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お金の向こうに人がいるという良書を読みました
インフルエンサーまきこさんにインフルエンスされて、お金の向こうに人がいるという本をKindleしました。私はアメリカに大学で一応経済学を学んだ身。経済学大好きなのですが、この本は、そういう視点があったか!と新たな学びをくれました。
でもお金の先に人がいる、働いてくれる人がいるっていう感覚は私も覚えがあって、社会人1年生、アメリカの大学を卒業してボストンのキャリアフォーラムでとある外資系アセットマネジメント大手に就職し、東京オフィスで仕事を始めた時のこと。レポートとかマーケティングの冊子を作製していて、ああ、これまで目にしていた世の中の全てのものは、こうやって人が一つ一つ作っているのか!!と実感した瞬間がありました。
私は学生のころからお金を払う時には、働いてくれている人に「有難うございます」と言ってるんだけど、最近は本当の心から、有難うと思うようになった。スーパー、コンビニ、レストラン。あなたたちが働いてくれているから私たちはこのサービスを享受できる。本当に有難う、と。
特にマンションの掃除をしてくれている管理会社のおばちゃんとかにはプレゼントを贈りたいぐらい感謝しています。(贈れよ)
この本を1周して読んで、私が今考えているのは、アメリカの量的緩和はどこに当たるんだろう、ということ。これはアメリカの「全体」のお金が増えているっていうことでいいのかな。そのお金を使って回して、ローンを組ませたり、新しい家を建築してもらったり、工場に機械を設置してもらったり、新しいソフトウェア入れたり、と働いてくれる人を増やしてるんだな、というところはなんとかたどり着いた。アメリカは労働力があるから強いよな。でも今アメリカもその労働力がたぶんもうマックスいったぽい。やっぱり今、ここがTipping pointのような気がします。