【オフィス紹介】AnyMind Japan株式会社(六本木)
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オフィスのこだわりやワークプレイスの取り組みについて、AnyMind Japan株式会社さんに伺いました。
── オフィスの感想を教えてください!
六本木ヒルズの現オフィスへの移転は、人員増加に伴う拡張が目的でした。面積を倍以上に増やす、大がかりなオフィス移転となりました。想定外だったのは、移転計画の途中でコロナの流行が始まったことです。周囲がどんどんオフィスを縮小したり移転を見送る中、当社も移転の方向性について非常に迷いました。ですが、中長期的な目線で考えると、規模の大きなオフィスはやはり当社に必須であると思い、予定通り拡張移転を決断しました。
人数が増えても集まれる広さのあるオフィスは、快適なだけでなく、当社のValueの一つである「Be Open」の体現にもつながっています。AnyMindは東南アジアでスタートした明るい雰囲気の会社なこともあり、メンバー同士の親密なコミュニケーションを大切にする風土です。オフィスが以前に比べ倍以上広くなったことにより、バーカウンターやオープンスペースも用意できましたし、社内イベントも開催しやすくなりました。活発なコミュニケーションは組織に勢いを生み、事業加速の原動力になっています。
── 内装のポイントを教えてください!
最もこだわったのは、エントランス入ってすぐのオープンスペースです。景観の良い大きな窓が印象的な、明るい雰囲気のエリアです。このスペースにはテーブルやチェアだけでなく、ソファやバーカウンターも設置しました。ほとんどのものは動かせるようになっているので、カジュアルなやりとりから大人数の集会まで、様々な場面で利用されています。コミュニケーションのハブになるようにと設計したエリアなので、日々様々な使い方がなされているのを見るのが嬉しいです。日常的に行き来するエリアなので、Valueのポスターも飾っており、いま自分がValueに寄り添えているかを普段から問いかけられるようにもなっています。
オープンスペースの他にも、個室ブースや作業用スペース、会議室も充実しています。気分や用途に合わせて、業務環境やミーティング場所を選べるようになっています。海外拠点とのオンラインコミュニケーションも多いため、全ての会議室やブースにモニターなどの設備を完備しています。
また、現オフィスに移転する際に写真や動画撮影用のスタジオスペースを新たに設けました。インフルエンサーやYouTube関連の事業が成長していた中で、自社内に撮影スタジオを設けたいというのも、移転の理由の一つでしたね。スタジオは全部で4部屋あるのですが、稼働率はかなり高いですね。グリーンバックや照明、小道具なども完備されている本格的なスタジオなので、所属インフルエンサーの撮影だけでなく、クライアントや自社D2Cブランドのクリエイティブ撮影、自社の採用コンテンツの作成などにも使用されています。
── ワークプレイスについて、大切にされていることを教えてください!
オフィスのコンセプトでもありますが、メンバー間のコミュニケーション、特に対面でのやりとりを大切にしています。事業部や拠点を越えてコミュニケーションをとり、お互いを知ることで仕事がしやすく、新たな事業に関するアイディアも生まれやすくなると思っています。
そのため、オフィス自体にもコミュニケーションを促進する仕掛けがいくつかあります。まずバーカウンターですが、19時以降は自由に利用OKというルールで運用しています。社外のお客さんや海外拠点のメンバーが来た時なども、気軽に「飲もう」と誘えるので重宝しています。ここで生まれた新規ビジネスもたくさんありますよ。またバーカウンターでは社内イベントも開催しています。母語に関係なく英語だけで話す「English Only Bar」は人気ですね。また、月末最後の金曜日に行われる「TGIF」という飲み会でもバーカウンターを活用しており、全体的に見ても毎月少なくとも2~3個はバーカウンターを活用したイベントを開催しています。
他には、各執務エリアに設置している大型ディスプレイもコミュニケーションのきっかけになっています。ディスプレイでは、社内でアワードを受賞したメンバーのコメントや、新入社員のプロフィール、社内の最新情報などを常に流しています。こういった情報に常に触れて、メンバー同士で声をかけあう事は、バリューの一つである「Stay Updated」を体現することにもつながっています。
加えて、コミュニケーションが促進される会や制度も充実しています。オフィシャルなものでは、日本メンバー全員での朝会(週に1度)や締め会(月に1度)、全世界13ヵ国・地域19拠点を繋げての全社会議(月に1度)、全社納会(半期に1度)などがあります。これらの会議はオンラインも合わせたハイブリッドで行っていますが、オフィスから参加しているメンバーが大多数ですね。
また、「ライトニングトーク」という5〜10分ほどの短いプレゼンを通したカジュアルな情報交換や事業部を超えた交流の場を設けています。テーマは、「ふるさと納税について」「旅行について」「ペットについて」など様々で、「異業種交流会」をテーマとした会では他社の方も招いて情報交換をすることもあります。
そのほか、誰でも設立・入部ができる部活制度や、中途入社メンバーの同期会、新入社員のウェルカムランチなど、様々な試みを通じてメンバー同士のつながりを深めています。中でもユニークなのは「ファミリー制度」でしょうか。新卒社員が事業部を越えたつながりを作れるように、複数の事業部メンバーと組んだ「ファミリー」を作り、ランチに行ったり相談に乗ってもらったりする制度です。他事業部の先輩だからこそ話しやすいこともあると、好評な制度です。
こういった制度やイベントの取りまとめは、各事業部から集まった社長室直下の「Culture Development Team」が行っています。おかげで、現場の声が反映された良い企画がたくさん生まれています。また、この組織自体が組織の横断システムにもなっていますね。
また、対面だけでなく、オンラインのやりとりも活発です。オンラインでは基本的にチャットツールを利用しています。全体的に、事業部や年次に関係なく、発信したいことをフランクに言える雰囲気で、カジュアルなオリジナルスタンプを使ったリアクションなども活発です。ただ当社の場合は、オフラインで顔を合わせて話す機会が多いことがオンラインでの活発なコミュニケーションに活きているように感じます。よく知っている相手だからこそ、顔が見えなくても安心して話ができているのではないかと思います。
「雑談は会社の成長につながる」「コミュニケーションからビジネスは生まれる」と、CEOをはじめ当社のメンバーは思っています。話しながらぽろっと出たアイデアがビジネスに育つことが日常的にある会社です。いかに質の高い情報を早く得られるかが勝負の業界でもあります。オフィスが大きくなって人数が増えると、部署や年代を超えた多様なコミュニケーションはどうしても自然発生しづらくなりますが、オープンスペースやイベントを有効に活用し、今後もコミュニケーションの促進を図っていきたいと思っています。
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── 取材へのご協力ありがとうございました!
(執筆:呂 翔華/写真:AnyMind Groupさまご提供)
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