折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で安心してポタりたい。< 鍵編 >
自転車で出掛けるも、食事やトイレの時間も盗難やいたずらが気になって仕方ありません。当然のことですが、出先での食事もポタリングの愉しみのひとつなので、ゆっくりと食べたいですし、トイレも僅かな時間かも知れませんが、少なからず愛車から離れる瞬間が出てきます。
ということで、鍵が必須になります。
鍵ってとても大切だけど、邪魔者扱い。ときに遠出となると荷物は極力減らしたい。詰まる所、重たくて嵩張るモノを持ち歩きたくない。
となります。
転売目的で狙われると、ワイヤーカッターなど本格的なもので切断されてしまうので、太い丈夫な鍵が安心です。そんな鍵は、重たいし嵩張るので持ち歩きたくありません。
なので、自転車の鍵に関して、僕なりの結論をだしました。
狙われたら諦める。
悪戯的に持って行かれることだけは防ぎたい。
折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)は高価な自転車で、購入当時、ネット上で盗難・転売の話をよく目にし、兎に角ロックの重要性について多く語られていた。
兎に角 『地球ロック』 と。
何でもそうであるが、考え方は人それぞれである。
参考になるか分らないが、そんな僕のBD-1と鍵について振り返ってみた。
あれは、中学生の頃だっただろうか。
母と一緒に街に買い物に出掛けるために、買ってもらったばかりのサイクリング車で最寄りの駅まで行った。当時の駐輪場といえば、駅横の空き地青空駐車である。
サイクリング車の鍵であるが、フロントフォークに取り付けられた前輪錠で、鍵の棒がホイールの部分に突き出て、スポークに引っ掛かりタイヤが回転できないようにするものであった。
今考えると、よくもまーこんな鍵で新車同然の自転車を放置していったものだなと思う。
そして、盗難という初めての経験をする。
警察にも届けをだして、あらゆる場所を父と探し回ったが見つからず。
暫くして、いろいろなところを改造された状態で手元に戻ってきた。
警察の皆さま、その節は ありがとうございました。
それからは、「|地球《EARTH》ロック」が駐輪時の基本的な考えとなった。
■■BD-1納車時に店長のおススメで購入した鍵
▶ 型番不明 / SPECIALIZED
BD-1購入時に店長のススメで購入した最初の鍵。フレームに取り付けられた状態での納車となった。この取付場所は、折りたたみ時も邪魔にならないし、頑丈そうなワイヤーと取付場所を選ばないユニバーサルマウントブラケットで持ち運び時に身に付けなくてよいのがメリットだ。当然のことであるが、それなりの重量感と巻き癖が強いのが難点だ。
ポタに出掛けた時、素敵な風景に自転車をいれて撮りたい。するとこの鍵がちょっと残念な感じになる。
▶ 型番不明 / メーカー不明
巻き癖の強い鍵と一緒に、
「この鍵、ポケットに入れて持ち運べるから、あると重宝するよ」
と、店長のおススメで購入させられた感があるて頂いた。
購入当初は、持ち運ぶという必要があることから、殆ど出番がなかったが、今では一番のお気に入りの鍵である。
自転車の鍵の施錠タイプとして、鍵を使って施錠・解錠をするタイプとなる。解錠した時に鍵が鍵に付きっぱなしになるため、鍵の鍵を無くし難い。重量的にもまずますだし、割とコンパクトになる。
長さもほどほどで場所を選ばす、太さ的にも取り回しが楽で使い勝手がいい。
個人的にこのタイプの鍵をおススメしたい。
■■独自調査で購入に踏み切った鍵
▶ Cafe 2.0(YPK)
BD-1購入当時、盗難の対象になるとネットで騒がれていたこともあり、兎に角太いものがよいとされ、当時評判の良かったCafe 2.0 / YPKも購入してみた。
『独自のスライディングループデザインで従来の1/2でロックが可能。』
という謳い文句で、
巻き癖がなく取り回しが楽、しかし、太いだけに重量もほどほどある。
いろいろなロックができとても便利であるが、大きさと重さから持ち運ぶのが悩ましくなり、数回使用したものの出番がなくなった。
太さは盗難の抑制になるが、その反面、重い・デカイというマイナスな部分も併せ持つ。
▶ Spider Q(クロップス)
ロードバイクで走るなら、極力荷物を減らしたいということで購入した鍵。ワイヤーがビニールチューブコーティングされているので、自転車にキズが付きにくい。
3桁式のロック錠で心許ないが、1.8m長あるので、仲間と行く走行会では、お互いの鍵で自転車同士をロックし合うことで、細めの鍵でも盗難抑止効果がでると思う。
▶ Spider X(クロップス)
Spider Q の前に携帯性・軽さを重視して購入したものだ。
Spider QのΦ4に対し、Spider XはΦ2.5と細いが、Spider Q同様に仲間との走行会では、お互いの鍵で自転車同士をロックすれば、「ちょっと位細くてもいいや」との考えであったが、巻き癖が強いため、折角のワイヤー長1.8mが有効に使えないところが残念だ。
自転車は、シートクランプを緩めることでシートポストの高さ調整が可能だ。ポジションが決まれば、シートクランプは固定しておける。
しかし、折りたたみ自転車は、折りたたむたという使命があるためシートポストの収納?が必要になる。僕のBD-1は、シートクランプを緩めることでシートポスト(+サドル)が抜ける。よほどのことが無い限り、シートポストの盗難にあうことはないと思うが、BD-1購入当、このSpider X をシートポストの鍵として使っているとの情報を見つけて、導入すべきか悩んだ記憶がある。
このシートポスト問題、ブロンプトンはよく考えられている。
シートポストの下部がラッパ形状の加工が施されているので、上まで引き上げても抜けないようになっている。
■■神頼みの鍵
▶ VVFケーブル(電気工事:電力用ケーブル)
心配性のじぶん。
ブロンプトンで仕事場に出掛けたときの話だ。
妻に、「予約した本が来ているので、帰りに図書館に寄って来て。」
と言われていた。図書貸出カードが無いと本を借りられないことから、図書貸出カードを忘れてはならないとそっちに注意がいっていて、自転車の鍵を持って行くのをすっかり忘れてしまった。
仕事場では、なんとか自分の傍にブロンプトンを置くことができたが、さすがに、折りたたんで図書館に持ち込むことはできないだろう。
仕事場を見まわすと、
電気工事につかう電力用のケーブルの切れっ端が目に入った。
盗難抑止効果ということで、これを鍵代わりにした。
地方の図書館、それも分館で、図書館に面した通りも人通りが少なく、図書貸出の数分間ではあったが何事もなかった。
■■究極の鍵
▶ 折りたたみ自転車って鍵不要 (都市伝説?)
って本当?
ちょと勇気の要る もしかして最強の鍵 だったりする。
それは、折りたたみ自転車の機能を利用するものだ。
ハンドル(ステム)部を畳んだ状態。サドル(シートポスト)を前後方向反対に向けた状態。
ブロンプトンなら、お座り状態でもいいかも知れない。
つまり、中途半端に折りたたむことで「壊れた自転車?」って思わせる方法だ。
▶ タイヤのエアを抜く
ポンプを持参しているようであれば、タイヤのエアを抜いてパンク状態を作るという荒業もいけるかも。
盗る輩も乗ってみて気付くだろうから、ホイール、チューブ、タイヤにダメージが残るので考えものかも知れない。
殆ど参考にならなかったと思うが、
お気に入りの1本が見つかることを祈る。
< 参考情報 >
最後までお読みいただきありがとうございました。
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