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折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で気持ちよく走る。 < ドライブトレイン編 >

ドライブトレイン とは、動力をタイヤに伝える為の一連の機構のことで、自転車で言うと、チェーン、クランク/チェーンリング、スプロケット、ボトムブラケット、ディレーラーがそれにあたります。

ドライブトレインをカスタマイズする場合、メーカーや元々の構成・仕様によって換装できる/できないがあるので注意が必要です。


コンポーネント換装:ACERA ⇒ 105

僕のBD-1の主コンポーネント(以下、コンポと記載)は、シマノのMTB系 8スピードのACERAというグレードのコンポで組まれていました。
購入して半年が過ぎ、ネット情報からカスタム熱がではじめます。
訳も分らず、手始めに 前後ホイールのHUBを DEORE XT に換装。
知識が増えてくると、「105 って、何かカッコよくねぇ~」と、
ACERA(MTB系:wide ratio)8スピード を 105(ROAD系:close ratio)の10スピードに換装。カセットスプロケット(ギアの枚数)を交換するだけじゃ済みません。RD(リアディレイラー)、チェーン、シフターも10スピードに対応させる必要があります。

105 クロスレシオのロードコンポーネントは、平地巡行がとても気持ちいいです。(5600シリーズのデザイン 好み💘です。)

RD と ROLLAMAJIG/Avid


ROLLAMAJIG / Avidをインストール。

BD-1のシフターケーブルは、リアディレイラー前のRがキツイので、ROLLAMAJIG / Avid(上の写真の黄色いヤツ)を入れると、シフターの引きが少し軽くなるとの噂を見つけインストールしてみました。
自分でセッティングしたせいか、これまた効果が判りません。
でも、いいアクセント(無駄な重量増)になっていると思っています。


Wippermann ConnexLink をインストール。

お気に入りのカスタム?のひとつです。
ドライブトレイン周りのメンテの際に、チェーンを外す場合、一般的にはチェーンをカット(チェーンのピンを外す)することになりますが、ConnexLinkは、チェーンのつなぎ目を指の力だけで外すことが出来るので、工具なしでチェーンを外すことができます。
また、使用回数の制限が無く、基本的にチェーンの交換時期まで繰り返し使えるというのが魅力です。
長い間使用していますが、トラブルに見舞われたことはありません。
他、同様の部品で、クイックリンク / シマノ や、ミッシングリンク / KMC などありますが、それらは工具が必要で、一度外したら基本的には交換(KMCは一部例外)になります。

Wippermann ConnexLink 10s


クランク換装

股下の長さに合わせて短くしてみた。< TIAGRA 165mm >

クランクアームの長さが体に合わないと膝や足首を痛めたり、効率よく脚のパワーを使えないとの情報を真に受け、身長や股下の長さからクランクアームの長さを 170mm ⇒ 165mm と短くしてみました。
半年ほど乗ってみましたが、効果(違い)が全く判りません。適正(本来なら160mm位)なアーム長でないと効果を実感できないのだろうか?。

クランク TIAGRA 165mm

短いクランクアームは、高回転(ハイケイデンス)のペダリングをする人向きらしい。長いクランクアームは、トルク型(踏んでいく)の人向きらしい。
僕は、どちらかというと踏むタイプなので、適正より長いクランクアームでいいのかも。金銭的に余裕があれば、色々なアーム長を試してみて決めるのもいいかもしれない。

Speed Driveをインストールした。

脚力のないやま好きに、小径車+フロント1枚はキツイです。
僕のBD-1zには、フロントディレイラーを取り付けできる台座が付いています。それもあり、フロントダブル化を検討し、最終的に大人カスタム Speed Drive(38T 170mm) をインストール。え え 、思い切りました。

Speed Drive  with BD-1z

< Speed Drive >
  画期的なクランク内蔵ギアシステム。
  クランク部にギアを内蔵することにより、あらゆる自転車のフロントギ
  アを2段化。高ギア比1:1.65を実現し、ギアレンジを圧倒的に拡大しま
  す。
  変速はクランク中心のキャップをかかとで押すだけのイージーさ。
  シンプルなデザイン、スイス製の高精度メカニズム、メンテナンスフリ
  ーなど数多くのメリットを提供します。

Speed Drive パンフレットより

フロントのチェーンリングが物理的に小さくなり、見た目のバランスがどうかと思いますが、大満足なカスタムです。
マイナス点(重量増、コスト高、インストールできるショップが限定 など)もありますが、それ以上に、シフター、FD(フロントディレイラー)、ワイヤーケーブル類が不要。停止中でも変速可(変速操作が簡単)。メンテナンスも楽でありながら、堅牢な作りで自転車よりも長持ち。自身にとってメリットが沢山。また、スイス製(安心感のイメージ)というところにも惹かれました。

現在いま、製造は schlumpf innovation(シュルンプ イノベーションズ)社からハーバーストック社になっているようです。
  当時('06年)の金額 本体 64,500円+工賃 5,250円。
  現在いま('23/4/4情報)は、本体 129,800円+工賃 11,000円~


ホイール換装 < A-CLASS FOLEX18 >

ドライブトレインではないですが、
おしゃれは足もとからということで、DEORE XT の HUB に換装したにも関わらず、BD-1のホイールカスタムの定番、「A-CLASS FOLEX18」に履き替えました。



色々と手を入れています(今思うと無駄な散財が沢山)が、全くもって違いが判らないポンコツな僕です。でも、愉しく 長く乗れることが一番と思っています。



最後まで、お読みいただきありがとうございました。


< シリーズ:折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で気持ちよく走る。 >



< 参考記事 >


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