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11年目の車のタイヤ交換を考える。
昨年末、車の12カ月点検時にタイヤ交換をしてもらいました。
(タイヤを外しての点検のため、無料で夏タイヤ⇔スタッドレスタイヤの交換をしてくれます。)
点検終了後にメカニックからこんなアドバイスを頂きました。
夏タイヤは溝が少ないので、車検は通らないと思います。
スタッドレスタイヤは、製造年が2014年です。寿命は、使用開始から3~5年程度なので、性能が落ちてきています。スタッドレスを冬まで履いて、車検のタイミングに合わせて新しいスタッドレスタイヤに交換するのも方法です。
今乗っている車について
2013年12月の新車登録なので、今年2024年末で丸11年です。
2年後には自動車税が上がります。(新車購入後13年を超えると約15%自動車税が上がる。)でも、走行距離は、6万キロを超えたところ。
夏タイヤ+スタッドレスタイヤ購入はちょっと考えてしまいます。
今履いているスタッドレスタイヤを見てみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1713938341723-qSEERKTmI9.jpg)
プラットホーム、スリップサインは問題なく、溝が十分にある。
タイヤのひび割れ具合は、JATMAが定めた目安の1~2の間位である。
溝、クラックも継続使用可能の範囲である。
製造年月は? 確認してみると、2014年46週(11月3週目)。今年で10年。まさに、メーカー推奨のタイヤ交換の時期です。
この機会にタイヤについて、調べてみました。
タイヤには、刻印やマークなどがあり色々な情報が分るんですね。知らないことだらけでした。(折角なので、簡単にまとめておく。)
車にはもう少し頑張ってもらうとして、取りあえずタイヤ交換です。
車検に通るタイヤって?
タイヤの溝の深さが1.6mm以上
1本のタイヤには複数個のスリップサインがあり、1箇所でもスリップ
サインが露出すると車検に通らない。
タイヤの年数で車検の合否は決まらない
劣化の状態(例えば、ひび割れ)によっては車検に
通らないことがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1714026362533-weH2kgYwba.jpg)
ひび割れを見つけると、バーストするんじゃないかと、ちょっとビビります。
タイヤの寿命って?
スタッドレスタイヤの寿命
メーカーの推奨は、製造から10年、使用開始から5年を目安に交換することを推奨している。
タイヤはさまざまな要因により徐々に劣化していくので、
・一般的に使用開始から3年~5年程度
・3シーズン使用したら一度交換時期かどうか判断
が推奨されている。
性能が低下すると冬の路面で滑りやすくなる
スリップの可能性が高い冬の走行では、スタッドレスタイヤの性能低下は楽観できない。新品時のタイヤは柔軟性があり、路面をしっかり捉えてくれる。一方で、使用開始から3年以上経過していると、走行距離に関係なく経年劣化で硬化による性能低下が懸念される。
シーズンオフの保管環境が適切であったとしても、5年程度までは使用できる可能性は高い。
※スタッドレスタイヤは溝の深さが半分以下になると、プラットホームとい
うサインが露出する。プラットフォームが見えている場合、スタッドレス
タイヤとしての性能はない。
タイヤの生年月を知る手段
タイヤ側面に、アルファベットと4桁の数字の組み合わせで表示されている。数字の上2桁が「製造週目」、下2桁が「製造西暦」。
例えば「〇〇1820」と表示されている場合は「18週(4月)」「2020年」と読み解くことができる。つまり、このタイヤは「2020年4月の5週目」に製造されたと判断できる。
スタッドレスタイヤで夏を過ごすのは?
●雪道や凍結路には強い反面、雨の路面では滑りやすい。
●夏タイヤよりゴムが柔らかいため、夏の熱い路面を走行すると、タイヤが
変形しやすく、タイヤ自身に大きな負担がかかる。炎天下の熱い路面での
走行中のバーストにつながることもある。
●雪や氷のない夏の道路では、スタッドレスタイヤの性能が発揮されず、
乾いた路面では制動距離が長くなる。
●燃費性能は、夏タイヤの90%程度まで落ちるとも言われている。
●走行時のノイズが大きい。
じゃぁ オールシーズンタイヤなら?
オールシーズンタイヤは、本格的な積雪時は走行できない。雪道や氷上でのグリップ力は、夏タイヤよりは優れているが、スタッドレスタイヤには及ばない。
一般的に、オールシーズンタイヤが走行できるのは、積雪1~2mm程度まで、積もった雪が固まった圧雪路・シャーベット状の路面とされている。雪が多い地域や頻繁に凍結するエリアには、おすすめできない。
< 新品タイヤについているマークって? >
新品タイヤの黄色マークの意味とは?
タイヤの黄色のマークは、タイヤ全体のバランスを見たときに、最も軽い場所につけられているマークで「軽点マーク」と呼ばれている。
ホイールの一番重い場所はエアバルブの位置と言われており、そことタイヤの軽点を合わせて組み付けることでバランスが合うようにしている。
ホイールバランサーでバランスを取る必要がある。
※このマークを付けないメーカーもある。タイヤの重量誤差が少なければ、
マークなしでどこで組み付けても問題ないという考えから。
新品タイヤの赤いマークの意味とは?
タイヤの赤色マークは、タイヤの外径が最も大きい場所に付けられる印で「ユニフォミティマーク」と呼ばれている。タイヤ製造時にメーカーが新円を目指して製造しているが、完全な新円のタイヤの製造には至っておらず、このマークが付けられている。
タイヤの赤色マークとホイールの白色マークを合わせて組み付けると、タイヤが新円に近づきバランスが取れて振れずに回転できるようになる。
※ただし、このマークは、一部の国産メーカーや海外メーカーでは採用され
ていないものもある。マークが無いから不良品という訳ではない。
タイヤとホイールを組む時に使われるマークはどっち?
軽点マークとユニフォミティマークのどちらを優先するのかは、対応する業者によって異なる。重量バランスはホイールに重りを装着して完成させることが多い。
※記載はメーカーによってまちまちで、両方記されていることがあれば、片
方しかない、または両方ない場合も見らる。
ホイールの白マーク(青の場合もある)は?
位相合わせマーク(「ボトムマーク」とも呼ばれる。)と呼ばれ,ホイールの外径が最も小さい部分を示している。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。