折りたたみ自転車 BD-1(Birdy)で気持ちよく走りたい。< ビンディングペダル編 >
「ビンディング」と言えば、スキーです。
映画『私をスキーに 連れてって』を思い出します。
これは、どうでもいいですね。
さて、折りたたみの小径自転車にビンディングペダルってどうかと思いましたが、かっこいいと思い導入してみました。
停止から走り出す時に、シューズのクリートをビンディングペダルに嵌める時の『かちッ』って音 いいですね~。好きなんです。
ビンディングペダル デビュー
自転車乗り仲間がビンディングペダルを導入。ぼくも、負けずに導入してみました。ビンディングペダル導入によって、乗り方が劇的に変わったとおっしゃる方もいます。ぼくにとっては、どうなんでしょう?
自転車の走行会でも結構歩くので、SPDを選択。
こんな組合せ(双方廃番になっている)です。
ロード・ツーリングシューズ SH-RT81 / シマノ
ペダル PD-A600 / シマノ
ビンディングペダルがしっくりこない!
自転車のペダルの踏み方というかペダルに対して足の置き方は人様々。
足のほぼ真ん中 土踏まず の辺りでペダリングしている人もいます。
観察してみると面白いかも。
ビンディングシューズを履き始めた頃は、クリートの厚みによる違和感かなと思っていましたが、ぼくの場合、ペダル軸の上にくるのは、指の付け根辺りなので、位置的にしっくりこないのだと思います。
染みついてしまったであろう踏むペダリング
ぼくは、高校の3年間 片道 8km 程の距離を毎日自転車通学、途中にものすごい登り坂がありました。運動系の部活に所属していたこともあって、帰宅が遅い時間になるため、兎に角 早く帰りたい一心でつま先でペダルを踏み込むペダリングをしていました。そのためか、今も、登坂でも平地巡行でも踏み込んでいくペダリングになってしまいます。染みついているようですね。
ビンディングシューズ側でクリートの取付位置も若干調整ができたので、やってみましたが、スニーカーでペダリングしていた位置の感覚には調整できませんでした。
登り坂で引き足を駆使すると
とは言え、慣れることが最大の味方になるんだと信じて、ロードバイクでの走行会にも小径車(BD-1)ポタでも なるべくビンディングペダルで出かけるようにしました。
前にこちらの記事で書いていますが、
それは、和田峠を訪れたときのことです。
僕にとって、とてもキツイ登り坂でした。
ふと、ビンディングペダルのメリットが頭を過ります。
これだ!
スタンディングにて、片脚で踏み込み、もう片方の脚で引き脚を試みます。
が、片脚が攣りそうな雲行きになり、慌ててビンディングペダルを外しました。その瞬間、左太ももが攣りその場に倒れ込みます。
しばし休息すると痛みが和らぎましたので、立ち上がって一歩踏み出した途端に今度は右太ももが攣ります。
おっしゃる通り!
帰路は、攣る一歩手前の綱渡り感の恐る恐るのペダリングでした。
今となっては、いい思い出です。
小心者なのでダウンヒルは怖いんです
仲間との走行会は、全体的にスピードレンジが上がります。
特に、下りはスピードがのってきます。
小心者のぼくは、ビンディングペダルからシューズ(クリート)を外しペダルに足をのせます。その方がスピードを出すことができます。
ただ、ビンディングペダルを固定していないビンディングシューズで踏ん張ることになるので簡単に滑ります。これも危険極まりないと思いますが、「ペダルにシューズが固定されたまま転倒したら」とつい考えてしまうので、ぼくにとっては固定を外す方が安心なんです。
ビンディングペダルで恥かしい経験
誰でも一度は経験する、立ちゴケという恥ずかしさ
信号で停まろうとスピードを落として停止線に近づきます。
そんな時に限って、なかなかシューズ(クリート)がペダルから外れません。停車に向けたクリートを外すモードに入っているので、再ペダリングにすぐに移行できません。ということは、そのまま横へ倒れていきます。
こういうこともあろうかと、ペダルのクリート固定力(外れやすいように)を弱く調整しておいたのですが、外れませんでした。
※あえて書くことではありませんが、書いてみました。
それでもビンディングペダルを使いたい!
その1:兎に角、履き慣れる
これが最善策かな?
ビンディングペダルにしたからといって、引き足をあまり意識せず、くるくるペダルを回すこと(ケイデンス)に意識を持って行く。
※ケイデンスとは、1分間のペダルの回転数のこと。
その2:サイズの大きなシューズに変更してみる
SPDなのでまだ、歩きやすいですが、大きいサイズのシューズでは歩きにくくなることでしょう。
それより、足がシューズの中で泳ぐかも。ビンディングの嵌め外しに変なところに負荷がかかるかもしれないし、危険ですよね。
その3:他のビンディングペダルに換えてみる
どのメーカーも、基準に対する設計をしていると考えるので、ビンディングペダルを換えてもしっくりこないかもしれません。
この機会に、気になったビンディングペダルを調べてみました。
クリートによって稼働範囲(フローティング)を変えられたり、左右の足でクリートの種類を換えたりと奥が深そうです。
歩くことが多いようなら、クリートカバーも必要かも。
■SPEEDPLAY / Wahoo
ずっと気になっているビンディングペダルがこれ。
形状がたまらないですね~。
自由度の高いクリートのポジション設定。
前後・左右調整の幅が広く、フロート調整ができる。→膝に優しいらしい。
フロート調整:ペダリングに合わせ0~15°調整可能。
角度の決まったクリートと違い、調整の自由度が高く
左右独立して無段階に調整可能。
そして、世界唯一の両面踏みロードペダル。
■SPD-SL / シマノ
全国のサイクルショップで取り扱っていると思うので、まずはシマノかな?
グレードも複数あるので、予算に合わせ検討できます。
■KEO BLADE / LOOK
スキーのビンディングメーカーでもありますね。
自転車では、ペダルをはじめ、フレーム(カーボン)、ハンドルバー、ステムなどアクセサリーも手掛けている。
■XPRESSO 7 / TIME
スキーのビンディングメーカーでもありますね。
スキーに過大な力が加わるとブーツがスキー板からリリースするシステムを作り上げた。
ペダルの種類が多いので、自分に合ったものが見つかるかもしれない。
ビンディングペダルを選定するのに、暫くの間使ってみて判断ができるといいですね。(サドルもそれができるといいな。)
ちょっと難しそうですが。
ビンディングペダルもカスタムのひとつだし、ファッションのひとつでもあると思う。双方ともスポーツを愉しむ上で必要なモノ。ビンディングペダルの特性(安全に関する注意事項など)を理解した上で怪我のないように楽しみたい。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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