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【エンジニアのひとりごと】AIを考える#39

こんにちは!
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部
RPAエンジニアの、りっさんです!

ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行なう39回目。
今回のひとりごとは、「AIを考える」です。

ChatGPTから始まったAIムーブメントについて、個人的にどんな展開になっていくのかを考えてみました。
あくまでも個人のいち意見としてご覧いただければ幸いです(^^)

1.イン・アウトプットタスクは発展拡大!

単純にインプットした情報、データに対して、「正解が確定しているアウトプットを出力するタスク」においては、経年によって精度が上がるはずですので、これまでの課題を解決できる可能性があると思っています。

例えば、業務に関する問い合わせ、サービス利用に関する問い合わせ、何かを行動する際にとるべき選択肢、思考パターンから正解可能性の高い行動の提示、等…。

このような「指標を提示して大・中・小分類に分類できるようなタイプ」であれば、該当する、あるいは近似項目でパターン分けを行うことができ、それを回答として取得することで、問題の早期解消が期待できます。

現状の機能でパッと思いつく発展拡大が進みそうな方向性はこの部分ではないかと思います。

2.過去の選択肢にないタスクは疑問符?

AIの特長として学習するためのデータが大量に必要となるため、「過去のデータから導き出す予測としての結論」は出力できても、「過去にはない、新たな方向性の提示」は出力が難しいのではないか?と思っています。

そもそも、そのような方向性では活路を見い出していない、とは言わないでくださいませ(笑)

個人的には「未知への発展が活路を見い出す」と考えていることもあるからか、「生産性を拡充する」方向に技術革新して欲しいと思う反面、AIは社会人あるあるの「探す時間を短縮する」という方向性、いわゆる「かかるコスト(主に時間)を低減する」ことが得意な印象があります。

もちろん、それはそれで良いことなのは間違いないですが、「生産性を向上するアイデアを創出する」という意味で捉えるならば、もう少し何かが必要ではないか…とぼんやりイメージしています。

そのため、現時点でのAI活用は、AIに学習させられる過去の情報から、短時間で最適解の参考とする「スピーディーな意思決定の補助」と捉えると良いのではと考えています。

「面倒で時間のかかるコトやモノはAI」が、「それらから情報を得てアイデアを振り絞るのが人」が、と考えると、バランスよく共生できそうですね。

AIにアイデアを創出して欲しいと考えてしまうのは、SFや創作を見過ぎたせいで期待し過ぎているだけなのかもしれません(笑)

3.革新的な「何か」が起こる期待

現時点では、人がAIをうまく利用して有の情報を精査、最適解を導き出して参考とすることで「短時間で意思決定ができる」方向で活用し、人は「無から有を生み出す」ためのアイデア、シナジー、現状あるものの中から新たなる次の手を考えて、そのアイデアをAIで更に深化させる…そんな相互作用がAIで実現できたら…と思います。

AIによる「無から有を生み出す」機能については、それこそ昨年のChatGPTに匹敵するような「革新的な何か」が起き次第、その結果に合わせて次のステップに進めるように心づもりだけはしておく、というくらいで良さそうな気がします。


考えていたことをふわっと文章にしたものですので、そこまで煮詰めて考え抜いた訳ではありませんが、AIにまつわる期待と現状、今後のイメージの参考となればと思います(*‘∀‘)

進化のイメージを念頭に置いて作業に当たるか否かでは、その後の選択が変わる可能性もある…そんな技術確革新を期待する今日、この頃です。

以上、キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!

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