際にフィンランドまで
やってきた理由がある
と思った
そうなのだ
私が出会ったフィンランドの先生たちは
みんな
どんな先生でありたいか
子どもたちの前で
どんな人間でいたいのか
というような
一本大きな揺るぎない柱を持っている
自分なりの哲学のようなものがあるのだ
ツアーが始まってまだ1,2時間。
さっそくフィンランド教育の洗礼を
浴びることになった!
フィンランドの先生が考えていること
日々、仕事をしていたり
子どもと関わっていると
今困っていること
悩んでいることが
頭の中にあって
その都度の対応に追われるばかりで
根本的な解決や安定した対応が
難しくなることがある
ロバート先生は私たちの質問に対して
まず自分が子どもと関わるときに
大切にしていることを話した
「自分の子どもだと思って生徒に接している」
だから怒ることもあるし
できたことを一緒に喜んだり
スキンシップも大事にしている
という話から始まった
「でも、どうしても人間同士だから
合わない時があるけどね」
と、全ての子どもと
いい関係になれる
パーフェクトはないということも
お茶目に話してくれた
でもそれは大人が悪い
子どもが悪いわけではなく
ただ相性が悪いこともある
そうだ、先生も完璧ではないのだ
そして
子ども一人一人が
大切にされていると思えるようにする
それは出来るできないじゃなくて
やらなければいけないことだし
でも、すぐに出来ることでもない
即効性もない
だから学校や上司は変えられないから
まずは自分の周りから変えていくんだ
と、彼の仕事に対する姿勢も
見えたように感じた
きっと彼の言っていることは
なにも珍しいことではなく
日本でも言われていることだ
でも、なぜか
フィンランドで
フィンランド人の彼から聞くのは
違って聞こえるのが不思議だ
ロバート先生は結局2時間ほど
話をしてくれた
参加者の皆さんも
日々の悩みの場所から遠く離れた
フィンランドという場所で
ロバート先生の話を聞いているうちに
質問の内容が細かい部分から
少しずつ変わってきたのだ
自分なりの大きな地図を持つ
ロバート先生ははきっと
自分なりの地図を持っているのだ
トラブルが起こるたびに
「その場でどう解決するか」だけを
考えてしまうと
地図のないまま道を歩くのと同じで
どの道が正しいか迷ってばかりになってしまう
でも
「自分はこの子たちが将来
思いやりのある自立した
大人になることを
手助けしたい」という
地図を持っていれば
どのようなトラブルにも
そのゴールに沿った対応ができる
地図があれば、道に迷わずに済む
つまり日々子どもとの関わりに
「これで本当にいいのかな」
「どうやって対応したらいいのかな」
と悩みやすい人は
もしかしたら地図がないから
迷っているのかもしれない
これはツアー開始からまだ数時間
一番最初のアクティビティで
全部で5日間のツアーだったが
日々の内容が濃く
参加者の皆さんの変化に
驚くばかりだった
まぁ、お察しの通り
どうやってもこのツアーは
一つ一つが濃く
書きたいことが多すぎて
もう何から手をつけていいのか分からず
今までツアーの様子を聞かれても
どうしてもまとめることができず
これまで
全てストップしていたのだが
ようやく記事を書けたものの
続きを自信がない
yakko
視察報告会があります。よかったら遊びに来てください
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