折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で気持ちよく走る。 < STI編 >
BD-1 STI化で換装したパーツ類
デュアルコントロールレバー ST-5600 / SHIMANO
mini-V RX3 / TEKTRO (フロント、リア共にリア用)
TravelAgent ディスクブレーキ用(フロント)
TravelAgent(リア)
ドライブトレインの Speed Drive + 105(クロスレシオ)化。
そしてH型のハンドルバー投入で更に気持ちよく走れるようになりました。
となると、変速操作にストレスがでてきます。
シフターは、ハンドルバーのフラット部、変速操作はハンドルの握り替えを余儀なくされます。
気持ちよく走るためには、ハンドルバーから手を放さずにブレーキと変速操作が出来るシステムを導入するほかありません。
ハンドルバーを見下ろすと、「デュアルコントロールレバー STI」がインストールできるように弧を描いています。「もっと気持ちよく走ろう!」と訴えているようです。
BD-1 STI化の課題
一番のネックは「Vブレーキ」です。
STI + Vブレーキの組合せでは、ブレーキが効かないです。
STIのブレーキレバーとVブレーキレバーの引き量が異なることが理由です。
BD-1購入時、VブレーキをDEOREに変更しています。DEOREはロングVなのでSTI化すると、間違いなく引き量が足りません。mini-VにすることでSTIを投入できそうでしたが、やっぱり引き量が気になりました。お世話になっている自転車屋さんのメカニックに相談すると、「トラベルエージェントを挿入れてみたら?」とのこと。
STI化のブレーキ周りの最終構成を、
Vブレーキは、アームの短いタイプの nimi-V 、更に、カタツムリを挿入れて、ブレーキワイヤーの巻き取り量を調整する方法としました。
カタツムリもフロントにはディスクブレーキ用を採用し、結束バンドで固定。リア用は通常のものを採用しました。
自分で換装をやってみた。
トラベルエージェントのインストール
僕のBD-1はBlackなので、シルバーの「カタツムリ」を、blackのスプレーでペイントしました。自身初のペイントです。
ブレーキワイヤーが最初上手く巻けなくて苦戦しましたが、なんとかセッティングできました。
STI 左レバーのフロントシフターケーブル引き出し部の処理
チェーンリング(フロント変速)は、Speed Driveをインストールしているため外装の変速機を持たないことから、STIの左レバーから出るケーブルが不要です。なので、フロントのシフターケーブルがでる部分が穴開き状態となってしまうので、ホームセンターで購入した絶縁キャップで穴埋め処理をしました。
ブレーキ調整
まずは、ホイールの振れ取りです。自分でできないので、ショップでやってもらいました。
やはり、「リムとブレーキシューのクリアランスの調整」がとても難しかったです。若干、ブレーキシューがリムに擦っているかも知れません。
ホイールを脱着する際に、Vブレーキ開放が使えない(タイヤがブレーキシューに当たる)ので、必ずタイヤのエアを抜いて脱着する必要があります。
STI化してみての所感。
兎に角、変速操作が気持ちいいです。楽しいです。
デメリットも多いですが思い切ってやってよかったです。
ブレーキを掛けた感触は、にゅる~っと効く感じです。
ブレーキレバーを引き切ることなく、タイヤロックまでいきます。
元来のVブレーキの感触を求めるようであれば、おススメしません。
< 僕が思うデメリット:参考まで >
・初期投資が高くなる。(STI + mini-Vブレーキ + カタツムリ)
・車体の重量増。(停車時にハンドルがグイっと曲がる。)
・ホイール脱着時のエア抜き。(ドライブトレインメンテ時に面倒。)
・ブレーキとリムのクリアランス調整が難しい。
・見た目がダサくなる。
< 追伸>
古い手帳を整理していたら、こんなメモを見つけました。
「STIでひけるmini-Vブレーキ CX-9/TRP」
調べてみました。予算に余裕があればこちらがいい(ブレーキレバーとブレーキの間に何も入らない方がいいと考える。)かも知れません。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
< シリーズ:折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で気持ちよく走る。 >
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