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折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)でちょっと遠くへ行ってみる。< 輪行袋編 >

折りたたみの機動力を活かして、輪行ってやつに挑戦してみたくって輪行袋を購入(かなり前の話である。)しました。
自宅から全走できる範囲には限界があります。(輪行もそうなんだけど)
輪行をすることで、行動範囲がぐっと広がります。つまり、楽しみが広がるということです。

サイクリストの聖地と呼ばれる場所ところや気になる街をポタってみたいが、全走は無理 とつい思っちゃうことがありませんか?
そんな時、思い切って輪行で出掛けてみるのはどうでしょう。

輪行のイメージとして最初に思い浮かぶのが、
 輪行(電車移動) + ポタ + 輪行(電車移動)
だと思います。
僕的には、旅行 って感覚に考えちゃうので、力が入ってしまいます。

そこで、
  輪行(電車移動) + ポタ   で、
電車輪行して、自宅に向かって自走で帰る。
行けるところまで自走して、電車輪行で帰る。
なんてポタをよくやりました。

▶< 山中湖を一周してみたい >
  輪行で御殿場へ。籠坂峠を越えて山中湖。道志道で自宅まで自走。

▶< 横浜:赤レンガ倉庫~山下公園をポタりたい >
  輪行で横浜へ。横浜から自宅まで自走。その逆も。

▶< 三浦半島をポタりたい >
  輪行で三崎口へ。半島を巡り自宅まで自走。

▶< 真鶴半島をポタりたい >
  自走で真鶴半島へ。輪行で自宅最寄り駅まで輪行。

▶< 和田峠:走行会 >
  八王子まで輪行。自宅まで自走予定が、いろんなことがあって、
  日没 Time Out で橋本駅から自宅最寄り駅まで輪行。

そう! 「いざとなったら輪行で帰れるから」と、気持ちに余裕を持てたり、輪行袋をお守りのように使うこともできちゃいます。

そんな、お気軽輪行ポタの旅を応援してくれる輪行袋についてちょっと考えてみました。


■まずは、輪行袋購入です

▶ 輪行袋購入前に注意すべきこと

< 輪行袋をどこに付ける? >

輪行袋を買いました~。
初輪行しました~。
駅で自転車を展開しました~。
  「ん? 輪行袋 どうしよう?」
なんてことにならないように、輪行袋の格納場所を予め考えておきます。

折りたたみ自転車には、ダホ穴が殆どないので、折角取り付けたボトルケージを輪行袋格納用に使うのは・・・。
ぢゃぁ、サイクルジャージの後ろポッケ? う~ん。折りたたみ自転車でサイクルジャージを着ている人皆無に等しいですよね。
となると、サドルかフレームに取り付けですね。大体の輪行袋はその辺まで考えられているのでどう取り付けるかは、あなた次第です。

その点、ブロンプトンで輪行ポタを考えていらっしゃる方は、パニアバッグで出かけることが多いと思いますので、心配ないですね。

< カスタムがその輪行袋を使えなくしているかも >

BD-1もブロンプトンも購入時オリジナル姿ままだと、普通に輪行袋を購入すれば問題ないと思います。
ところが、カスタムをしていると、輪行袋に入れようとしたら、「モッコリしてる」、「角がでてる」、みたいな事態に陥ることがあるので、輪行袋購入時にその辺も考慮する必要があります。

※輪行のルールは、鉄道各社の乗車規定によって定められています。

アジャスタブルステム + Hバーハンドル + STIにカスタムしているため角がでる

▶ 数ある中からピッタリの輪行袋を選ぶ

< ショルダーできる輪行袋がおススメ >

輪行って電車に持ち込んでの移動と安易に考えてはいけません。
折りたたみ自転車は、その機能でコンパクトになりますが、それなりに大きいし、重量もあります。
他の電車利用者に迷惑をかけないことが鉄則です。
なので、基本的にスペースが広い車両(最後尾や先頭車両)を選んでの乗車になります。となると、階段やエレベータまでの距離が結構あったりすることが多いです。僅かな時間であれば、多少重たい自転車でもいいのですが、移動距離が長くなるほど苦行(腕がパンパン)になるので、輪行袋にショルダー機能があると腕の負担がかなり減ります。

その点、リアキャリア付きのブロンプトンであればキャスターで転がせるのでかなり楽でしょう。ただし、その機能を活かせる輪行袋が必要です。

< 百聞は一見に如かず >

最近は、いろいろなメーカーから輪行袋がでています。
実物を見て、手にして(触れてみて)、レビューを参考にして、
可能であれば、自分の自転車を包んでみて、ピッタリなものを選べるといいですね。


■輪行袋を購入したらやっておくべきこと

▶ 事前練習

これは、ある意味 車のタイヤチェーン と一緒。

事前に輪行練習をしておきましょう。いざ輪行という時に慌てずに済みます。そのための事前準備です。
また、エコバッグの様に、輪行袋を入れる外袋(一体型もある)は輪行袋を綺麗に畳んだ状態でピッタリ収まる設計なので、片付けも練習しておくといいですね。くしゃくしゃだと、大きな荷物に化けてしまいます。

< フレームにキズが!いつできた? >

そうなんですよ。
実際にやってみないと分らないこと沢山あります。
折りたたんでみて分ることあるんです。
取り付けたパーツがフレームにヒットしたりします。
僕の最大の不覚は、ペダルです。こちらの記事に記載しています。

