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大変なことをするには習慣に勝さる手段はない(やり抜く力)

心をラクにするワークライフハック

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

自分にとって必要な習慣とはなんだろう?

習慣というのは、最もラクに自分をコントロールできる手段なので、身につけてしまったら、もうこっちのものです・・・自分で自分の人生をコントロールできる一歩目という感じ。

『習慣化できる能力』は、何かを達成させたり、どこかに到達する上で、必須の能力だと思います。

習慣を変えないと人生は変わらない

心が変わったと思っても、行動が変わってないなら心は変わってないということだし、行動が変わったと思っても、習慣が変わってないなら行動は変わってないということ。

「習慣になってること?ほとんどないです」と答える人がいますけど、実は無意識のうちに習慣になってることってあったりします。

わかりやすいのは、「いつもこの時間になったらご飯を食べる、お風呂に入る、布団に入る」とかですね。

これらは自分の人生を組み立てる上で必要なことであり、習慣になってることなんだけど、無意識にやってるから「習慣としてやってる」といえ意識がないだけ。

ご飯の食べ方、お風呂の入り方、眠り方だけでも変化させたら、人生は変わりますからね。

無意識に習慣としてやってることを意識化させて、習慣を変えたなら、結果的に人生は変わっていくでしょう。

「意図的な練習」を最大限に活用するための第2の提案は、「習慣化すること」。具体的に説明すると、「意図的な練習」を行うために、自分にとってもっとも快適な時間と場所を見つけることだ。いったん決めたら、毎日、同じ時間に同じ場所で「意図的な練習」を行う。なぜなら大変なことをするには、「ルーティーン」にまさる手段はないからだ。私自身の研究も含め、多くの研究によって明らかになっているとおり、毎日同じ時間に同じ場所で練習するのを習慣にすれば、重たい腰を上げなくても、しぜんと練習に取りかかることができる。

引用:やり抜く力 GRIT(グリット)
人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

自分にとって必要なことの中に、「嫌だな」「面倒だな」と思うことがあるなら、習慣にしてしまえばいいんです。

「勉強が嫌だ」
「学校に行くのが嫌だ」
「仕事が嫌だ」
「会社に行くのが嫌だ」
「練習が嫌だ」
「本を読むのが嫌だ」
などなど・・・

子供からも大人からも聞こえるこれらの声を聞くたびに、「嫌とかじゃない、自分にとって必要ならやるしかないでしょ?」と思います(人によっては言葉として伝えます)。

子育てをしてみてわかったことがあります・・・それは、赤ちゃんの頃って「何もかもが嫌だ」ってこと。

ご飯を食べるのも、歯を磨くのも、お風呂に入るのも、寝るのも嫌・・・とにかく泣いて、暴れます。

そこで思ったのは、「嫌だという感覚は、知らないことやわからないこと、慣れてないことへの拒絶反応なのかな?」ということ。

慣れちゃえば・・・ご飯も食べたいし、歯も磨きたいし、お風呂にも入りたいし、寝たいし・・・それが自分にとって良いことであり気持ちの良いことだとわかってくるので、『嫌なこと』から『好きなこと(やりたいこと)』になっていくんです。

だから僕は、「仕事が嫌、勉強が嫌、本を読むのが嫌って言うけど・・・嫌だと思っているそれを、自分の習慣に組み込んでますか?」と問います(前提として、「やらなきゃいけない、やった方がいい」と自分で自覚してるにも関わらず、「嫌だ」と言って逃げようとしてる人に対して)。

続けて、「嫌なのはわかったし、嫌ならやめてもいい。だけど、やめられない事情があるなら、やるしかないでしょ?だったら、習慣にしちゃお」と伝えます。

上記の引用部分にある通り、大変なことをするには、ルーティーン(習慣)に勝さる手段はないんです。

「大変だ、嫌だと思っているんだけど、それは自分の人生にとって大事なことだから、やるしかない・・・だったら、最もストレスなく、自然とやれる状態になったらいいよね・・・よし、習慣にしちゃおう。」という流れを、最初は誰かに導かれないとできないかもしれないけど、自分でできるようになったら、とても良いですね。

これこそ、『習慣化する能力が高い状態』です。

僕自身、習慣はとても大切にしています。

「次は何をしようかな?」という余白の時間ができるのがもったいないので、いつも変わらない習慣で日々のスケジュールを埋めるようにしています。

ただ、習慣というのは、変えていくことができます。

例えば、「今までは朝7時に朝ご飯を食べていたけど、朝5時に朝ご飯を食べるようにしよう」と、変えることは自由ですし、2時間ズラしたことによって、その時間の前の習慣も後に続く習慣も変わっていくはずなので、習慣の変化は生活の変化に直結して、最終的には人生を変えていくわけです。

大切なのは、目的を持って習慣を変えることで、「なぜこの習慣を見直すのか?」という理由を、自分の中で考えるんです。

「朝ご飯を2時間早めたいと思ったのは、9時から仕事を始めるから、7時に朝ご飯を食べると9時くらいに眠くなってしまう・・・だから、5時に食べよう」と思ったのかかもしれないし、なんとなく「朝早くに活動を開始したくて、活動のスイッチが朝ご飯だから、5時に起きてすぐに朝ご飯を食べてみよう」と思ったかもしれない。

目的はなんでもいいんです。

大切なのは、「なぜこれをやろうと思ったのか?」を自分で考えて、周囲には「なんだその理由」と思われるかもしれないけど、「自分なりには意味がある変化なんだ」と思えることです。

変化を起こしてみないとわからないですからね。

「調子が悪いなぁ」
「なんかついてないなぁ」
という感覚が続くなら、習慣を変えてみるといいかもしれません。

「あれやりたいなぁ」
と思うことがあるなら、習慣を変えるしかないないです・・・「やりたい」と言って永遠に「やりたい」と言い続けてる人は、心も行動も習慣も変わってないからできないんです。

習慣を変えるのは、結構大変です。

意志がないと、できません・・・だって、変えても変えなくても、誰にも影響がないから。

自分がやるかやらないかってだけなので、自分で自分を律することができるかどうかなんです。

やりたくてやれてない方があるなら、思い切って習慣を変えてみてください。

「やろうと決めたことをやり切れない、どうすればいいのか?」と悩んでるなら、この本を読んでみてください。

良いキッカケになるはずです。

心をラクにするキッカケ

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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