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育休プチMBA® 10周年記念インタビューシリーズ㉟ カレー部長さん

こんにちは。ワークシフト研究所の広報担当です。

育休プチMBA(育プチ)を受講した皆さんはその後どうしているの?との想いからスタートした育休プチMBA® 10周年記念インタビューシリーズ

前回(34回目)は製造業にお勤めの ゆ さんにご登場いただきました。

35回目の今回は、大手製造業にお勤めのカレー部長さんにご登場いただきます。

大手製造業勤務、カレー部長さんと育プチ

―― 育プチおよび運営メンバーに参加した動機や経緯を教えてください。

2019年に息子を出産しました。産後の体操教室でご一緒させていただいた友人が育プチの運営メンバーで、お誘いいただき、気軽な気持ちで参加しました。そうしたらとても面白くて、育休中に数回受講したと思います。

私自身は運営メンバーではなかったのですが、2021年2月に開催された白河桃子さんと国保祥子先生のスペシャル対談の際に、アフタートークを自主的に企画しました。そのご縁で、育プチライターにお声がけをいただき、2022年1月〜3月には育プチブログに記事を寄稿しました。

―― 育プチでの学びが役に立ったこと、よかったと感じることはありましたか?

3つほどあります。まずは「越境による社会課題解決」の基礎ができたこと、次に「交渉学」の考え方を知ったこと、最後に、本業では眠っている能力が活かせたこと、です。順にご説明しますね。

「越境による社会課題の解決」の基礎ができた

育プチで初めて、社内研修ではなく、所属の異なる方と一緒に学ぶ経験をしました。企業や業界が異なっても「育休復帰後の仕事と家庭の両立」という共通の課題に、社会人として一緒に取り組めると体感しました。

育プチや受講生のコミュニティ「ぺんしる✎の部屋」を通じて、そのような課題に一緒に取り組む「仲間」「友達」ができました。

2022年10月には、大企業の若手有志団体「ONE JAPAN」が開講した女性に特化した初めてのリーダーシップ開発プログラムへの応募を迷っていたところ、育プチで知り合った友人から「一緒にチャレンジしよう!」と声をかけてもらい、私も応募しました。

期中は自社の経営課題に真剣に向き合い、最終回の成果発表ではその友人と共にファイナリストに選出されました。その成果を会社に持ち帰ったところ、新しい仕事にアサインされ、これが縁となって、後述するイベントに結実しました。

これらの学びを通じて、仕事における目標ができました。会社に対しても、改善すべきと思う点は、悪口や愚痴という形ではなく、建設的に働きかけができるようになりました。全ては育プチで「学ぶ姿勢」ができていたこと、そして、同じママで「学び続ける」学友に恵まれたおかげだと思います。

「交渉学」が役に立った

ワークシフト研究所代表 小早川優子先生の交渉学(※)は、すべての知識が目から鱗でした。育プチだけでなく同社の単発講座も2回受講しました。

2023年1月、4泊6日で産後初の海外出張に行くことができました。これも、当時の学びがあったおかげだと思います。

※広報注:交渉学は、育プチの上位プログラムである「プチMBA マスタープログラム」の1科目として受講いただけます。

本業では眠っている能力が活かせる

上述の白河さんと国保先生との対談のアフタートークで、多くの方から「ファシリテーションが上手」と褒めていただきました。私の当時の本業は営業職で、自分としては、いつも商談でやっている、大人数での仕切りをそのまま実践しただけでした。その時初めて、この能力は、「私の強み」なんだと気がつきました。能力を活かして、誰かの役に立つ喜びも感じました。

その後、プロボノで同様の経験を積み、2023年12月には、所属企業から派遣された会社横断のワーキングチームのイベントで、ファシリテーターを務めることになりました。とても嬉しかったです。おかげさまで当日のファシリテーションも好評をいただき、そのイベントをきっかけに、またどんどん知識やネットワークが広がりました。

このように、育プチや受講生のコミュニティ「ぺんしる✎の部屋」は、本業の役割から少しだけ自由になって、やってみたいことをノーリスクでお試しできる、絶好の場だと思います。

―― 育休中の自分に今、声をかけるとしたら何と伝えますか?

母になることは、制約も多く発生するけれど、「優先順位」と「価値観」を考え直す良いチャンスだよ!

志と行動力があれば、仲間ができて、自分で思うこと以上のことができるよ!

「母である」ことは、まったく、キャリアのマイナスにならないよ!自分にしかできないことで、組織と社会に貢献してね!

―― その他、何かあればご自由にどうぞ。

育プチを通じて、「言われたことを先輩と同じように実行できるようにキャッチアップする。長時間労働も無条件に受け入れる」のではなく「自分にしか出せない価値を出して組織に貢献する。自分に足りないところは他の方の力を借りる」というふうに、考え方が変わったと思います。

さらに、そのような考えをもとに色々チャレンジしてみたら、自分の中に眠る「志」も見つけることができて、本当にありがたいことに助けてくださる方にも恵まれて、新しい道を拓くことができたと思います。

少しでも気になる方は、ぜひ、育プチを受講してみてください!

―― ありがとうございました。



カレー部長さんのブログはこちらでご覧いただけます。

★育プチブログ

★日経xwoman アンバサダーブログ



育休プチMBAからのご案内

「育休プチMBA 10周年記念キャンペーン」を実施中!

育プチは、2024年7月に10周年を迎えました。
この10周年記念インタビューシリーズの他に、ワークラボで開催される育プチの受講費用、通常5,000円が1,039円になる「10周年感謝39キャンペーン」を実施しています。

育休前後、ワーママの皆さんに多くご参加いただいているセミナーではありますが、「仕事と○○」の両立や、上司・チームメンバーとのコミュニケーションに難をお感じの方、女性活躍推進にご関心のある方、男女問わずどなたもご参加いただけます。

会場開催の様子はこちら

法人向けの「福利厚生プラン」について

育休プチMBAは企業派遣でもご利用いただけます。両立人材に活躍してほしい、女性リーダーを育成したい企業様はもちろん、自社に育プチを導入してほしい!などのご相談があればぜひ事務局までお知らせください。人事ご担当者へのアプローチを一緒に考えましょう!


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