【エンジニアのひとりごと】意識するということ #12
こんにちは!
週に1日も暇がない時以外は月1更新を継続しようということで、
今回も月1更新してます、ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部
RPAエンジニアの、りっさんです(*‘∀‘)
ITに関連する話題や、支援等で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、ひとりごと的に行なう12回目。
今回は、「意識するということ」です。
先日の研修でもありましたが、これまでのサポート時にもよく、
「どうしたら業務自動化作成ができるようになりますか?」
というご質問に対する、回答…というのでしょうか、
個人的にしてきたことを記載していきます。
①「作業の全体像」を意識する
業務マニュアルがあるか否かにかかわらず、
「実際に業務の開始から終了までをなぞって操作」し、
「全体像を意識する」ことからはじめます。
記憶するだけでは忘れることもあるため、手順を残しておきます。
こうすることで、「今何をしているのか」「次に何をするのか」等、
常に現在と先のことを意識をしながら作業に集中できます。
②「作業の痕跡を残すこと」を意識する
業務自動化作成をしていると、書き起こすことに集中するあまり、
その作業をしている「痕跡」を残し忘れがちです。
WinActorならば「ノードやグループのプロパティに作業工程を残す」、
Blue Prismならば「ステージやブロックの名称に作業工程を残す」、
といった具合に、各パート毎に作業の「痕跡」を必ず残しています。
そうすると、一定期間…例えば数か月、半年…経過して修正する場合でも、
「どの場所でどんな作業をしているのか」が一目瞭然となり、
記憶から抜け落ちていたとしても、その「痕跡」をたどることで、
何もないよりも格段に早く記憶が復旧できます。
③「作業のひとつひとつ」を意識する
最後は何をするにしても、「作業のひとつひとつ」を意識します。
全体像を意識することで「この作業は必要なのか、意味があるのか」を、
ひとつの作業毎に見直すことができます。
「この操作をしたときにウィンドウが表示される」ことや、
「この時は何を考えてこの結果になる操作をしているのか」といった、
作業の手順のひとつひとつにフォーカスすることで、
より正確な、正しい操作を自動化することができます。
「当たり前で面倒なこと」ばかりではありますが、
この「意識すること」が、構築のヒントになると考えています。
最後に、個人的には色々な物事にチャレンジしてみるのもお勧めです。
新しい何かに振れることで、その物事のルールや振る舞い、
全体像や知っておくべきことやらなければならないこと等、
様々な「意識すること」のヒントが得られます。
新しいツールやインターフェース等に触れてみることで、
さりげないかもしれませんが様々な選択肢を得ることができ、
このことが何気ない気付きに繋がります。
来年は何にチャレンジしてみようかを考えつつ、
皆さまよいお年をお迎えください🎍
キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!
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