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自分は何に誰にどんな影響を与えているのか?(人生の意味)

心をラクにするワークライフハック

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

自分は何に誰にどんな影響を与えているのか?

これはまさに『人生の意味』を考える問いであり、生きていく上では向き合った方がいい問いだと思っています。

先日、家で仕事をしていて、ふと思ったんです。

自分が生きていることで、
「誰にどんな影響を与えているのか?」
「誰にどんな影響を与えたいと思っているのか?」
ということを。

先日は、「仮に仕事をしていなかったら?」ってことを考えると、自分の欲を満たすためだけの人生になって、それは何かを消化するだけの日々であり、生きがいを見出しにくいだろうな・・・なんてことも考えました。

ただ、「生きてるだけで丸儲けだよ」って考えにも共感できます。

親からしたら、自分の子供には「健康で生きててくれたらそれでいい」と思うわけだし(この感覚は僕だけじゃないはずだけど、共感できない人はごめんなさい)、子供が生きててくれたらそれだけで親としても「頑張ろう」「自分も健康で長生きしよう」と思えるから。

ってことは、仕事とか関係なく・・・
自分が生きていることで、
「誰にどんな影響を与えているのか?」
「誰にどんな影響を与えたいと思っているのか?」
ということを考えると、自分の『人生の意味』ってのが見えてくるのかもしれない。

『バカの壁』にこんな文章があります。

【人生の意味】
フランクルは、強制収容所といういつ殺されるかもわからない状況下で、「生きるとはどういうことか」という意味について考えてきた。そして彼の人生の意味は「他人が人生の意味を考える手伝いをする」ことでした。
ガンの末期で寝たきりになった患者にとっての生きる意味を彼は問います。医者によっては、そういう人にはもはや生きる意味は無い、と判断するかもしれません。しかし、フランクルはこう考えました。「その人が運命を知ったうえで取る態度によって、周囲の他人が力づけられる」という意味があるのだ、と。
人生の意味、という問題は、今でも非常に重要です。人生の意味について考えていくことが、個人にとっても共同体にとっても、非常に必要なことなのではないか。
現代人においては、「食うに困らない」に続く共通のテーマとして考えられるのは「環境問題」ではないでしょうか。環境のために自分は共同体、周りの人に何が出来るか、ということもまた人生の意味であるはずなのです。
共同体が機能している時には、人間同士の貸し借りそのものがある種の人生の意味たりえた。生きていくうえでは何らかの付き合いがあって、そこではどうしても貸し借りが生じる。
何か借りがあれば恩義を返す。そこには明らかに意味がある。教育ということの根本もそこにあって、人間を育てることで、自分を育ててくれた共同体に真っ当な人間を送り出す、というととです。
そしてそれは、基本的には無償の行為なのです。

『人生の意味』ってのは、人によっては言語化が異なっていいと思います。

上記の引用部分にある通り、
「他者に勇気を与える」
「環境問題に貢献する」
「次の世代に還元する」
などなど・・・いろんな視点があっていい。

とにかく、自分が生きていることで、
「誰にどんな影響を与えているのか?」
「誰にどんな影響を与えたいと思っているのか?」
ということを考えていけばいいんです。

「自分が生きてて、誰かが喜んだりすることなんてない」と思ってる人でも、自分がやってる活動(仕事も趣味も含めて)に注目してみると、何かや誰かの役に立ってるかもしれないから、自分の人生と向き合ってみましょう。

自分なりの『人生の意味』を見出すことができたら、それだけで生きやすさも生きがいも向上します。

イチローさんと王さんの会話にもある通り、自分のために本気になってやりたいことをやればいいんですけど、自分がやりたいことを本気になってやった結果、誰にどんな影響があるのかを考えてるからこそ、自分のために本気になれるんです(自分のためにやったことが、結果的に何かや誰かのためになる)。
※仮に、「結果的に何かや誰かのためになる」という視点を持っていなくても、たぶん、自分のエゴの先には『何かや誰かのためになってる未来』があるはずなので、考えてみましょう。

◆イチローさん「現役時代、選手のときに、自分のためにプレーしていましたか、それともチームのためにプレーしていましたか」・・・イチローは訊いた直後、ドキドキしていたのだと言った。
◆王さん(即答)「オレは自分のためだよ。だって、自分のためにやるからこそ、それがチームのためになるんであって、チームのために、なんていうヤツは言い訳するからね。オレは監督としても、自分のためにやってる人が結果的にはチームのためになると思うね。自分のためにやる人がね、一番、自分に厳しいですよ。何々のためにとか言う人は、うまくいかないときの言い訳が生まれてきちゃうものだからな

イチローさんも王さんも野球界を代表する方
(記事はこちら

自分なりに『人生の意味』を考えて、物足りなさや理想からのギャップを感じたなら、何か変化を起こしましょう。

自分なりに『人生の意味』を考えることがキッカケとなって、新しい何かを始めるのもいいかもしれませんね(「何かやりたい」とウズウズするかもしれませんし)。

心をラクにするキッカケ

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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