次に、ボトルケージのアタッチメントがトップチューブにヒットするかもしれないギリギリの位置にあります。
なので、折りたたみ時にその部分を保護(グローブでもいいしね。)しています。



■ちなみに 僕の輪行袋たち

▶ 初めての輪行袋 DAHON イージーカバー

BD-1専用の輪行袋もありましたが、DAHONの輪行袋がサイズ的にも合い、コスト(当時1,890円)も👍良心的という情報を得て購入しました。

DAHON イージーカバー(2006年)

「イージーカバー」という名前だけあって、
  自転車に被せ、裾にある紐をギュッと締める。
という使い方。生地的にもしっかりしていて、使用感はまずまずでしたが、
輪行で使ってみると、不満ストレスに思うことがありました。

一つ目は、自転車を輪行袋に入れて荷物化して運ぶ時、
上部の開口部から手で自転車のフレームを掴み、持ち上げながら運びます。
ちょっとの移動なら問題ないのですが、長距離の移動となると苦行に近いく、腕がパンパンになってしまいます。

二つ目は、コンパクトさに欠ける。生地がしっかりしている分重い。
 「お前、基本的にバッグ持参派だろ!」
って声が聞こえてきそうですが。

そんな、「DAHON イージーカバー」ですが、室内保管時のホコリ除けを兼ねたカバーとして大活躍しています。


▶ マルチキャリングバッグ (BD-1用) / HERBES TAL

マルチキャリングバッグ BD-1用 / HERBES TAL(OSTRICH製)

でもやっぱりコンパクトで軽量のものが欲しくなり、
サイクルハウスしぶやオリジナル輪行袋
  マルチキャリングバッグ BD-1用 / HERBES TAL(OSTRICH製)
を購入しました。
 ※最新の輪行袋はリニューアルされ、JR輪行にも対応できるよう裾が
  長めに設計されていたり、外袋が一体型になっているので失くす心配
  が無いです。

この輪行袋も基本的には、「DAHON イージーカバー」と同じで、被せて裾の紐を締めるタイプですが、ショルダーストラップが付属されています。
若干手間はかかりますが、このショルダーストラップをフレームに取り付けて、輪行袋の穴から出して、自転車を肩で背負うことができるようになります。ショルダーストラップは細めなので肩に少し食い込みますが、手もちに比べるとかなり楽です。
DAHON イージーカバーと比べ、生地も柔らかくコンパクトで軽くなりました。

ブロンプトン用も同じものを使っています。
外形は、若干ブロンプトン用の方が小さいと思いますが、ぱっと見 分らないので、慌てて出掛ける時は注意が必要です。

ブロンプトンとBD-1 どっちがどっちか分らない


▶ マルチキャリングバッグ (Brompton用) / HERBES TAL

マルチキャリングバッグ (Brompton用) / HERBES TAL

BD-1のこともあり、ブロンプトン購入時に同シリーズの輪行袋を一緒に購入しました。
こちらも、ストラップ付です。


▶ Cocoon / TIOGA

会社の同僚との走行会に出掛けるのに購入したロードバイク。

ロードバイクでも輪行をしました。
ロードバイクの輪行は折りたたみ自転車に比べると大柄になりますが、兎に角軽い。これに尽きます。
個人的に、サイズの大きなロードバイクの輪行はご遠慮したい派なので、楽ちん(前輪のみ外した状態で袋に入れます。)さと👍良心的な価格の「Cocoon / TIOGA」を購入しました。

Cocoon  TIOGA HPより

Cocoonは、思った以上にコンパクトさ(ポーラのボトル大のサイズ)に欠けていました。外袋ポーチもありましたが、ボトルケージに収納したいために外袋を自作しました。ご覧ください、この主張ハンパないでしょ。
※僕が購入したのは2010年3月なので、最新のものはかなり変わっているかも知れません。

Cocoon は Polar Bottleよりでかいぞ!

ロードバイクの輪行は、ホイールを外すことになるので、輪行袋に入れた際にホイールがフレームにヒットしないよう保護が必要になります。
初めてのロードバイクの輪行は、ロードバイク購入後間もなかったので、フレームへの傷を嫌い「フレームカバー / OSTRICH」も購入しました。しかし、このフレームカバーを上手く使いこなせず荷物が増えるだけで、結局一度使っただけの無駄な出費になってしまいました。

フレームカバー / OSTRICH

▶ パンダーニの輪行袋(Tokyo underground design)

パンダーニの輪行袋 + エンドキャップ

Cocoon / TIOGAの代わりにと購入したのが、パンダーニの輪行袋です。
コンパクト(ジャージの背中ポッケに入っちゃう大きさ。)さと軽さで買換えましたが、こちらは一度も出番のないままロードバイクを嫁に出し、いづれ使うかもと押し入れの奥底で眠ったままです。
この輪行袋もフロントホイールを外すタイプなので、フロントフォークを保護するためのエンドキャップも忘れずに一緒に袋に入れてあります。


■お家に帰ったら

最近、猫ハウスならぬブロハウスが発売されたんですね。
帰ってきたらお家にはいろう!
車によるパークアンドライドにも使えるのでいいかもしれない。


< 参考商品情報 >


締めくくりが、ロードとブロンプトンの情報になってしまいました。
お許しください。


最後までお読みいただきありがとうございました。



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