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無駄なことはない、引き出しに全部しまえばいい
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
「これまでやってきたことをやめて、新たにこれをやり始める。これまでやってきたことって、なんだったんだろう、無駄だったなって思うんです。」と言う人がいました。
それは違う。
これまでがあるから今の自分がいるんだから。
無駄なことなんてない。
現在の自分は過去の自分の積み重ねであり、未来の自分は、どんな現在を積み重ねるかで決まる。
体験を自分の引き出しにしまっておけるようになると、今やっていること全てが、これからの自分にとっての投資になります。
やったのに役に立たず、「せっかくやったのに」と思うことがあっても、その体験をしっかりと自分の引き出しにしまっておきましょう。
これまでの自分を思い返しても、アウトプットに対して全てのインプットや準備が直接的に役に立つわけではなかったと感じます(間接的には役に立ってる、周到な準備がアウトプットを支える土台になるので)。
中には、成果に繋がらないアウトプットもありますが、そういう体験も引き出しにどんどんしまっていきます。
とにかく、意識的にいろんなことを引き出しに入れていけば、その引き出しを開ける時がいずれ訪れるかもしれない。
自己認識を深める際に、「過去の事実を棚卸しよう」と伝えています。
下の画像では、「成果があればあるほど、引き出しに入れる事実が増える!」と書いていますが、もう少し詳細を書くと、「成果が多いということは、チャレンジしている数が多くて、より多くの失敗を重ねているということ。成功体験だけじゃなくて、失敗体験も事実として引き出しに入れるものが増える!」ということです。
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”Connecting the dots”
「点と点をつなぐ」
byスティーブ・ジョブズ
まずは自分に点をつくらないと、つなぐこともできません。
この点は、体験です。
体験するには、行動が必要です。
行動して、その体験を引き出しにしまって、未来の自分にバトンを渡しましょう。
「何のためにやってきたんだ・・・」と思うこともあるかもしれません。
一生懸命に取り組んできたのに、先輩や上司が認めてくれない、受け入れてくれない、話も聞いてくれない。
そうすると、自分を否定してしまうこともある。
でもその時に、こう考えてみましょう。
「何のためにやってきたんだ?認められるためか?」と。
認められるためにやってきたんだとしたら、これからの目的意識を変えるキッカケになるでしょう。
これからは、自分の未来のために取り組めばいいんです。
目的を自分の未来に据えて、その過程に、成果があり先輩や上司に認められることがある。
そうすれば、無駄なことが1つもないことに気づきます。
未来をつくるのは自分であり、今の積み重ねでしか未来の自分はつくられませんから。
自分の能力が上がれば、それは結果的に一緒に働く仲間のためになり、チームや組織のためになります。
目的を自分に起因する何かに据えることができれば、周りの誰かや何かに左右されずに、日々を過ごすことができます。
そして、自分に視点を置くことができれば、全ての体験が自分の未来につながるという意識を持ちやすくなります。
体験を引き出しにしまって、未来の自分につなげましょう。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。