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砥部焼をご存知ですか?
上の茶碗の写真、愛媛県名産の砥部焼、『イッチン技法』、大西陶芸所属の久美さんの作品です。
美しい…。毎日使いながら、洗いながら、ためすがえす見とれております。
『イッチン技法』とは、簡単に言うと、
あのー、チョコペン、ってありますよね…バースデーケーキのお誕生日プレートなどに文字を書くやつ。実際に書いてみると、フニャフニャな文字になりがちで、きれいな線を描くのは案外むつかしいもの。そういう感じで、指先の微妙な感覚で、図案を描き出す技法です…力加減、緩急、など繊細な手仕事の結晶。
それが、なんと…一つ2200円!技術と手間を考えれば安いものです😊
実はわたし、今から20年くらい前に、愛媛県の砥部焼の販売店で働いていました。当時は、砥部焼は身の回りに溢れてて、お店で見つけた好きな作家さんの作品を、少ない給料の中から、少しずつ少しずつ買い足していました…😊
大西陶芸の白石久美さんの作品も、若い頃からずーっと欲しくて、でも、なんだかタイミングを逃してて、大西陶芸さんのイッチン技法ではない作品を買ったり、違う窯元の作家の作品を買ったりして、なかなか手元に届いてませんでした…😥
ここ数年来、
次に、愛媛県に行った時に買おう!
と、思いながらなかなか実現せず…
今年、やっと、久美さん作、イッチン技法の気に入ったお茶碗を2つ買えました✨😂✨
デザインもすてきなんですけど、さわりごこちがやわらかい。お茶碗を口につけたときのくちあたりもやわらかくてあたたかい感触なのです。
茶碗洗うときも、手ざわりがやわらかい。
砥部焼は、一般的な安価な食器と比べて厚みがあるため、手に持ったときの感覚が独特です。そのため、若干重みはありますがとても丈夫で割れにくいです。
ちなみに、砥部焼販売店勤務中に買った砥部焼は30年以上使ってますが全く欠けず割れず…すごいぞ砥部焼。
ホームセンターなどで売ってる物と比べて、値段は安いものではないけど、30年使えるとは…!
コストパフォーマンス高し✨
陶磁器が好きなので…いろいろな産地の食器を使いましたが、結局、砥部焼ばかり使うようになりました。中年になると…子どものころから馴染んだものに還っていくのでしょうね…。
砥部焼は基本的に、白磁器に呉須(藍色)の絵付け…というシンプルな食器なので、主張しすぎないため料理とぶつからず、使いやすいんですよね。何でも合う。
わたしは砥部焼愛があるのでこういう記事を書きましたが、これを読んでくださるみなさんにも地元のお気に入りがあると思うのです😊
みなさんもnoteなどでお気に入りのお話をきかせてくださいね💐
お気に入りにかこまれて暮らすと、心がなごみます…😊
🏝️お気に入りを癒しアイテムにして、たのしく暮らす🏝️
🌿これが最近の心もちです🌿
ではまた〜🙋
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