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日々の積み重ねを状態目標に繋げよう(すいません、ほぼ日の経営。)

心をラクにするワークライフハック

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

こうなりたい(自分への期待)
こうなってほしい(相手への期待)
→こういうのって、とても大切だと思います。

自分の成長においては、自分で未来の状態目標を立てましょう。

誰かの成長に伴走してるなら、その人の状態目標を立てましょう。

ゴールが定まっていたら、そこに向かうプロセスはいくつもの方法があります。

状態目標を定めずに、日々の行動目標だけを定めていたら、「あれ、この行動って何に繋がってるんだっけ?」と思うかもしれません。

「今のあなたはこれだけやってればいい」というマネジメントをする人もいますけど、その方法には限界があります。

当人の主体性が出てこないので、最初は「はい、わかりました」となるかもしれませんが、その状態は長続きしません。

個人が日々を生きる上でも、健康的なマネジメントではありません。

まずは状態目標を決めて、その状態になるために必要な要素を結果目標として定め、その結果を達成させるために必要な行動を決める・・・この順序で目標を設定していくと、目的を見失うことなく、個人の主体性を発揮しながらいくつもの選択肢を生み出せる可能性が高まります。

※各目標の設定方法について

自分の仕事に当てはめることもできれば、キャリアに当てはまることもできます。

キャリアは、日々の行動の積み重ねで決まります。

だから、「今やってることは、なんのためにやってることなのか?」という問いを立てた時に、自分なりの目的を言語化できないと、自分の人生を主体的に生きている状態とは言えないかもしれません。

「仕方ないんだ・・・」と、あたかも自分ではコントロールできない環境に身を置いているかのように今の自分を捉えている人も多いですけど、そんな人生を送らないでください。

未来の自分は、今の自分が何を積み重ねるかで決まりますから、「今やってることって未来の何に繋がってるんだ?」ということをまずは考えてみましょう。

自分としては、「こうなりたい」という状態目標を決めておけば、仮に今やってることの意義を言語化できなかったとしても、何かのキッカケがあって「こういう意味があるのか」とか「こう繋がりそうだな」という腹落ちをするかもしれない。

「今やってることが未来の自分にどう繋がるか?」というのは、仮説にしかすぎません。

だから、「こういう意味がある」と思っていても、「やっぱりこっちの意味づけの方が合ってそうだな」と思うようになることもあるし、「これって意味があるのかな?」と思っていることでも、「こういう意味がありそうだな」と思うようになることもある。

状態目標を定めて、以下のプロセスさえ理解しておけば、「どんな行動が必要かな?」って考えながら日々を過ごせるので、それだけでも人生の充実度は上がっていくはずです。

自分で自分の人生をコントロールしていると実感できれば、心もラクになっていくでしょう。

「何に繋がるかわからないけど積み重ねていることがある・・・これは目的と関係しますか?」という学生がいたので、以前にこんなメッセージを送ったことがあります。

「ゴールがある場合もあればない場合もある、それも良しだと思っている」という意見には僕も共感します!
何に使うかわからない知識でも、その知識があることで、見えるものや考えられることが後から出てくることは沢山あるので。
これも目的です。
「いろんな知識があることで、具体的には表現できないけどいろいろな何かが見えている状態」というゴール(状態)があるわけですよね。
つまりこれは、「ゴールや目的もなくただ単に時間を潰してるだけ」ではなくて、何かしらの状態目標がある状態です。
僕の中では、点を増やす目的で臨んでいます。
点を増やすことで、何かのタイミングで点と点が線になり、何かのタイミングで線と線が面になり、何かのタイミングで面と面が立体になることを知っているからです。
その状態になると、アイデアが溢れて、仕事や私生活がより豊かになる状態になるので、何に役立つかわからないインプットを大事にしてる感じです。

状態目標を掲げることは、とても大切です。

『すいません、ほぼ日の経営。』という本には、このようなことが書かれています。

仲間にはこう育ってほしいと伝え続ける
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◆ほぼ日に人材教育のようなものはありますか。
◆糸井:制度はないけれど、ぼくも仲間を頼りにしたいわけで、教育というよりも、じぶんの仲間にはこう育ってほしい、こういう人になってほしいということは伝え続けています。
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◆ほぼ日には、おおよそ何歳になったら課長、その次は部長。そうなれなかったら出世競争からはずれる、といったキャリア設定はないし、管理職向けの研修制度などもないわけですね。
◆糸井:はい。成長やステップアップは人によってまったく違うことですから、それぞれでいいと思うんです。たとえばうちには、三年ぐらいの間、海に向かって石を投げるように過ごしていたという人もいます。ぼくは、彼が楽しく働いていると思っていたけれど、彼は「毎日、つらかった」と。じぶんがなにもできないという気持ちで、「ばかやろう」と石を投げていた。それがあるときから、なにかできるような気がしはじめたと言うんです。やっぱり、成長は人それぞれですね。その話を本人から聞いたときはびっくりしました。

心をラクにするキッカケ

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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