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kintoneアプリの開発は、外部開発で効率的に運用をスタートさせる!

先日、kintoneアプリ開発のご依頼を受け、アプリ作成の打ち合わせからアプリ作成、実運用まで効率よく立ち上げだいとの要望で、支援をさせて頂きました。
この記事では、アプリ開発を外部開発する際の進め方や、開発で工夫したところをお伝えしていきます🎵

こんにちわ❕❕
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部RPAエンジニアのちゃよです。

kintoneを選択した経緯

今回ご相談された内容とは『事務方の業務量が多い』ということ。
内勤者も外勤者も入力やチェック作業が多く、かなり工数を取られていました。
それに、必要な情報がすぐ見れるような運用になっておらず、データ抽出するにもまた時間がかかっていました。
チェック方法も目視で、ヒューマンエラーも続出。
同じ工程でも人によってやり方が違うので、ミスを引き起こす原因の一つですね。

この運用で、一番の問題なのは何か...!?

それは「情報がまとまっていない」というところです。
この問題解決にマッチしたツールがkintoneで、情報を「あつめる」「まとまる」、さらに情報に紐づいた「コミュニケーション」が取れるところに共感頂けました。

もちろんkintoneのアプリはローコードツールということもあるので、導入企業内でアプリ開発をしていくことが可能です。

ただ、初めて導入したツールを担当者の独学で使いこなして、アプリを運用をする事務の方、作業者が使いにくいものになってはいけないと考え、必ず作りたい主要のkintoneアプリについては、作成をお願いしたいと承りました。

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完成イメージの共有

まずは開発の原点❕❕
業務内容をヒアリングし、アプリの完成イメージを共有します。

これは開発したいものが、kintoneでも、他ツールでも重要な要件定義部分です。

今回はお客様に定義書を用意頂き、それに沿ってヒアリングを行いイメージを膨らませました。
お客様とすぐ共有ができるので、要件が形になっているとお互いの認識に齟齬が生まれず、開発スピードも上がる原因となりました!

また本件は、打合せから開発、完成したアプリの報告までの、全ての作業をリモートで行いました。
コロナ禍だからということもありますが、kintoneはクラウドです。
開発環境だけ整えばオンサイトである必要性はありません!

日本のどこからでも依頼をもらうこともできるし、時間を有効的に使うことができて、開発から導入のスピードも上がりました。

アプリ作成開始

今回作成したアプリは、大まかに2パターンに分けられます。

◆マスタアプリ
例えば、顧客情報や商品情報などをkintone上に作っておきます。
こちらのアプリは、シンプルが一番!
使用する情報・データが多ければ、アプリの数は増えても、細かくアプリ自体を分けて管理するのがシンプルな設計にしやすくメンテナンス作業が軽微になります。

さらに、入力していくデータは、一瞬面倒に感じても、なるべくマスタを作っておいて、新たに自由に入力できる情報をすくなくすることで、入力者によって記載方法が違うという事象をなくします。

このように入力データを、ある程度の規制を持たせていくことが、後々分析や会社の資産として活きるデータにしていくことに繋がります。

作業アプリ
こちらはマスタデータではなく、日々作業者様が入力してデータを蓄積させて運用していくアプリです。

作業アプリはとにかく入力を簡単に!ということを重点的に作成していきました。
今回特に、事務所で働く方ではなく、外勤者が利用していくアプリを作成したので、入力箇所を最低限にとどめたり、文字を入力させずに、プルダウンから選べるようにすることを心掛ける必要があります。

kintoneはモバイル版も対応しているから、どんな場所からでも社内の方と同じアプリの中で情報共有していくことが可能となり、業務効率を高めることができるのも特徴です。

作業アプリはこの他にも管理者が、作業員の現状と案件の数値を把握しやすいようにグラフを作ったり、アプリ同士を繋げて欲しい情報を1つのアプリで閲覧できるように工夫しました。

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問題解決のために・・・

さて、kintoneのアプリ開発ではフィールドによって開発ルールがあり、理想とする使用方法、運用方法に近づけるまでに、うまく表現できないことがでてくることがあります。

その時に便利なのが「プラグイン」です。
プラグインとは、kintonの標準機能では表現できないことを、再現してくれるオプション部品のようなものです。

こちらもノープログラミングでkintone側に取り込めば利用することができる優れものです🎵
(※プラグインを利用するには、別途料金がかかることがあります)

実際に、今回もいくつかのプラグインを活用して、お客様が便利に運用しやすいアプリになるように作成をしていきました。
プラグインだけでなく、一部JAVAscriptを利用してカスタマイズすることで、依頼者の理想に近づくこともあります。

今回はプラグインを使った方法と、標準機能の中で運用を工夫することで実現できる方法の2パターン選択肢がでてきましたので、依頼者とその都度相談しながらアプリ作成を進めました。

アプリを一旦運用できる姿に作り上げるところまでを実施しましたが、今後は内製化でアプリを運用していくことを目指していくことが重要です。

その運用・管理・メンテナンスがしやすいことも視野に入れて開発させて頂きましたので、お客様に最適なアプリのご提案ができたと自負しております!

業務の目的とするところは同じでも、作成方法にはいくつかアプローチ方法があるのも、kintoneのおもしろさです。

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最後に

アプリの作成が終わったら、アプリを使っていく作業者と、情報を閲覧していく管理者、関わる方に集まって頂き、kintoneアプリの使い方説明会を開きました。
操作方法に迷いがないように作成できていたので、入力方法や使い方の質問はなく、すぐに理解いただけました!

見た目が分かりやすく、直感的に操作できるのがkintonの良さですね!

最後に皆様から、「もっとこうやって連携したい!」「外部の取引先からアクセスさせることはできないか?」「こんなアプリどうかな?」など様々な意見がでてきました。

基本的な基盤となるアプリを作成させて頂いたことによって、皆様の中でkintoneの展開イメージが湧いたようでした。

これからもっとkintoneを育てていってくださることと思いますし、また開発の相談も頂けると嬉しいです★!

それでは、最後までお付き合いありがとうございます🎵
また次回お会いしましょう~~。

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